2012年09月15日
新しい色をさす
唐長文様南蛮七宝。
頭のどこかにはいつもあって、色をクルクルとイメージしています。
経糸が余ったり、南蛮七宝を織る際の延長で、新しい色を織ってもらいます。
今までも、帯だけでなく、着物でも配色をしていますので、
そうそう感じのいい色というのは、あまり作れないですが、
それでも繰り返せる時は、やってみます。
『南蛮七宝/紹巴織目出し』
今まで何枚も頂いた唐紙を参照に織っていますが、
織物にすると、経と緯という糸の関係上、思っていたのと、
ちょっと違う。。。
ということが多いというより、ほとんどの場合はそうなります。
それを乗り越えて繰り返すために、
あまり根を詰めて集中し過ぎるのではなくて、
いつも頭のどこかに置いておいて、
不定期ではありますが、ある程度定期的に色々とやってみると、
少しずつ、良い色のストックが出来ていっています。
今回は、そのうちの一回かもしれませんが、
中には、なかなかのモノも上がってきています。。。