五代目日記⇒ ⇒板場。

2012年1月27日

板場。

 

今日は、今現在作っている新作の帯揚げの製作を見てきました。

様々ある工程、手法の一つ、板場友禅です。

(板の上に帯揚げの生地をザーッとのりづけして、その上に

型を置いて、上から染料を刷毛で丁寧に入れていきます。)

 

最近は帯揚げの板場友禅は少なくなっいて、道具、

たとえば刷毛一つとっても、手に入りにくくなっています。

 

IMG_2679.jpg

『仙福屋/音符帯揚げ、ベージュ』

 

写真の音符帯揚げは、数枚の型を使って、一枚の型が終われば、

それを外し、2枚目を刷り込んでいく。他の地色になって配色が違えば、

一度型を洗って・・・、時間と手間を掛けて丁寧に作ってもらっています。

 

IMG_2677.jpg

 

最近多いプリントものとは、違い、刷毛で型に染料をゆっくりと

なんども摺り込んでいく姿には、魂を入れているように感じられます。

 

着物にしても、小物にしても、全部が全部、本物を持つというのは、

価格的に難しいのかもしれませんが、こういうものもあるのだ、

というのを知っていてもらいたいです。

 

職人的にも、道具などのも含めて、どんどん無くなってしまう、

製作の現場でした。

 

現場を見る度に、モノ作りの工程を見てもらいつつ、それが伝わるように

仙福屋では、そういう小物を扱っていきたい、強く思います。

 

 

| コメント(0) | トラックバック(0)

コメントを書く





トラックバック(0)

この記事へのトラックバックURL: http://www.kyo-tonami.com/mt/mt-tb.cgi/1936
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。