2009年11月25日
合わせるとイキイキする帯。
ある総紗縫の柄を少し前に作りました。
以前紹介したような気がしましたが、
まだ紋と試験織だけで、
『帯』となった所は、
まだ見てもらっていないかもしれません。
先ほど、京都で撮った写真です。
(本社の4Fの片隅)
御召とのコーディネート
月の満ち欠けを一つずつ、円に並べ、
全体で見ても月のように『丸く』しています。
全体の円は、ホンの少しゆがませていて、
真円の無機質な感じを受けないように気を付けて
製作しました。
そのためか、初めて出来上がりを見たときは、
一筆書で書いたような力強い印象を受けました。
着物と合わせると、思っていたより、
全体としての円に目が行くので、
意図として、上手く行ったと思います。
個性的な柄なので、好き嫌いはあると思いますが、
自分で作ったことを除いても、とても好きな柄です。
(除くのも難しいですが・・・)
まだまだ、11月ですが、
来年のモノづくりのテーマとしては、
この辺りをヒントに何か作れそうな?
そんな近くて遠い所に今いるような気がします。
タグ: 総紗縫