2012年07月20日
やり過ぎ総紗縫。
少し前から取り組んでいるのが、
自分なりの総紗縫を作ろうと、四苦八苦しているというのモノです。
漠然としていて、最終のイメージしかありません。
こういう時は大概、失敗、失敗、失敗、しばらく放置、思い出して試験、
⇒成功!
となることが多いのですが、今回もその道を通っています。
落ち着きどころを通り越して、行き過ぎました。
地紋なんかは、とても良い感じで上手く行った感がありますが、
間違いなく、上の三日月で、総紗縫らしさは吹っ飛んでいきました。
(入れる緯の太さ、色の選択ミスです)
こういう失敗も、たまには笑い話で、
『ほら、前織って失敗した激しい月の目出し。』ということで、
記憶には定着していきます。
ただ、この目出しも、もう少し修正すれば、
とても良い帯になる素質を感じます。
今まではこういう所から、『名作の柄』が出てくることがあるので、
今後この柄に注目してみて下さい。
実際に『私好きだから、一本織りたいのですが・・・』
という声も聞かれましたよ。