2013年02月05日
宮崎、鹿児島
日曜日と月曜日は、宮崎・鹿児島の産地見学へ行って来ました。
(鹿児島へは初めて行きましたので、思わず桜島の写真を何枚も撮りました)
他の産地と言えども
帯の相方となる着物ですがので、当然気になります。
つい最近までは、帯メーカーが他産地へ行くことは、
あまり頻度の高くないことでしたし、
そんなに必要のないことだったのかもしれません。
(特にうちに関して)
近頃は、取引もありますし
自分たちの帯をさらに引き立てるためにも、一緒にモノづくりを
することもあります(個人的に印象深いのは、南蛮七宝の大島紬)。
2日間みっちりと職人さんと話をさせてもらい、
ほぼどの産地も同じ問題を抱えていることが、よくわかりました。
(後継者、技術等々)
うちのいくつかの織組織も同じですが、目で見て、
これらの技術が少なくなって、若しくは無くなっていくのは、本当に残念です。
帯メーカーで、うちも同じ様な問題を抱えていますので、
そこの部分を改善していかなくてはいけませんが、
協力してできることも、して行きたいと思います。
モノづくり的に、
色目について全く同様の意見だったメーカーもありましたので、
不思議な感覚を味わって来ました。