2011年04月21日
再度。スイッチ入れて。
周りから何回も言われる、
『南蛮七宝柄、ホント好きですよね〜。』
という言葉。
自分で製作した柄、配色のものが好きなのは、
当たり前のことですが、そうじゃない、
この南蛮七宝はかなり自分の中では特殊です。
唐長さんの柄は、数百年徹底して、生き残ってきただけあってか、
色目の組み合わせ次第で、色々な表情がださせます。
もちろん、『きもの』という枠内で製作するので、限界はあるかも
しれませんが、柄の魅力と楽しさで、まだまだモノづくりの途上です。
イメージすると、ここ数年は、自分のモノづくりとこの南蛮七宝とを
行き来しつつ、新しい発見を持って、(自然と自分は)進めているようです。
自分でも次の(唐長)柄をとは、思ってみませんでしたが、
まずは取り掛かってみようと、今になって思わされたのが、この柄です。
『唐長文様:角つなぎ』
これは、角つなぎの一部のからかみ、なのですが、
見ているうちに、なぜだか惹かれたのがこんな感じです。
南蛮七宝と共通しているのは、異国っぽさかもしれませんが、
自分の中では、『きもの』なりに配色してみたいと思いました。
まだ、製品にしよう!とか思わず、まずは糸と相談して、
自分が作りたい雰囲気を探しています。
タグ: 唐長