となみ織物の五代目のブログです。『帯』や『織物』を作るメーカーですので、内容はモノづくりが中心になっていると思います。自分で読み返して結構納得することもあります。

五代目日記 > モノづくり業 > しぼの色味

2013年12月02日

しぼの色味

 

今、しぼ織の配色を行っています。

 

その中にも、複雑な紋意匠で緯を交えながら、作り上げるものもありますが、
今掛かっているのは、シンプルに地と上にのる箔の色を決めるだけというものです。

このシンプルなモノというのは、色によって随分と雰囲気がかわりますので、
結構帯や柄を見慣れた方でも、『違う柄?』と間違えられて、横に並べてジックリ比較して
みないと気付かれない、そんなものでもあります。

 

柄の目出しを何色か取ってみましたが、恐らく違う柄に見えてしまう。
というのが分かってもらえると思います。

 

shibo.jpg

しぼ織

 

配色は、この目出しを見て、この中からそのものを選ぶというのではなくて、
この中から方向性を掴んで(今回は例外的にバラバラですが・・・)、その選んだものを
トコトン詰めて、微修正して完成へと持っていきます。

 

今回は、右の柄でほぼそのまま行けそうなモノがありましたので、織り進めて行きたいと
思っていますが、この巾で見るのと、帯一本で見るのと、これまた雰囲気が大きく変わるので、
またそれはそれで、帯づくりならではの面白いポイントです。

 

もうどうしょうも無く、アイデアに詰まった時は、この何色も配色をした目出しを見ていると、
とんでもない物とか出てきますので、それがキッカケになって突っ切れることもあります。

 

今回のしぼ織配色は、普段使わない箔を沢山使いましたので、写真だけでは微妙なモノも
多いですが、今後色んな芽が出てきて、面白いモノづくりの元になってくれるかもしれません。

タグ: ,

Instagram

tonamiorimono

カテゴリ

バックナンバー

  • 仙福屋宗介
  • 仙福屋宗介
  • 仙福屋宗介

となみ帯

Facebook

LINE@はじめました
友だち追加

新着記事

五代目日記2冊目は、こちらです。 ⇒http://www.kyo-tonami.com/godaime2/…

今日が2016年の最終営業日でした。この一年、本当にあっという間でした。 年末のモノづくりは抑え気味と言いながら、今年も最後…

来年に力を入れていきたい、襦袢があります。さざ波の様な細かなシボが、生地全面に入った、手触り風合いの優しい白生地を使います。(生…

2ヶ月に1度位の割合で着物姿を撮影しています(前回は月心寺)。今回も本社向かい、徒歩3分圏内での撮影でした。 天候は曇り、たまに…

今年中には間に合いませんでしたが、間もなく完成の帯揚げです。 帯の意匠を使い、帯揚げらしく修正を掛けた図案の段階です。 ここから…

携帯サイトのご案内

QRコード

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...