五代目日記⇒モノづくり業

2012年3月 3日

ひな祭りなので。

 

今日は3月3日『ひな祭り』です。

今まで製作した帯には季節や行事に応じた帯が

ありますが、意外に少ないのが、『ひな祭り』を題材にした帯。

 

製作した > 現在社内にあるもので、

パッと思いつくのは、2本くらいなものです。

 

以前に自分で図案家さんへ依頼したもので製作しているので、

よく覚えています。

この時は、本格的なモノづくりし始めて、まだ一年経っていなかった、

かどうか、という新米だったので余計鮮明に覚えています。

 

IMG_3495.jpg

神坂雪佳の世界/立雛図より』

 

雪佳の書いた立雛の衣装をモチーフに図案を書いてもらいました。

帯全体で、流れが切れないように行ったり来たり、工夫をし、

朱と金のバランスを結んだ際のバランスを見て、何度も作り替えました。

 

織は経糸に目立たない程度の金と、緯はシボがでてボリューム感が

地だけで作り出せるほど、筬を打ち込んでいます。

 

大人気という帯ではありませんが、今でも注文がある度に、

コツコツと織り続けている帯の一つです。

2012年2月26日

新作の締め心地

 

新しい素材ができたので、試し締めです。

 

写真 1.jpg写真 2.jpg

 

用途は単衣、夏。

出来る限り無駄なものを削いで、

それでいて生地がクタクタにならないように、

それ以上にお太鼓にした際に、ハリを持たせる。

 

微妙な糸加減というか緯加減で織られていますので、

何度目かのチェックです。

 

製作側からは、全く問題のないと言っても、

それに加え、結んだ方の意見が大事です。

 

さて、この織物はどうでしょうか?

 

 

(◎のOKでした)

2012年2月15日

このあたりは趣味。

 

この辺りは趣味です。

 

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『となみ織物/宗介の角帯』

 

総紗縫の機を紬糸(太紬)を使って、角帯を織ってみました。

綟り織に改良を加えた織物ですので、透け感はありつつ、

紬のざっくりさも持っている、とても面白い生地です。

 

せっかくなので、柄は葵や瓢箪、更紗など、あまり角帯のモチーフに

ならないモノで、大きさで、色目です。

 

自分でも結んでみたいものや、それはちょっと・・・。

と思いながら、そういったものは周りのスタッフに高評判など、

全体的に面白いものが出来ていると思います。

 

IMGP6781.jpg

 

一本目ではなくて、何本目かに欲しい人が多そうな帯です。

 

もう少し柄がわかるようにFacebookへ上げています。 

 →となみ織物FB

 

 

 

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2011年6月30日

夏の帯留め!

 

頭の中は、秋・冬の帯なのですが、

夏前に頼んでいた帯留めがドンと上がってきました!

 

見ただけで、夏!という帯留めです。

 

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『帯留め;ひまわり5』

 

他にも同時に3つ、夏・夏・夏というのが上がってきました。

(右上に見えてしまっているのが、そのうちの一つ・・・)

 

それらは、またメルマガなどで後日紹介します!

(コーディネートを考えていますので。。)

 

この帯留めの素材は、モレッティ硝子で出来ていて、

一つ一つ手で製作しています。

 

いつも伝えたイメージ通りに上がってくるので、

恐ろしいくらいです・・・。

ホントに天才のわざですね。

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『ケルティックドラゴン5』

 →http://www.senpukuya.jp/SHOP/0865.html

 

これもそうですし、この千鳥もそう。。

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小千鳥5

 

帯留めの製作依頼をした後、上がってくるのが毎回楽しみです。

 

 

も一つ、帯留めの名前の後ろについている『5』は、

五代目の『5』ということで、他の帯留めと混じらないように、

付けました。

 

もし、これがいい!という時は、

この『5』に注目してみてください。

 

時期的なことを考えると、期間限定のモノばかりの帯留めなので、

早く皆さんに見せたくて今日は紹介しました!

 

2011年6月15日

ホワっと。

 

今年の4月に美味しそうな帯を作って・・・、

と書いていました。

 

そのときは、アイスクリームにチョコレートみたいで、

単純だった、と書いていましたが、今度製作したのは、

周りから見ると、今度はチーズケーキだそうです。

 

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『しぼしぼ:十字十』

 

シンプルな柄というか、説明のし難いがらというか、

作っている本人も、イメージのままなので、説明しにくいのですが、

市松らしき市松の中に、クロス(十字)で市松を作っています。

 

そして、その外側も京都の碁盤の目のように、地を使った十字が

浮いてくるように、織りを変えてみました。

 

それでこの柄の通称も『十字十(じゅうじじゅう)』です。

 

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(裏の糸)

 

袋帯になると、裏地が付くので、なかなか裏糸は見ることが出来ませんが、

どんな色目の糸を使って、表の柄を織り上げたか、というのが分かります。

 

この帯は、薄目の繊細な優しい色目ばかりを、重ねて行って、

上のように全体がホワっとした、柔らかな色に見えるようにしました。

 

今は6通の柄ですが、お太鼓にポツンと一つ置いて、お腹にも2つか3つ、

置いたほうが、色んな面(軽さ、インパクト)で利点もありますので、

その辺りの改良はするかもですが、ほぼ完成です。

 

これよりも、美味しそうな柄、思い浮かぶかな〜?

と次の柄を考えています。

 

 

 

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2011年3月24日

黄尽くし。

以前、紹介していた『作楽:水仙(黄)

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『作楽:水仙』

 

この『青』のように、

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『作楽:水仙』

 

帯、帯留めともに好評だったので、

黄色の方も帯留めを製作して、帯の上に乗せてみました。

 

この帯留め、実は帯ができるよりも先に作ったので、

帯の配色の際、(特に最終段階の)修正では、

結構活躍してくれました。

 

そのため、帯の黄色には少し透明感が出るような、

工夫をしています(糸の合わせ方など)。

 

IMGP4612.jpg

 

IMGP4604.jpg

 

ちなみに、この帯柄自体は水仙をモチーフにしたモノですが、

色目は、淡路島で見て、ずっと頭に残っていた花を配色しました。

IMG_0278.jpg

 

頭の中では、もう少し枝や葉が土の色に近くて、

黄色の花だけが、目に入って来るようなイメージです。

 

今から、皆さんの評判を聞いていく帯ですので、

とても楽しみにしています。

 

青は、静かな落ち着き感、

黄色は、動き・元気が出ていますので、

同じ柄ながら、上手く対比できたと思っています。

 

 

 

 

 

 

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新人研修というよりも、

新人、実地モノづくりです。

 

毎日のモノづくり終令や職人さんところへ行ったり、

事細かく、『これは、こう。あれもこう。分かった?』

と優しくモノづくりの話をしたつもりですが、実際に

作ってみると、思い通りには行かないのが、

帯作りです。

 

今日は、形になったモノが上がってきました。

こんな感じです。

IMG_4504.jpg

 

この帯に取り掛かる前に、

『まず、どんな帯を作りたいのか?』

という質問をして、

『こういう感じです。』

という返事が返ってきたので、半歩以上下がって、

モノづくりを進めているのを、じーっと見ていました。

 

図案→紋図→今回の目出しと進んで。。

彼が、これを見た時、どう感じたか分かりませんが、

多分、イメージと『全然違った』と思います。

 

私的にオススメなのは、

『いい帯を作る!』よりも、『自分の作りたい帯』

を作れるようになるということ。

そうでないと、いつまで経っても、

偶然に頼らないとダメになってしまいます。

 

最初の時期が何をしても周りのように上手くいかないので、

一番さまよってしまうのですが、

ちょっと遠く離れて、何か聞いてきたら、

なにか応えるスタイルで、

遠くから見るモノづくりを

楽しみにしていきたいと思います。

 

 

しばらく止まっていたモノづくりを再度、

進め出しました。

 

最初は、これです。

IMGP4569.jpg

といっても、白生地なので『???』という状態ですね。

 

この生地の用途は、ちりよけで、透け感+ムラのような味のある

地風が特徴です。柄は絶対に作りたかった『南蛮七宝』。

 

まだ試織に近い段階だと思っていたのですが、

白生地を一本で見ると、もう完成です。

(最後は、二つの織り方でどちらが良いか、迷いましたが・・・)

IMGP4575.jpg

当然、まだ色が入ってなく、これを見て想像します。

薄い色がいいのかな?

ムラサキかな?

それとも・・・

 

これからは、いつもの帯作りと違って、柄があるところに

色を乗せていく、そんな工程なので、まだ想像だけですが、

完成した反物を思い浮かべると、ちょっとだけ嬉しくなります。

 

見てもらった人に、

『着たいなぁ』と思ってもらえるような『南蛮七宝のちりよけ』

後、ちょっとです。。。

 

 

 

 

2011年3月 4日

今日も帯留め。。

 

今日は、帯を紹介しようとしていましたが、

上がってきた帯留めを帯の上に載せると、

とても良かったので、再び今日も帯留めです。

 

『仙福屋』でも、とても人気のミニ帯留め『瑞玉(みずたま)』。

それを職人さんに依頼して、千鳥アレンジしてみました。

 

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『みずたま千鳥』

 

『モレッティ』や『ノーススター』という硝子を使っていますので、

相当の加工の技術を要するのですが、

その分日本の硝子よりも特徴のある素材です。

(透明度と硬度が高い)

 

硝子素材に熱を加え、一つずつ手を加え、形を整え

製作していくことを考えると、ホントに職人さまさまです。

 

千鳥の下にある柄はまだどこにも発表をしていない帯で、

地図をモチーフにしています。

千鳥が空を飛んで、旅行しているみたいに見えますね〜。

 

 

かなりいい出来で、他の帯にも。

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複数付けると、かなーり

お洒落だと思うですがどうでしょう?

 

現在、他の色目も製作中です。

 

千鳥の編隊が見れる日も近そうです。

 

 

 

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先日紹介していた作楽の水仙黄色バージョン。

前回、紹介時には、配色OK→織っている最中で、

一本の帯と見たらどうなるか?と思っていましたが、

上がってくると、イメージ通りの仕上がりでした。

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最後の最後まで、花の縁を白にするか、ベージュか、

と決めかねていたのですが、スッと見える白にしました。

 

全体のイメージはどうですか?

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帯留め載せ、作楽水仙

 

両方共に、納得行くまで配色をし続けていたので、

満足です。

 

後は、皆さんの好みを聞くのが楽しみです。

 

 

午後からは唐長さんへ行ってきます。

 

 

 

 

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