2018年7月19日 21:00

南蛮七宝に双葉葵2

少々、 更新の間が空いてしまいました。
京都は連日38度(超え・・・)、祇園祭真っ只中(前祭と後祭)の間。
人はたくさん、街に溢れています。

そんな中、地道に(笑)配色替えを繰り返し試行錯誤していたモノがありました。
それが、やっと一本織った段階で見ようと思ったモノになりましたので、
試験織から本番となった帯です。

L1000068-2.jpg
【南蛮七宝に双葉葵2】

L1000082-2.jpg
(上記の様な試験織で帯を見るのと、長い帯の状態とでは、受ける雰囲気は大きく異なります。)

最初の一本目は白々の南蛮七宝にグリーンの双葉葵。
基本的に同じ紋を使って織っているのですが、柄の(双葉葵)部分には糸と銀糸を混ぜることで、
ほんのり立体感と銀糸の素材感を作ることで、唐紙の雲母を表現できるようにしてみました。

この帯が結べる季節はもう少し先にはなりますが、この暑い気温を乗り越えるためにも、
次のモノづくりは頭を切り替えながら、少しずつ進めるようにしています。

<<前の記事   次の記事>>

検索

LINE@はじめました
友だち追加

最近の投稿

五代目日記 一冊目