2012年07月04日
撮影をしていました。
夏らしい小物が出来上がってきたので、
会社前で撮影していました。
ずーっと天気が悪く、雨でしたので、やっとです・・・。
(雨草履を撮っていれば良かったかな?)
『総紗縫の日傘』×『総紗縫(たいれつ金魚)』に合わせています。
帯の薄地と日傘の鳩羽が、同色ではない分、変化が出て、
後から写真で見ると、面白い効果になっています。
ちなみに、この金魚の帯を製作したのは、少し前ですが、
現在は、織るのを止めて、ほとんど廃盤状態です。
製作した際に、印象が強く、とても好きな帯ですので、
久々に見れて、嬉しいです。
そうそう、総紗縫の帯は限定〜本とはしていませんが、
どれだけの人気柄であろうと、程度の数を織ると、そこで織るのを止めています。
元のイメージと大きく変わるように、黒⇒白みたいな配色変更はして、
織ることはありますが、それもせず全く織らなくなって、
上記の金魚みたいに、廃盤状態になってしまうモノも少なくないです。
これはお客様のためというのと、
どんどん新しいモノづくりをして行こう、
という決意表明みたいなものでもあります。
もう一つは、この『塵除けショール』
次回メルマガ時には、
新しく染め上がってきたものも『仙福屋』UPできる予定です。
在庫表記を見てもらうと判るように、入荷しては、いつの間にか売れてしまう、
夏の隠れた人気商品です。
余裕で帯が隠れてしまう広幅の紗生地(絹)を使いますが、
全体を吊るして、刷毛で柄をのせていくので、一つも同じ物が無い、
というちょっと面白いものです。
染も染めながら、生地も広幅で随分特殊なモノなので、
色はこうで、柄の感じはこんなのと言っても、
全然、上がってこないモノの一つです。
と、夏に使いたい小物を中心に撮影していましたが、
会社前といえども、この時期に着物を着ている人が珍しいのか、
金魚の縦に並んだ帯が珍しいのか?
皆さん、楽しいそうにこちらを見ながら通っていかれました。