2011年04月02日
久々の古典柄。。
今日は、土曜日ということもあって、
西陣は、一日中静かです。
先日、食事に行った時に、観光で来られる方が、
震災の影響でか、多いと言われていましたが、
とても静かに感じる4月です。
例年行列の近所にある二条城も、いつもよりも人が少ないと、
いう気がします。
今年は、静かーに散歩花見に行けたらと思います。
さてさて、モノづくりですが、
今年は七宝に縁があるようです。
南蛮七宝は、言うまでもなく・・・。
『木花』のこの柄。
先日やっと、完成しました。
優しい柄になりましたので・・・。
他にも、シンプルな古典七宝柄。
鳳凰が竹の上へとまって、実を食べているような
がっちりフォーマルな柄も見ていて、安心する気持ちが
どこかへあります。
ただ、自分が今、主に製作したいのは、フォーマル寄りの柄でも、
こういったスッキリしたモノです。
極力、七宝を地紋として扱いしつつ、上に載せた差し色を
淡くジャマにならないように、また単純にならないように、
色を飛ばしています。
大きさ自体をもう少し大きくしようとも、思いましたが、
織りあがってみると、いい大きさでした。
古典の七宝をモチーフにしたものなので、小物も合わせ易く、
使い勝手良さそうです。
いかがでしょうか?