五代目日記⇒ 2012年2月

2012年2月29日

まずは着地。

 

経ての織物を緯糸で織る。

 

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ということで見本裂を取っていた柄を一本織ってみました。

 

緯でわざわざ絣を出しているので、調子は面白いです。

経てよりも荒々しい迫力のない分、柔らかさでコーディネートは

し易そうな雰囲気に仕上がっています。

 

予想していた、織りにくいという声も、そんなになく、

無事に織れましたので、ホッとひと安心です。

 

組織的には、そこまでの無理をしていないので、大丈夫だとは

思いますが、これから色々と試そうと思っています。

 

2月の最終日、問題があるぞ。と少し構えていたのですが、

そういう時に限って、すんなりいきますね。。。

 

明日から3月、今まで図案や紋を作っていたものが一斉にあがってきます。

しばらくは楽しみな日が続きます。

 

 

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2012年2月28日

職人・・・。

 

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帯をはじめ、小物の職人さんのところへ、

今月はその工房までお邪魔することがとても多いです。

 

帯の場合、図案、紋、機、糸染め、綜絖、等々、無数の分業制で、

それを総合するという意味では、自分たちも『職人』に間違いなく入ります。

 

今回、お邪魔したのは比較にならない・・・、

職歴80年〜の技です。

 

写真 12-02-27 17 27 44.jpg

(手を見るだけで何かが伝わってきます。)

 

仙福屋の草履』の花緒は、こんな職人さんに作ってもらっています。

 

今日、その話を若手スタッフに話していたら、花緒を持ったまま、一瞬と少し、

その場で固まっていました。。。

 

ほんとうに大事にしていきたい、技です。

 

 

 

 

 

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この花緒も、        この花緒も、       この花緒も

 

この職人さんに作っていただいています。

 

 

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2012年2月27日

さらにもう一つ。

 

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前回からさらにもう一つ小さく。

さらにパターンを増やしてみました。

 

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数色の緯糸を様々な上げ方と表に見せるやり方で、

何パターンもの、色に見せています。

 

正直言ってここまで来ると、相当慣れないと、

自由な配色は難しいです。

 

 

このモチーフ、

思えば、ここからはじまりました。。。

パズル.jpg

 

 

こんな帯留めも作っています。

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『モレッティ/パズル』

 

ほっておけなくなるモチーフです。

 

 

 

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2012年2月26日

新作の締め心地

 

新しい素材ができたので、試し締めです。

 

写真 1.jpg写真 2.jpg

 

用途は単衣、夏。

出来る限り無駄なものを削いで、

それでいて生地がクタクタにならないように、

それ以上にお太鼓にした際に、ハリを持たせる。

 

微妙な糸加減というか緯加減で織られていますので、

何度目かのチェックです。

 

製作側からは、全く問題のないと言っても、

それに加え、結んだ方の意見が大事です。

 

さて、この織物はどうでしょうか?

 

 

(◎のOKでした)

2012年2月25日

シンプルなごや帯。

 

最近人気のなごや帯。

2012春の美しいキモノに掲載されているのと同じ、

職人さんが織った織物です(cf.p158)。

 

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『仙福屋なごや/はな石畳』

 

地は錦織で駒箔を使い、光らない程度の光沢を付けて、

柄にメリハリを出しています。

 

色目は、花の核部分に、薄い水色をちょんと乗せているのが、

ポイントになってて、全体的に優しい雰囲気が漂っています。

この柄は、以前他の織物で織っていて、その時は黒と銀のカッコイイと

いう感じでしたので、キーに持ってくる配色で大きく違ってきます。

 

南蛮七宝もそうですが、こういう細かい連続柄(こづき柄)は、

となみ織物でも、無数に作って、一度織ってしまうと、

それで終わりにしていましたが、最近は南蛮七宝のこともあって、

社内では少しずつ見なおして行っています。

 

昔の柄を手直してして、なごやで織り上げ、柄もコストもシンプルに。。

というモノづくりも、少しずつ手がけていきたい所です。

 

将来的には、こういうのもWebで取り扱っていきたいですね。

 

 

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種の帯締めがアクセントのコーディネートです。

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2012年2月24日

縮めて広げる。

 

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『作楽/しぼしぼ

 

しぼ織です。

 

御召緯を緯糸に使い、帯巾も通常の帯よりも広く織ります。

その後、生地を湯に通して、キュッと一度縮めてから、再度帯び巾に広げる。

という製作方法を用います。

 

縮めた時に付く、シワ感この織物の特徴になっていて、それ自体で味わい、

があり、また結んだ後も、シワが目立ちにくい。という利点もあります。

(個人的には触っていると、このシボの手に当たる感覚がすきです。)

 

柄を作る際には、縮む際の率などを考えながら、柄づくりをしていかないと、

柄が伸び、だらしのないものになったり、反対に縦に長く、窮屈そうな帯に

なったりもします。

 

以前製作したものは上手くいったと思いましたが、

ほんのわずか違和感を感じましたので、微調整をずっとしていました。

お陰で数値には出しにくい僅かな加減がつかめましたので、

時間を掛けた甲斐があったと思います。

 

 

裏地は、織った後染めをかけて、薄くぼかしています。

 

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ほんとは去年の秋に発表。

ずるずると修正しているうちに、3月手前まできてしまいました。

 

ただ、出来上がりは満足です。。。

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2012年2月23日

1F盛り上がり。

 

完成品なのですが、商品化するかは分からないので、

そういう意味では、試作ともなりそうなバッグです。

 

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『南蛮七宝/コーティングトート(仮)』

 

上がってきた時に、会社1Fで広げていると盛り上がりました。

小物は出来た時は、まず検品して、キズがないか、など、チェックしていきます。

が、今回は『どれがカッコイイか』『どれがほしいか?』『似合うか?』。

そんな話だらけでした。

 

世には、出ないかもしれない商品かもしれませんが、

出来上がり満足です。

 

自分では一番手前の・・・

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これを持つ予定です。

 

南蛮七宝に興味のある方は

 →http://www.kyo-tonami.com/mt/mt-search.cgi?search=南蛮七宝
 

 

 

 

 

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2012年2月22日

仕立後・・・。

 

仕立後、印象の変わる帯があります。

ただ単に(と言ったらダメかな?)、帯芯を入れるだけなのですが、

随分と表情が変わります。

 

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作楽/アフリカの渦(渦渦)』

 

紗でもないので、表には影響がないはずですが、

帯が結んでもらえるぞ。という体制を取ったのか、

柄がイキイキとした感じです。

 

こういう変化を目の前で見ることが出来るのも

モノづくりの醍醐味のひとつです。

 

cf,時間を見つけたので

    →http://www.kyo-tonami.com/godaime/2011/09/post-1495.html

 

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今回は、『木花』が初登場です。

 

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  『12’春 美しいキモノ

 

 

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木花

 

地色が濃くても薄くても、上に乗せる色目は、とにかく『中間色』。

そこにこだわり、作楽シリーズよりも着物とケンカしないようにしました。

 

柄の個性が強くても、色目で帯全体を優しく、美味しそうになるように、

配色を重ねています。コーディネートすると、前に出てくるよりも、

すっと入ってくる感じです。と思います。

 

七宝の柄をはじめ数柄は雑誌等でも、よく使われていますが、

コーディネーターのセンスで、反対に位置するような着物に合わされたり

していました。この辺りが、この帯シリーズの強みだと思います。

 

この五代目日記上でも、何度も登場していますので、

馴染みのある柄もありますね。

 

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作り始めは、こんな気持ちでスタートしています。

 →http://www.kyo-tonami.com/godaime/2010/09/post-1236.html

 

実際に、発表とするまで時間はかかっていますね〜。

作っている間は一瞬でも、振り返ると随分経っています。。

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2012年2月20日

たてよこ。

 

以前、八寸帯で作っていましたが、

袋帯にしてほしいという意見を頂いたので、

実験を兼ねて、帯を作っています。

 

何を実験か?というと、

明らかに経(縦)の織物で織ったら楽なのに、

わざわざ、緯(横)の織物で織ろう、ということです。

 

経で柄を作る『機』が無い、機屋ならまだしも、経錦、

二重織、などあるのにわざわざ紋を起こしているので、

周りは不思議な顔をしています。

 

柄は、以前風通で織っていた、経織物の『ikat』。

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『作楽ikat』

 

プリミティブな柄ですが、細部にこだわって、

プリミティブ以上にプリミティブにしていこうとしています。

 

どこに着地するかはお楽しみに。。。

 

 

 

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2012年2月19日

フォーマル。

 

本加賀に、新作のフォーマルの帯のコーディネート。

(着崩れはご容赦・・・)

 

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本加賀着物は何十年も前のモノですが、仕事も最高に丁寧、

色目も言うことなしで、やはり良いものはイイ。

 

帯も居場所を見つけたようで、嬉しそうでした。

 

自分ではフォーマルの帯を紹介することが少ないので、作っていないように

見えますが、今でも、となみ織物のフォーマルは、製作する半分近くを占めています。

 

 

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2012年2月18日

ブックカバー(新)

 

帯で作った(新)ブックカバー。

 

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仙福屋/千鳥格子のブックカバー』

 

一番最初に作った試作で使い心地や耐久性を見るために、

ちょっと雑な使い方をして、しばらく文庫本を入れて、

持ち運んでいました。一年くらいかな?

 

全く問題なく、これを見た周りの方にも良い評判を頂いたので、

商品化は大丈夫。と太鼓判を押しました。

 

文庫本も良いのですが、今度はモノづくり用のメモを書くノートを入れて、

持ち運びしたいと思います。

 

こんな感じです。

IMG_3107 _Snapseed.jpg

 

ちなみに、このノート、ちょっと高価ですが、拘りがあって、

糸かがりで綴じてあり、書き心地よく、インクも乗りやすく、

ゆっくり何かを考えて書くときには、とてもお勧めです。

 

『仙福屋』でもブックカバーとこのノートとセットというのも、

いい感じですね。。。

 

今日はこのノートを持って、歩いていています。

 

 

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もう少ししたら、登場予定です。。。


 

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先日、大阪にある草履職人さんの工房へ行って来ました。

もう何度行ったか、わかりません。

 

 

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目的は、モノづくりを伝え方です。

帯の場合、ずっとやってきても伝えるのは難しいし、書いたり、

言葉に出してみると、いつも実際のモノとは、ずれてきます。

 

せっかくの本物が目の前にあるのに・・・。

と、モノづくりの現場にいる人間でもこんなことも、思いますし、

おそらく社内のどちらかと言えば、営業に近いスタッフは、

さらに難しいだろうな、と思います。

(良いのか悪いのか、分かりませんが、

      口の方が上手いスタッフがいないので・・・)

 

そのために、

まずは、現場を見て感じ取るのが、一番です。

ただ、次善として、現場で色々な話を伺い、写真も撮らせてもらってので、

現場に行けていないスタッフに、それを見せながら、難しいとは思いつつ、

伝えていっています。

 

不思議なことに一度現場へ行った人間も、行った直後は

しばらくその余熱で伝えられることもありますが、段々冷めていってしまうので、

付け焼刃的なものでは、全然身になりません。

 

帯も同じで、年間何本も帯を製作していても、しばらく気を抜くと、

アイディアも枯渇してしまったように、立ち止まらないと行けませんので、

とにかく手か頭を動かして、作ろうとする。

これが大事です。

 

どんな分野の職人さんとお会いして仕事を見せてもらっても、

そういうことをひしひしと感じさせてもらえるので、とても有意義ですよ。。。



来週は久々にモノづくり師匠と会合が持てるので、それもまた楽しみです。

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2012年2月16日

日帰り東京。。。

 

短い滞在でしたが、東京へ行って帰ってきました。

人形町からは歩いて東京駅へ。

 

途中

せっかくなので、『日本橋の麒麟』に挨拶をしていきました。

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夕方帰ってくると、机の上にこういうものが・・・。 

 

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中には帯地を入れています。

 

『帯らしい〜』というような派手なのも作っていますので、

それはまた来月のメルマガででもプレゼントしますね〜。

(興味のある方は是非。。。)



 

帯地を使うに当たって、少々工夫しています。。。

写真載せたら、マネされるかな?


 

 

記憶で下から撮って真似たつもりが、随分と違ってました。

自信があったですが、やっぱり記憶は記憶ですね〜。

 

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2012年2月15日

このあたりは趣味。

 

この辺りは趣味です。

 

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『となみ織物/宗介の角帯』

 

総紗縫の機を紬糸(太紬)を使って、角帯を織ってみました。

綟り織に改良を加えた織物ですので、透け感はありつつ、

紬のざっくりさも持っている、とても面白い生地です。

 

せっかくなので、柄は葵や瓢箪、更紗など、あまり角帯のモチーフに

ならないモノで、大きさで、色目です。

 

自分でも結んでみたいものや、それはちょっと・・・。

と思いながら、そういったものは周りのスタッフに高評判など、

全体的に面白いものが出来ていると思います。

 

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一本目ではなくて、何本目かに欲しい人が多そうな帯です。

 

もう少し柄がわかるようにFacebookへ上げています。 

 →となみ織物FB

 

 

 

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2012年2月14日

毎年の唐長さん

 

今年も行って来ました。

唐長の『fuyu』展。

 

あいにくの雨でしたが、毎年この時期の刺激です。

 

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中は、ラリックと唐紙のコラボレーション。

書いて表現は難しい、唐長ワールドでした。

 

特にラリックの透明感と唐紙の陰影のコントラストが印象的です。

帯にどう表現できるかは、分かりませんが、目に焼き付けておきました。

 

また、帰りには毎年頂く、お皿も。

色違いで5枚目かな?部屋に並んでいます。

 

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使うのは勿体無いな、と言いながら、活躍しています。

 

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うちも『南蛮七宝』シリーズに関しては、このマークを入れていますので、

しっかりとモノづくりをし続けていきたいです。

 

 

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2012年2月13日

銀糸

 

金糸を使った帯を今、考えています。

 

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きっかけは、先日京都でみた『紙』です。

店主がヨーロッパを中心に、さまざまな紙を集めてこられていて、

その紙には独特の力があり、とても惹かれました。

 

織物と紙。

種として、近いか遠いかは別として、共通点を強く感じましたし、

しばらくするうちに、繊維上になった紙の目が組織点にも見えます。

 

今回、銀糸の薄っすらと入った、唐草調(アラベスク)の柄がとても印象に

残っていますので、その雰囲気をモチーフに、崩さず製作してみたいと思います。

 

柄自体は、さり気なく、とても静かなのに、『そこにある』という

とても不思議なものです。

 

紙と織物は違いますが、経糸と緯糸を駆使して、紙に近づけ再現してみると、

何か面白いものができそうなので、一度試験で織ってみたいと思います。

 

 

 

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作楽ペイズリーを結んでもらいました。

 

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やっぱり

帯は結ぶもんですね

 

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2012年2月11日

裏地について

 

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作楽/松』

 

袋帯は、表に裏を縫い合わせて帯にしますので、どうしても

表を織るときには裏地も同時に考えていないと、帯になりません。

 

引箔の帯であったりすると、折りじわの関係で物理的に難しいですが、

それ以外のものは、作れるのに無地で済ませてしまうには、勿体無いです。

 

以前は、無地の方が良いという声も多くあったらしいですが、

今では、たとえ両面を結ばなくても、二重太鼓にした際に無地よりも、

チラッと見える裏地がオシャレ、と言われる方も増えてきています。

(少なくとも、柄を無地にするのは簡単ですが、反対は難しいですし。)

 

ほかにも、コストの関係上、表を織って裏無地を別の所から仕入れる、

メーカーもあるので、両面同じ素材(織)のものや、柄付けが拘った

モノは、商品を見分ける指標の一つにもなります。

(全部が全部ではありませんが)


ただ、表だけを考えるのとちがい、少なくても色目。

さらに、表との柄域、全体の雰囲気と、考えなダメなことが、

随分と増えます。

 

それでも、表現できる場所が倍になるのは、モノづくりをする上では、

とっても有用なことです。

 

表と違って、柄はとっても遊ぶことができるのも、いい気分転換に

なることも良いことです。
 

パズルとか・・・。

 

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2012年2月10日

もーる。

 

以前モールを使った帯を作っていましたが、

その帯が雑誌に載っています。

 

とっても小さいのですが、着物とのコーディネートで

爽やかさが出ています。

 

こうなるとモノづくり意欲が刺激されて、

モール、モール、モールとなりますが、現在織れる機が無く、

ちょっと困ったなぁ、という状態です。

(モールを織る織物でもちょっと特殊なことをしています。)

 

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載っているのは、このシリーズの帯です。

(実物は社内にもないので・・・。。)

 

うちの帯には時々あることで、その機でその時しか織れない。

織ったのみの商品です。

 

限定品と言えば、聞こえはイイのですが、モノづくりする立場

としては、次織れないというのは、非常に困ります。

(機の問題であったり、職人さんの問題であったり)

 

現在、織れるように打合せと機を検討していますが、

微妙な状態です。。。

 

 

 

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2012年2月 9日

表と裏を合わせる。

 

作楽/雪の結晶柄に裏地を付けました。

これで、本仕立を除き完成です。

 

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『作楽/雪の結晶

 

袋帯なので、表と

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裏を合わせて、一本の帯ですので、

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これでちょっと落ち着きました。

 

当たり前のようでいたので、あまり説明をしていませんが、

この紹巴織で織った帯は、表も裏も同じ組織で織ったものです。

どこからか買ってきて付けた裏地無地ではありません。

 

同じ糸、同じ組織で出来ているので、とても沿いが良く、結びやすい

帯になっています。

 

また、この帯には耳がなくて・・・。

という、この織物のうんちくもありますが、

それはまたそれだけで、書きたいと思います。

 

 

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2012年2月 7日

御召緯のあと。

 

御召緯を使った織物。

『しぼ織』『Rococo』がありますが、勿体無い&悲しいことに

キズ物がでてしまったので、本仕立をしました。

 

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この柄をお太鼓柄なので、バッグや草履の花緒、にしようという、

迷いもなく、『はい、本仕立。』という風に。

 

普通に結んだり、変わり結び程度は、この織物を作った際に試し結び

という実験は何度も行いましたが、この帯でも通常はしないことを

して見たいと思います。

 

と言っても毎日、結び続けるとか、その場で異なる変わり結びを何回も

やり続けるとか、です。

 

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絹の弱点でもある、擦れに関しても御召緯のシボと糸の綴じ方で、

随分と軽減されていて、ちょっと楽しみな実験です。

 

今日は、もう少しで出張へ行ってきます。

モノづくりの現場です。

 

 

 

 

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2012年2月 6日

さらに色実験。

 

今日は、一日絶え間なくお客さんが来られていて、

合間を縫ってのモノづくりです。

 

そういう時に限って、やっているのが、ヤヤコシイ

モノづくり。

 

つい最近、紹介したパズル柄

 

IMG_2734.jpg

 

 

この時は、配色メイン(帯にしたいので)で目出しを取りました。

今回は、帯にしたくないわけではありませんが、組織メインで、

目出しを取ると・・・。

 

IMG_2795.jpg

 

ご覧のように、随分、異なります。

 

これはこれで、面白いとも思わないでもないですが、

帯というよりも、一つずつピースで織の上げ方を変えて、

組織を判りやすくなるようにしています。

 

現状では、

無難な色目を入れると、ある程度の範囲内での配色はできますが、

そこから離れると、意味不明な色目が織り表に出てくるので、

半分制御不能な紋になっています。


ここから、予測を立てれるようになり、自由自在に色を操れる、

ようになると、この織物自体の表現力が大幅に上がりますので、

根気よく配色をしていきたいと思います。

 

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土曜日の西陣はとても静かです(特に2月は)。

車や人の流れも落ち着いて、職人さんの出入りも少ないので、

この日にしかできないことは沢山あります。

 

たとえば、時間を取って、打合せ。

今後の大きなモノづくりの話や具体的な柄、組織の草案など

です。

 

ほかには、製作したあとの帯をゆっくり見る、ということです。

たとえば、今日は以前製作したペイズリーの本仕立帯が上がって来ました。

 

IMG_2820.jpg

作楽ペイズリー

 

帯の本仕立をする際は、ほとんどの場合、中に帯芯を入れます。

そうすると僅かですが、帯がほわっと持ち上がり、

ワインが花開くような感じで、足りなかったモノが足されて、

結ばれる準備が整います。

 

仕立て前の帯と後の帯の印象は、柄も色も変わりませんが、

帯芯を入れるだけで、印象が変わります。

 

普段は、ゆっくりとは、そういう帯を見ることはできませんが、

こういう日には、見て、次のモノづくりに活かせる時間が取れるのが、

とても有り難いですね。

 

 

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『作楽/ペイズリー(裏地)』

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スタッフ作で、ちょっと面白い帯がありました。

 

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『二重織り/縞ぼかし』

 

経糸を糸の段階で、経ボカシで染めて、そこから織り始めたもの。

簡単そうですが、この織物3段になった経糸だけで、8千本ありますので、

それだけでも、なかなかの作業です。

他にも、面白い所があります。

 

この織物、写真では判りにくいのですが、経糸を何重にも組織するので、

奥行きを経糸だけで作れます。

 

また、そのお陰で緯糸を他の織物よりも、自由に使える利点があります。

 

写真の帯は緯の糸を葉脈に使い、三重の経ての中で、表に出てこない経てを

使って、葉柄を出しています。。

 

通常この織物は経ての織物なので、経色(ぼかし)に流されそうになる、

のですが、そうじゃなくて、踏みとどまっている感が良い感じです。

ここの糸の使い方、自分とは違っていて、とても面白いやり方です。

 

柄よりも、上げた方に興味が行くのは、機屋として仕方ない所ですが、

織りが柄にも反映して、ちょっと独特の雰囲気になっているので、

帯が沢山の中でも、浮き上がってきそうなイイ帯になりそうです。

 

同じ図案を見ても、人によって製品としての帯へはアプローチが全く違う

のが、多少苦しくても、モノづくりの楽しい所です。

 

 

 

 

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2012年2月 2日

2月最初の・・・。

2月最初の着物(羽織)を作りました。

というと、毎月買っているみたいですが、今年一枚目です。

 

先月の予告通りの行動になってしまいましたが、

表は無地の大島紬(黒目)に、裏は南蛮七宝(茶)の組み合わせです。

 

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『大島×南蛮七宝羽裏』

 

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変な表現ですが

黒は黒なのですが、車輪梅の色目(赤系)が僅かに残った、真っ黒です。

南蛮七宝は、落ち着いた薄いベージュに、黒に近い濃茶。

 

羽織を広げて見ると、大島を地として丸と星部分が抜けた様に見えます。

南蛮七宝が目立ち過ぎるか?とも思いましたが、その辺りのお陰で、

統一感があるように見えます。

 

羽織紐は、まだ見つかっていませんが、お気に入りの一枚になりそうです。

 

さてさて、南蛮七宝の襦袢をつぶしたので、半分残っていますが、

どなたか、羽裏にされませんか?

 

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2012年2月 1日

棚卸終了。。

 

となみ織物の棚卸は恒例のイベント化されていますが、

今期も本決算棚卸、終了しました。

 

これから、数字の整理はもちろん、商品、原材料、図案、意匠図、

などなどの見直しです。

 

ざ〜と今までのモノづくりを一覧する時に何か新しいアイディアが

出来てきますので、乞うご期待です。

 

今日は、社員の皆さんお疲れ様でした。。。

また、一年積み上げて行きましょう。

 

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