2012年10月11日
泡いれてみました。
総紗縫のモノづくり、メインは『彩』シリーズで進んでいて、
色糸を上手く入れて華やか且つ上品な方向に進んでいます。
もう一つ、それとは違う方向で進めたいのが、
『総紗縫・黒』
以前も出てきましたが箔を黒に染めて、糸使いもベースの部分で変えた、
シリーズです。
→http://www.kyo-tonami.com/godaime/2012/09/post-1754.html
今回は経糸の上げ下げで少し調子を変えて、泡がプワプワと生地の中に
入ったように紋をつくりました。
『総紗縫・黒/対の月』
特殊なもじり織なので、下に置くとこの泡は沈んで、このように立てる
(お太鼓の状態になると)、動きによって泡が浮かび上がります。
このような感じで総紗縫の支流は、織りの面白さで、
こつこつコアなモノづくりをしていきます。
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