2011年04月25日
Celticつづき
全国に出張等で出ているスタッフから、こんな帯を作って、
とか、こんな色目がいいとか、様々な情報が入ってきています。
ここ数日で、どーっと固まって話が入ってくるのが、
『celtic』です。
実は、以前あったアイディアをまとめて、一気に形にした後、
今まで少し休みにしていました。
図案の途中のがありますが、一ヶ月以上は開いてしまったので、
もう一度、白紙に戻して、進めていこうと思います。
できれば、アイルランドに直接行って、空気を感じて、作る!
と言えたら良いのですが、今は文献を集め想像を広げています。
アリスの時のように、想像の中の方が、面白いイメージが浮かぶことを
期待して、取り掛かっています。
元は、これからです・・・。
今『celtic』は、裏地が結び目文様(ケルトノット)が、すべて共通で、
その他は、自由に製作しています。
Celtcの中で色と柄は別に『紋』として(メーカーらしい前置きですが・・・)、
好きなのは、この帯です。
『意匠図』 『帯』
丁寧に結び目の陰影を付けたのが、かなり効いていて、
見る角度によって、浮き沈みがします(金銀の使い方も◎)。
見本裂が上がってきた瞬間は、鳥肌が立ちました。
他にも語りたいことは、山ほどあるCelticですが・・・、
『充電期間もあったから、面白いの頼むよ!』
と言われています。
そう簡単に、いいアイディアが出てくるものでも無いので、
本当に、アイルランド行ってこようかな〜?
と思ったりしながら、上の写真を見ていて、イイ配色を思いついたので、
また明日は糸棚の前に居ると思います。