今年も今日で、となみ織物の営業日は終了です。
今はスタッフ全員で、社内の大掃除中です。
今年も最後までバタバタしていて、まだ机の上には、
図案の資料や本など散らばっていますので、忘年会が
始まるまで、なんとか片付けていきたいと思います。
年始は4日からですので、このままだったら、
すぐ始められるのにと、とちょっと甘い誘惑に負けそうに
なりながら、そろそろ始めたいと思っています。
今年営業日最後の締めは、このコーディネートで。。

良いお年を〜。

京都西陣にある、となみ織物の和小物専門オンラインショップ。
2011年12月28日
今年も今日で、となみ織物の営業日は終了です。
今はスタッフ全員で、社内の大掃除中です。
今年も最後までバタバタしていて、まだ机の上には、
図案の資料や本など散らばっていますので、忘年会が
始まるまで、なんとか片付けていきたいと思います。
年始は4日からですので、このままだったら、
すぐ始められるのにと、とちょっと甘い誘惑に負けそうに
なりながら、そろそろ始めたいと思っています。
今年営業日最後の締めは、このコーディネートで。。

良いお年を〜。
2011年12月27日
年末のギリギリの所で、面白いものが上がってきました。
これまた試作ですが、
定番中の定番の利休バッグを目の前に置いて、
職人さんとデザイン・用途・生地の使い方など、
永遠と話し続けた(打合せとは似て非なるもんでした。)結果、
出来上がったものです。
試作は当然内々のモノなので、『帯地には何でもよい』ので、
相当昔の柄やハギレ、もっと言えば、全部革でも、問題ないはず、
ですが試作は第一印象なので、やっぱりこの柄です。
(もう一柄は紗から・・・)

『試作/南蛮七宝』
帯地は織り上がった後、特殊な加工をして、和紙のように細かいシボを
付けて、陰影を大事にしています。
また、底の部分はいつもと違ったことをしているので(長くつ下みたいな)、
そこからこのバッグは、仮ですが『Pippi』(ぴっぴ)にしようかな?
と思っています。

チャックの位置をもう少し下まで開くように、
ほぼ出来上がりだと思っています。
来年は、このPippi(仮)作りも楽しみです。
2011年12月26日
今年の営業日も後、3日です(大掃除抜くと2日・・・)。
短距離走のように最大限ギリギリまでモノづくりをするのか、
年末を挟んで緊張感が切れると、元の感覚に戻すのが難しいので、
少しペースを落として、切りの良い所までで終えてしまうのか。
去年と同じく『今年はどうしょうかな?』
と思っているうちに、今年も終わってしまいそうです。
それでも『これだけは行なっておきたい!』ということが、あります。
それは、色の選択です。
3ヶ月に一回、もしくは半年に一回、年末は必ずという
間隔で行なっていますが、帯作りの色のベースを決めます。
特にその色を絶対使わないとダメというような拘束ではなくて、
その時期に自分の好きな色や使いたい色、作った柄にはおそらく
ハマるであろう色なので、無理して使うわけではありません。
ただし、決めておかないと、モノを見るのも、作るのも、
ばく然・・・。としていしまうので、こういうことをしています。
(色は何でも使いますが、比較にも使えますので便利です)
ちなみに、今年の中盤〜後半は、
この帯のようなベージュがベースになっていました。

とても合わせ易く、見ていても優しい気持ちになる色目ですので、
作っている帯は、そういう帯が多かったと思います。。?
来年初めはこの色かな?と思っているのが、
この帯の色目。

細かい雪輪か何かと組み合わせて・・・。
と思っていたり、古典柄とも・・・。と思っています。
まだもう少し時間がありますが、おそらくこうなりそうです。。。
2011年12月24日
と、(毎年のことながら)全然っぽくない24日ですが、
せっかくなので、この柄を登場させておきます。
以前も登場したので、覚えて頂いている方もおられると、
思いますが、『若冲の世界』より。

『若冲の世界』
若冲の絵図をモチーフに製作した(特に違う意味で溶けそうな雪は、ならではですね)ので、
クリスマス限定の柄というわけではないのですが、
『今日ブログへ載せるとしたら・・・?』
と自分の中で考えると、まっさきにこの柄が頭を過ぎっていきます。
しかも製作した当初は、
『いくら何でも季節を限定しすぎじゃないかな?』
とも沢山言われもしましたが、今では『みんなが手に取るほど大人気』までは行きませんが、
相当に人気をもらっています。
このようにお太鼓にすると、濃縮されたようにいい味を出してくれますし・・・。

毎年一回、クリスマスの時期に紹介して、密かな人気を呼びたい、
帯の一本でした。
クリスマス限定の帯ではありませんので〜。
2011年12月22日

少し前に意匠図を作ったものの中に、
経糸を上下させる櫛織のような織り組織があります。
再構築しようと思って、組織で様々な試験織りをとっていましたが、
納得できるようなモノが出来上がりました。
写真は、その見本裂の一部で色目はまだ決まりきっていませんが、
今頭にあるのは、丸みを帯びた柄です。
一応これが出来上がってからですが、イメージでは柔らかさな、美味しそうな、
優しい感じの柄を他にも一杯考えています。
大柄にも最適な組織ですので、めー一杯帯幅からはみ出そうなものも
いいかなぁ・・・。とかです。
後は、これに相応しい名前を与えてあげたいですね。。
『作楽?、作楽/?』ちょうど今、悩んでいる所です。
何とか年末までに、図案の前の草案くらいは・・・。
2011年12月21日
数カ月前から(その時は出来るかも手探りでしたが)、
大島紬で反物を製作しようと取り掛かっています。
以前も『作楽』の柄を使った白大島を製作しましたが、
『作楽/白大島』
今度は、『南蛮七宝』。

まだ、始まったばかりで一本目が上がってくるのは、
一年近くかかる予定です。
先に絣糸を作ってから織りに掛かっていきます。
最終製作数は10反未満(5〜6反?)となります。
南蛮七宝の帯や着物、小物のファンの方もおられるので、
(自分も含め)気長に楽しみにしたいと思います。
超・限定品となりそうですので、何本目に製織されたものかというように、
シリアルナンバーを入れる予定にしています。
今は、南蛮七宝の柄を一つのドット単位での打ち合わせ中です。
一つ狂うと、尖るか柄が崩れるか、というような状況です。
帯と同じような意匠図を使いますが、少し違って絣単位の話なので、
マス目を想像しても少し新鮮なモノづくりです。
まだ、織り初めてもいないのに、自分用の男物の話をしたりと
(私用に回ってくる本数があるか微妙ですが・・・)、
たまにはこういうモノづくりも、とっても楽しいですね。
2011年12月19日
以前紹介していた帯が上がって来ました。

『作楽/アフリカの花』
タイトル通り、アフリカの花をモチーフに製作したもので、
色目はブルーを基調に濃い・中・薄と三段階にして、さらに花の核部分は、
横段に三色わけています。

葉の部分(中)と底の部分(濃い)を逆転させて、配色しているので、
月も出ていなさそうな真っ暗な夜に、ほわほわ飛んでいるような青い花。
そんなイメージです。
この『青』を使って、花も渦も月も作って、もう自分の中では
『もうイイかな?』と思っていましたが、好きなモチーフが出てくると、
ついつい製作してしまいます。

この帯も以前作った『作楽/水仙』のかっこ良さとは違って、可愛い?
入っていけそうな隙が沢山があって、このアフリカ花も気に入っています。
裏地には、『配色キツすぎませんか?』と言われそうな、手引き横段。
これも合わせてもらえれば、意外にシックリはまってしまいます。

とても面白いので、京小袋もつくろうか、と検討中です。。
2011年12月17日
今日はお太鼓です。




今日はちょっと寝込んでいますが・・・。
早く治します〜。
2011年12月16日
しばらく、京都から比べると、極寒の札幌でとうとう
風邪を引いてしまいました。やはり寒いです。。

風邪薬で頭もぼーっとの状態ですし、外見ているだけで、雪に時計台や、青空に雪を
見ているだけで、とても綺麗なので、数日はモノづくり、ストップです。
その代わりに、この札幌で楽しいのは、みなさんのコーディネートです。
ここで紹介するのは、帯と着物、帯締め、帯揚げだけではなくて、
帯留めも加えた印象的なものです。

『漢錦×モレッティしゃちほこ』

『総紗縫×純銀葵』

『南蛮七宝×純銀葵大』
数日間は、こういった中で楽しんでいました。
夜に京都へ戻ります。
2011年12月12日
今日は京都にいますが、ずっと外出でした。
その出先で時間を見つけて、資料整理をしていました。
少し前の作楽ですが、この帯。
今でもとても印象深い、とても好きな帯です。
(写真は先日コーディネートしている途中です)

『作楽/石畳十字文』
まだ、帯締めは入っていませんが、なんとか雰囲気は伝わりますよね?
昔の文献を見ていた時に、この柄があり、ほんの少しアレンジしたのと、
ぺたりと単調になりがちな所に、経糸にざっくり紬を使って、節が表に
ドンドンと出てくるように、設計した織物を使っています。
とってもシンプルなのに奥行きのある帯に仕上がっています。
(ちなみに、この御召もなかなかのものです。)
すこし前の自分の帯ですが、見ていて色々と学ぶ部分がありました。
『作楽』ではこういう普遍的で古さを感じない、
帯をずっと作っていきたいですね。
明日からは札幌へいってきます。
2011年12月11日
2011年12月10日

月は好きなので、帯でもモチーフとして、
今までもたくさん作っているのですが、
自然はやはり凄い。

しばらくカメラを持って見とれていました。
こんな柄作ろうと思っていたのになぁ。
と上を見ながら、つぶやいていました。
2011年12月 9日
『経錦』というと・・・
辞書をひいてみると・・・。
たて糸に数種の色糸を用いた錦。中国では漢代から見られる技法。
ほぼ三色で織り方も複雑なため、緯錦の発達によって、衰えた。
とあります。
確かに、この織物を織っているところは少なくて、うちでもこの織物を
織っている機しかありません。

辞書にあるように、この織物、ほぼ緯の糸で大きな影響を持たせるのは、
難しく、写真のような帯をおるためには、黄色、茶、黒の経糸を整経し、
織っていきます。
ですので、上のようにパキッとしたような色目の帯は、もし失敗したら、
何本も帯が無駄になってしまうので、経糸をバッサリと切ってしまいます。
そう考えてしまうと、腰が引けてしまって、できません。
上の帯は、ある帯(多分、バレバレですね。。。)の後の経糸で織ったもので、
この配色にピッタリ来るものというのは、なかなか作るのは難しかったです。
(ある意味、配色ありきの柄づくりでしたので・・・)
音楽では曲先か詩先かという話がありますが、帯の世界では、まず配色ありき、
というのは少ないと思います(おそらく邪道?)。
何百という柄の中から、やっと一つ見つけたので、それに免じて、
許してもらえでしょう・・・ね?
もう一つ、この『経錦』は以前も書いたかもしれませんが、経の色糸の交わりで、
全体の雰囲気を決める色目を作るので、緯で柄を作る織物とは、
出来上がるものも違ってきます。
どちらが良いか、好きかは置いておいて、緯織物の常識を当てはめてしまうと、
えらく小ぢんまりした柄になってしまいます。反対もそうです。
前の『虎図』やこの帯に関しては色目と『経錦』独特の雰囲気を今回で、
掴めたような気がします。
もう一本、経糸のサシ(縦に流れる経糸の目)を最大限表に出した柄も待機
していて、機は少ないので、サーっとは進みませんが、じわじわ製作中です。
2011年12月 8日

『ケルティック目出し』
久々に『ケルティック』です。
自分のモノづくりの核の一部分は、この辺りの文様にあるので、
作っていても、ワクワクしています。
当初よりも少し輪郭に濃い色を加えて、区切りを目立たたせることで、
無地が無地で無くなってきて、柄の一部として働いてくれてます。
ボカシをわざと判りやすく入れて、その分柄の面部分を強く、
それが強く出過ぎないように、素材を変えて抑えてみたりと、
久々のケルティックですので、やりたいことをやっています。
目出しは4色取ってその中に、さらに一色全く違うのが入っていますが、
今のところ、その色と後は下の三色から、(多少修正して)どれか一色
と思っています。
今までのケルティックよりも大柄で、少しイメージが違っていますので、
出来上がり&コーディネートも楽しみです。
2011年12月 7日
御召緯を使ってシボを付ける織物があります。
強く糸を撚って、糊付けしているを広幅で織って、
それをお湯に付けるとと、撚った糸がするすると縮み、
生地も今までの幅を保っていられず、一緒に縮む。
イメージとしては、そんな織物です。

『御召緯の織物』
『着る物』として使うと、表面には立体感があり、単なる縞柄一つとっても
表現が優れていて、インパクト大です。
ただし、しぼをやり過ぎてしまうと、ゴワッとしてしまうので、
上写真の無難に羽織になっています(これは、まだ着物でも可能です。。)
帯地は、結びにくくなるまでは、思いっ切り良く、しぼしぼを付けることが
できます。
ですので、しぼの具合は『着る物として』以上『結びにくくなるまで』まで、
です。
今までも『しぼ織』や『Rococo』などで、十数柄と作っていて、
今人気のあるものは・・・。
この柄です。

もう少しすれば、結ばれたところを見ることが出来るかな?
と思いますが、写真でもわかる『しぼ具合』としては、程良く良好。
という感じです。
最近ではこのように予想通りにいくものが、
ほとんどですが、最初の頃は小さなモスラみたいになって、
絹糸が先祖返りしたような感じのモノもありました。
ある程度、地紋や糸の使い方で、この『程良く良好』に落ち着くことは、
そう難しくなく(問題は帯地の幅くらい)、次の目標はと言うと・・・。
『程良く良好』から『モスラ』の間のどこで落ち着かせるか、
という問題です(その方向違いが、結びにくいゴワッと、という所かな?)。
裏地も、進みましたし。

この織物は視界良好です。
2011年12月 6日
イチョウも散って、これから本格的に寒くなる京都です。

ニュースを見ていると、北海道は雪で、吹雪いて、積もって・・・。
来週に行く予定をしていますが、今から覚悟を決めています。
今年は温暖化がどうで、寒いの暑いのか、どちらに転ぶかは分かりませんが、
冬は寒いので、この『防寒草履』がとても人気です。

以前は通常の草履と比べて、とてもニッチ商品でしたので、
オーダーを頂いてから、製作でも充分に間に合っていましたが、最近では
そうではなくなってきました。
さらに、
爪革の部分と台を作る工程とが、同時にできないので、注文数の増加と共に
通常の草履よりも、さらに時間が掛かってしまっています。
花緒は、『寒い時だから、ちょっと華やかなのかほしい。』
という話も聞いていたので、下のような感じに。

『雨&防寒花緒』
冬はどうしても『足元が寒いので、着物はちょっと・・・』と
思われて着物を避ける方も、これだったら、履いてみようかな?
という気持ちになりそうですね?
今のところは、北の方のエリア限定のような草履ですが、
去年に比べて今年は、ほんの少し南下していますので、
来年もさらにエリア拡大中。になるかもしれませんね。
この草履を作る職人さんへ、仕事を大幅に増やして出せそうです。
2011年12月 5日
今はモノづくり期間に少し足を入れたという感じです。
いつものモノづくりの流れ、に乗って行きます。
図案作成→新しい紋→配色して、目出しを織る。
今製作しているのは、新しい図案を作って、紋を作って、配色を。
という所で当初イメージにあったような色目を入れて、見本を取りました。

これを見て、どう思うか?
というのは、それぞれの方の好みも強く反映される
と思いますが、ほとんど配色は一回では上手く行かず、微調整を含めて、
何度か織り直しして、イメージに合わせます。
今回は織物的に新しいボカしたような表現が出来る
と思い配色したのですが、パッと見は随分落ち着きがない帯に
なってしまいました。
最近の帯(とてもシック)の中に入ってしまうと、遠くから見ても、
とても目立ってます(廊下を通り過ぎる人が凝視するくらい・・・)。
いつもそうなので、それは気にしませんが、
それよりも今回は見るべきところも沢山あります。
一番上と2番目の地の部分は、全く同じ色々の構成で織り上げていますが、
(杼を替えることによって)重なり方によって、随分と地紋が変わったり、
また、花の核の部分なども検討できそうなモノがありました。
実験材料を作っているわけではなく、近々帯となりますが、現在のところ、
色に色を重ねて、五倍金のように深くて、濃い色目を作り出したいと思います。
今日は、『きもの』よりもモノづくりの『生地』の面ばかりが
目立つ一日になっています。
Facebook上でも実験・実験で一本目の袋帯を結んでもらっています。
→http://www.facebook.com/tonamiorimono
2011年12月 1日
『仙福屋』で帯締めは扱っていても、
『丸ぐけ』は今までありませんでした。
その前に、
社内や職人さんところでも『まるぐけ、まるぐけ』と言っていて、
何かもちろん知っていますが、新人くんに『丸ぐけって何?』と
改めて聞かれると、『こんな風に丸まった帯締め』と返事するしかなく、
調べてみました。(自分で調べたら・・・とも思いましたが、
勉強にさせてもらったということで。)
丸ぐけ:芯を入れて、断面が丸くなるように絎けること。
また、そのひもや帯。特に、帯締め。
ということです。
まあ、間違っていなかって良かったですが、こうやって調べてみるのも、
なかなかいい勉強になります。
それにしても、特に帯締めとあるので、帯締めを中心に使われる言葉だったのは、
以外でした。他にもありそうですよね。。
最初は着物地(となみ御召)で作ろうと思っていましたが、適当な生地が
ありませんでしたので、こいう時はまずは『総紗縫』。
そうすると・・・
まずの試作はこんな感じです。

『まるぐけ総紗縫』OR『総紗縫まるぐけ』
どちらが良いでしょうね?
縫われる職人さんも帯とは思っていなかったようで、
とっても縫いやすいとのことでした。
(結びやすいとは、また違った褒め言葉ですが、嬉しいですね。)
ただし、帯の幅で約5本しか取れませんので、帯一本で10〜15本と
思っていたよりもずいぶん少ない数しか作れません。
これから作っていくか、判断のむずかしい所です。
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