2013年09月11日
ダテ型↔帯
昨日Facebookに載せていた『南蛮七宝/ダテ型バッグ』。
『ダテ型』
製作の際は、普通のバッグと違って、帯づくりと同じように、
着姿をイメージ(お太鼓)をしているような感覚で、帯の柄や裁断箇所を考えます。
また、使う帯地に合わせ、持ち手の革など色選択は、ほぼ帯づくり配色の延長ですし、
デジャブを感じながら、一度製作したモノに付け加えていきます。
通常は、帯があって、その柄が良く、『じゃ、バッグも作ってみようか?』
と製作に至りますが、偶然作ってみたバッグの柄が、キッカケになり、
『もう少し工夫しながら、帯や着物に活かせないかな?』
とモノづくりのやり直しの起爆剤になることもあります。
この神坂雪佳から製作しているのも、そうです。
『雪佳/海路市松』
以前一度、この柄でモノづくりを進めようとして(今も試行錯誤中)いましたが、
昨日この形のバッグが上がってきた時に、何かヒントになることが、
頭のなかをよぎった気がします。
南蛮七宝と、同じような製作方法では何か違いますが、
なんか出来そうだなぁ。。。
と、今日はまだそんな出だしのモノづくりです。