となみ織物の五代目のブログです。『帯』や『織物』を作るメーカーですので、内容はモノづくりが中心になっていると思います。自分で読み返して結構納得することもあります。

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2012年04月25日

紗の新色で。。

 

久々に、『総紗縫』の登場です。

 

昨日、図案家さんが来られ、通りすがり、

帯をチラッと見て

『この柄、もしかして、私の描いたやつ?』。

と聞かれた帯です。

 

IMGP7432.jpg

総紗縫/新色』

 

見られていたのは、一番手前。

 

柄の生みの親でさえ、即答できないほど、アレンジした柄ですが、

総紗縫の場合、配色の具合で随分と印象が変わり、

柄によっては『新柄?』と思ってしまいます。

 

現在、総紗縫は柄数で400はありますが、

たとえば、紋を作らず、1つずつ配色を変えるだけでも、

大幅に種類が増えます。

 

自分では紋作りが好きなので、よっぽどの時にしか同柄別配色を

作りませんが(たとえば南蛮七宝、渦や水仙など)、モノづくり新人には、

この『配色替えのモノづくり』は、とても大事な場になっています。

 

今ある配色を変えるだけ・・・。

例えば、地の色を白⇒黒、と言っても、色を入れるだけ、

というようには行きません。

 

簡単そうに見えて、実はとても奥行きがあって難しい、

ある意味、手軽に味わえる、モノづくりの苦しみです。。。

 

もう少しで、『モノづくりしてみるか?』という時期、

モノづくり新人が登場する頃なので、頑張って欲しいです。

 

 

ちなみに、図案家さんも自分が関わったモノが形になると、

とても嬉しい顔をされて、しばらくその当時の状況を思いだしながら、

柄について語ってもらえます。

 

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