五代目日記⇒ 2011年5月

2011年5月31日

総紗縫小実験。

 

総紗縫の素材探しもしています。

織るのも難しい、素材も特殊、それを乗り越えて、

帯一本織れたとしても、普通の帯よりも正反が織れる

率が低い。

と、なかなか大変な織物の一つです。

(帯で簡単な織り方のモノもそうありませんが・・・)

 

結んで頂いている方には、とてもイイ評判を頂いているので、

今でも、柄を毎日のように、スタッフ含め作っています。

(ちなみに、柄数は数百(真ん中の方)くらい、です。)

ただ、それだけ様々な柄があっても、素材はというと、

ほとんど、シンプルに糸と箔だけです。

 

省くもの・無駄なモノが見当たらないのは、完成されている。

ということなのかもしれませんが、それでも一本織り上がっては、

次の一本に掛かる前に、異なった素材を試して、シックリと来るものを

探しています。

 

たまに、今までとは大きく違ったものを入れてみたり、

(帯どころか生地にもならないことが多いです)

今回のように、わずかに変わったモノを試したりして、変化を探します。

 

下の写真は素材を変えて、この次のステップになりそうな素材です。

(真ん中で分かれているところが、素材を変えた部分です)

 

IMG_4978.jpg

(紋で作らなくても、チラチラと銀が浮いてくるのが特徴。)

 

『あまり変わらないなぁ』と思ってしまうと、何も変らないので、

織り上がってきた生地を持って、何かできないか考えます。

 

IMG_4980.jpg

(上と比べると、たぶん小柄向きな素材です。)

 

何か出来そうなので、しばらく実験してみます。

 

 

 

 

| コメント(0) | トラックバック(0) |

2011年5月30日

Rococo3

 

最近、楽しくハマっている組織が『Rococo』にも

使っている『しぼ纐纈』。

 

図案を考えたり、素材を探す時間を最近は取っているので、

面白い(自分判断ですが・・・)モノが上がってきています。

 

IMGP4901.jpg

『Rococo3』

 

 

従来使わない色目を組み合わせて、製作したので、

従来無い雰囲気の帯が上がってきています。

 

青〜紺〜茄子紺・・・。どう言って表現したら良いのか迷う地色に、

時間を掛けて探した白の素材が、浮いてくるような柄です。

 

入れたかった白は単発で見ると、とても元気が良くて、

他を消してしまいそうだったので、上から糸を通して、

少し抑えてみたりと、極力使いたい『白』をそのまま使いました。

 

昨日、この織りを初めて見せたのですが、とても評判が良かったので、

しばらくは、この組織にハマっていたいと思います。

 

| コメント(0) | トラックバック(0) |

 

以前紹介していた

『総紗縫premium』の新作が上がってきました。

自分で製作したものではないので(そちらはもう少し掛かります)、

まずは、こちらを先に紹介です。

(後から上がってくるものは、ちょっと変わった物です。)

 

前も書きましたが、なかなかパッと、イメージが湧かない、

モノづくりの一つなので、分類してみました。

 

一つ目は、目立たないけれども、帯の柄が補強されるタイプ。

 

IMGP4893.jpg

 

キラキラと光るのも魅力的ですが、この柄のように光は抑えた形で、

もっとシックに、お太鼓にポイントを作ってくれるものもあります。

 

最初は石が少ないので、あってもなくても一緒かな?とも思いましたが、

しかも、帯の柄も色も同じなのですが、雰囲気が変わります。

 

IMGP4897.jpg

 

 

この帯もそうですが、幹の部分に付けて、箔だけで柄を出すよりも、

広がりが出てきます’(ちょっと個性的になるので、好みはそれぞれですが)。

 

IMG_40842.jpg

 

 

他にも、効果的な使い方として、帯の隙間を埋めて主張しているタイプ。

 

IMGP4878.jpg

 

意外に思いつきそうな使い方ですが、多分自分で作るとなると、

横が金、上下はプラチナだったら、イヤかなと思って、作らなさそうな帯です。

 

IMGP4881.jpg

 

そう思いそうですが、出来上がってみると、上手く行っていて、

全然うるさくない帯になっています。

 

なかなか上手いなぁと、自分ではしないモノづくりなので、

見ていても、気付かされることが多いです。

 

 

そんな風にして、他にも数柄上がっています。

自分が、この後に上がって来ることを考えると、プレッシャーが掛かります。

 

折角なので、上がってきたら、

石で『作楽』と入れても面白いかもしれませんね〜。

| コメント(0) | トラックバック(0) |

2011年5月27日

久々のなごや帯。

 

新しく製作中なのは、こんな柄。

 

IMG_4947.jpg

『仙福屋:七宝(なごや帯)』

 

なごや帯。

七宝柄。

金糸銀糸入り。

 

と、こう書くとどこにでもありそうなものになりがちですが、

出来たものは、上(の左)のような配色の柄です。

 

七宝柄の円の部分が、細いクレヨンで縁取りしたような、

かすれ具合を僅かな箔で潰して、地や緯糸と馴染ましています。

縁に動きがみえるので、それが連なると、ドンドンと動きが出てきます。

 

最初は、右の目出し(試験織)のように、金銀で織ってみましたが、

同じ図案で配色だけがちがっただけなのに

不思議と、流れが留まってしまって、どこかで見た帯に・・・なってしまいます。

 

中に入っている色々tも、最初よりはわずかに濃くしましたが、

それでも、あまり主張しないような、ごく薄いグリーン色。

 

普通の七宝と比較するとよく分かりますが、やっぱり私の中でモノづくりは、

勢いに流されず、何か理由が感じられるものが好きですね〜。

| コメント(0) | トラックバック(0) |

 

今日、カッコイイ草履が上がってきたので、

しばらく見ていました。

 

IMGP4863.jpg

仙福屋の草履ダックジュエル×作楽水仙のツボ通し花緒』

 

タイトルにもあるように、

花緒は、作楽シリーズの水仙(良く出てくる柄です。)

と台は『仙福屋の草履』でも、ちょっと上のクラスのダックジュエル。

 

それにプラスして、花緒には『ツボ通し』という種類の

仕立て方をしています。

 

IMGP4868.jpg

花緒が羽の様に立ちます。

 

この仕立ては、花緒単体で見ていても、良く分からないのですが、

台とくっ付けると、花緒が持ち上がり、綺麗に見えるというものです。

 

手が早い職人さんではないので、まだ『仙福屋』では、全部がそうでは

ないのですが、こちらも選べるようにしていきたいと思います。

 

と書いていて、この当たり前に言っていることも、

最近は、どんどんと当たり前ではなくなってきました。

 

草履に関しては、台を作る人はもちろん、最高の真綿入り台を

製作できる人は、日本に2人だけ・・・

(類似品が多いので、出来上がりを見ると別物です。)。

と、後継者が難しい状況です。

 

また、花緒に関しても今までのように、綺麗に作れる職人さんは

ドンドンと減ってきて、このまま行けば・・・。

 

帯に関しても同じで、様々な工程で使う道具類も作れなくなって、

職人さんも高齢化で・・・。

と、とても厳しい状況です。

 

たった草履一足、帯一本かもしれませんが、その中にも凝縮して、

拘ったモノ作りできる、こだわれる部分を一緒に職人さんと

作れるというのは、本当に幸せなことです。

 

作る側にいますので、もし、毎日のモノづくりが

ここまででイイやとか妥協に走って、

様々な細部に拘らなくなってしまったとしたら・・・。

 

IMGP4869.jpg

草履のカカト

 

ドンドンと細部が無くなって、草履でいうと、革使わなくいいや。

カカトもあるもんでイイや、多少履きにくくてもイイや、

となると・・・。

あれが出来なくなって、これも出来なくなってしまいます。

 

いざ、いいもんを作ろうとして、

『ここをこうしたい』『こんなモノを作りたい』

と話をしても、『昔はできたけどなぁ。。』

 

そんな風にならないように、毎日こだわってキッチリと

モノづくりをしていきたいです。

 

草履一足見ていて、そう思いました。。

 

 

| コメント(0) | トラックバック(0) |

 

『伊藤若冲の世界』として、様々な帯を作ってきました。

モチーフがモチーフだけに、そのままを活かしたモノもありますし、

(それでも糸で表すには相当難しいですが・・・)、

若冲を題材に帯・着物へとアレンジしたもののあります。

 

どちらの場合をとっても、若冲に触れられている時間は、

幸せです。

 

今回も、ここ一週間は、相当量の若冲資料に当たっています。

 

具体的な柄は、

今までの砂糖鳥や鸚鵡のシリーズです。

 

IMGP4851.jpg

伊藤若冲の世界

 

最近は帯留めも人気ですが、作っている時は、

形もそうですが、それ以上に『色と空気感』に注意をしています。

 

0908.jpg

 

 

 

IMGP4849.jpg

伊藤若冲の世界

 

実際の実物を見た時に感じる『やつ』、なのですが、

こればかりは人それぞれもあり、どれが正しいかは、

作った後、周りの反応で測るしかありません。

 

たまに、修正をかけることもありますが、その時は大概、

形は上手く行ったけど、何かどこかちがう・・・。です。

 

もちろん、コピーをしたみたいに、全く同じ様に製作しても、

同じことを感じますので、この辺り雲を掴みに行く感じです。

 

先日も言われた、唐長さんの『南蛮七宝』も、同じようなもので、

似たものと、となみさんのとは、柄は似ててもやっぱり違うね。

という所の空気感なので、自分もよく分かっているのですが・・・

なかなか今回も詰まっています。

 

そこを越えれば、あともう少しで完成です。

 

 

 

| コメント(0) | トラックバック(0) |

 

総紗縫プレミアム.jpg

総紗縫premium

 

早速、いい反応が返ってきていますので、

新たに製作中です。

 

写真 2011-05-23 16 47 38.jpg

 

いつもの流れは、図案→紋図→配色→目出し→完成。

この帯に関しては、ここから再度、構成し直しです。

 

失敗したら、取り返しが付かない作業ですが、

意外にも楽しい工程で、これも帯作りと同じく、

人によって、ぜんぜん違うものが出来てしまいます。

 

図案を考えるのと、それを自分のイメージから離れず、

できれば上を目指して、紋図(設計図)を作るのと、

それを元に配色していくのと・・・。

と全部異なる能力というか、センスが要ります。

 

ですので、このモノづくりも、

もちろん違う力がいるのですが、どっちかというと、

自分には得意とは言えず、結構手こずっています。

 

今日は横で違うことをしていたので、客観的に見ながら、

『この次作るとしたら、かなり変わったものにしよ。。。』

と勝手な決意をしています。

 

なんでもいいや!という気持ちで作っても、地部分の帯が

土台となって、それなりには見れるかもしれませんが、

加工をするだけあって、土台以上に輝いているモノにするには、

なかなかこれも難しいモノづくりですね。。。

 

と今日は、深ーく考えています。

 

| コメント(0) | トラックバック(0) |

2011年5月21日

Rococo2

 

昨日に東京に入って、今は郡山にいます。

明日の晩には、京都へ帰りますが、

こっちには久しぶりに会える人が多くいはるので、

楽しみにしています。

 

しばらくは京都にいて、昔みたいに長い出張は

随分減りました。その理由の一つがモノづくりです。

 

今までの慣れたモノづくりであれば、短期集中で大丈夫ですが、

新しいもので、特に最初の織りの具合(風合いとか流れなど)を

決める時は、やっぱり、じっと集中する時間が欲しいです。

 

と、今はその時間が取れるので、この前に紹介していた

ペイズリーの帯も早速配色を手直しして、表だけですが、

完成しました。

 

IMGP4836.jpg

『Rococo』

 

連続して、長時間この織物に関わってこれたので、

最初のイメージとほぼ狂わず、いい感じで仕上がって、

とても満足しています。

 

IMGP4840.jpg

 

こだわりは、箔・緯糸との合わせている所です。。。

 

 

 

 

| コメント(0) | トラックバック(0) |

 

今回の新作発表は・・・

 

以前汕頭刺繍で登場した

総紗縫のpremium』バージョンです。

 

今年は、

スワロフスキーをコーディネートしています。

 

総紗縫プレミアム.jpg

総紗縫premium

 

汕頭刺繍もそうでしたが、ただ単に『今ある技術同士』を

引っ付けただけでなくて、きっちりと柄に合わせたり、

クリスタルの色目も交えて、表現したいものを作っています。

 

総紗縫自体も柄数は多いのですが、沢山織れない帯で、

コツコツと作って、

納品しているという状態ですので、このシリーズもまだまだ、

見てもらえる機会は少ないかもしれません。

 

雑誌掲載のように、写真を何枚か撮って、載せたかったのですが、

光の加減等で、どうも上手く撮れないので、今日は紹介に留めておきました。

 

ぜひ、実物を触って、見てもらいたいと思います。

秋〜冬に向けて、このスワロフスキーで面白い柄を企画中です。

面白いとは言ってもらえても、結びたいと言わはるかは、

とても微妙ですが・・・

 

また、紹介します〜。

 

 

総紗縫premium、興味のある方チェックしてみてください。

 

61tuawmznQL._SL500_AA300_.jpg

                → amazon

 

 

 

 

| コメント(0) | トラックバック(0) |

 

以前、リメイクした帯のコーディネートです。

 

IMGP4819.jpg

『作楽:投網(帯)×神坂雪佳の世界(着物)』

 

投網は、広がりがある柄で、ジーッと見ていると

網にスーっと吸い込まれていきそうになります。

 

着物も雲のような花弁が全体にフワッと広がっていて、

こちらは周りに、広がっていきそうな華やかさのある着物です。

 

前は、純銀の帯留めに三分紐。

 

IMGP4812.jpg

 

 

お正月にも登場した帯留めです。

 

IMGP4199.jpg

『麹塵染(薄地)』

 

帯の地色が薄いのと濃いのとの違いもありますが、

三分紐を変えるだけで、遠くから見て、受けるイメージが

大きく変わります。

 

上の場合は全体が馴染む感じで、

下はアクセントとなって、主張します。

 

帯留め×三分紐のコーディネートまでは、

製作しているときに、気が回らないことが多いですが、

こうやって上手く合わせてもらえると、帯がイキイキと見えますね。

 

 

 

 

ちょっと前に、私物で作った草履です。

 

IMG_1316.jpg

 

南蛮七宝の帯地を使った花緒に、

台は横には、蛇皮に英字新聞を印刷したモノを使いました。

天部分には、ジュエル帆布。そして、真綿入り。

 

なんとなく草履なのに履くのが勿体無くて、

つい最近デビューしたばかりです。

 

 

そして、この前に紹介した男物に合わせる草履として、

これを気に入られたので・・・。

もう一足兄弟みたいなものを作りました(どちらかと言えば、兄?)。

 

IMG_4864.jpg

 

蛇を天に、帆布を横に持ってきたので、

ちょうど反対みたいなものです。

 

IMG_4865.jpgIMG_4866.jpg

 

面白いモノができました。

見ていると、自分も欲しくなってきますね・・・。

 

 

さらに、もう一つあって、

それは帯地を天に使ったものです。

 

IMG_4867.jpg

 

一見、普通に見えるかもしれませんが・・・。

 

これもまた、履いたり近づいたりすると・・・。

 

IMG_4868.jpg

 

実は、台の帯地は『薔薇』で、花緒も総紗縫を使った薔薇です。

 

仙福屋』で扱う中では、かなり特殊な草履ですが、

こういったオーダーで作る草履も、数もそんなには売れませんが、

とても仕上がりが楽しみなモノづくりです。

 

興味ある方は、是非是非、特殊草履も楽しいですよ。。。

 

 

 

 

 

 

| コメント(0) | トラックバック(0) |

 

メルマガにも書いていた、

最近増殖中の知り合いの男物着物について・・・。

の、まず第一号が織り上がってきました。

 

IMGP4806.jpg

(男物は、幅が重要なので、超・広幅です。)

 

一式という注文だったので、この着物と帯に、襦袢、

角帯、紐、足袋、草履と様々、合わせていきます。

(ちなみに、入門編ながら普通じゃイヤだという難しい注文です。

 それに単衣です)

 

後、巾着があれば、申し分なし・・・。

という特別フルセットです。

 

まだ仕立てには出していないので、今からすることは、

羽裏や襦袢の色目、角帯のコーディネート。

仕立て上がってからは、角帯の結び方、プチ講習。

たたみ方&お手入れ。。。

 

と、ただ単に自分が好きな着物を買って着る。とは違い、

周りの男の着物人口を増やすのは、なかなかの至難の技です。

 

ただ、最近増えたような気がする、女性の着物と同じくらい、

周りに男性の着物が増えれば、それはとても幸せなことです。

 

 

そうそう、先日お会いした、早坂伊織さんが本を出されました。

参考商品として、南蛮七宝の襦袢や巾着が載っています。

 

     51Fld9yY0zL.jpg

 

男物の着物を始める方に、とても丁寧に説明してある本なので、

好き勝手に着物を着ている自分にも、とても勉強になりました。。。

 

| コメント(0) | トラックバック(0) |

2011年5月12日

続々と・・・

 

金沢から帰ってくると、この帯の目出しが上がっていました。

以前、紹巴織で数柄製作していた『ペイズリー』柄の御召緯バージョンです。

 

IMG_4835.jpg

(帯の幅が出ているのか、チェックしている最中です)

 

いつも色々と色の候補を上の写真のように取っていきます。

大体、その中から1柄選んで、さらに修正をかける。

というのが流れなのですが、今日の場合、帯を一本で見たいものが、

沢山あります。

 

特に、一番手前に写っているものなどは、紫系・ピンク系、シルバー系の

色目を一本の帯としての流れで見てみたいなぁ、と思いました。

 

この柄の心配だったのは、その色よりも『しぼしぼ』の付き方で、

これを見る限り、十分に柄の強弱が出ているので、上手く行ったと、

ホッとしています。

 

今、織っている最中なので、近日中に完成した一本目を紹介できると

思っています。とても楽しみです!

 

続々と、このしぼを付けた織物が上がっていますが、

実は思っていたものよりも、失敗が多いです。

写真で目出しを紹介しているモノは、成功する確率が高いものばかりで、

この裏には、かな〜りな部分、あら・・・。とため息を付いてしまうモノが

沢山あります。

 

だから、余計に上手くいくと、嬉しいですね。。。

 

 

ちょっとCMを・・・

IMG_45723.jpg

『仙福屋の草履(アイスクリーム)』

 

以前に、少しだけ登場していた

このアイスクリームの草履も見本の一足ずつ、

出来上がってきました。

 

近日中に『仙福屋』で登場です!

 

素材は、染料を何重にも重ねた帆布を使っていて、

夏でも履いて頂けます。

 

またキズにも強いので、草履を履いていて、色んな所に

ぶつけそうなオッチョコチョイの方には、

特にオススメのモノです。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| コメント(0) | トラックバック(0) |

 

今日も朝一で金沢にいます(明日帰ります)。

帯を見せていて、最近人気なのがこの帯です。

 

IMG_0472.jpg

 

当初作った時よりも、

少しずつ人気の出てきた帯です。

 

初出が去年の2月なので、製作したのは一年前と少し前・・・

電車の中で写真を整理していたら、図案の元が出てきました。

 

IMG_20109.jpg

上の写真は、和紙に書いている文字を、下に紙を敷いて、

筆の動きを確かめている作業中です。

 

初登場の時にも書いていたように、とても細かく複雑な作業です。

 →http://www.kyo-tonami.com/godaime/2010/02/post-1135.html

 

その辺りが、帯に力強い印象を与える部分なので、

しかも帯には色が入っていないので特に重要な部分です。

 

最近は、こういう帯を作っていないし、頭の中にも無いので、

今日は、いいキッカケを頂けました。

 

 

 

| コメント(0) | トラックバック(0) |

2011年5月10日

Rococo 一柄目

 

前回紹介した時から、修正をして、

Rococo』一柄目完成です。

 

www.momolog.jpg

前回のRococo(一本目)』

 

この帯シリーズの特徴の色目を少し修正して、

ボリューム感の感じ方を変えてみました。

 

IMGP4789.jpg

 

左は、同柄の別配色。

薄青い箔を使って、同じ素材だけれども、涼しげさが漂うように、

同系統の糸も交えながら配色しています。

 

角度を変えると、ボリューム感は伝わるかな?

と思って、もう一枚撮っています。

 

IMGP4800.jpg

 

横糸に通す御召緯を縮めることによって、

しぼを出している織物です。

 

そのために、ある程度は計算して、隆起を作っていますが、

細かいところなどは、思っていた以上に細かいしぼになって、

遠くからでも近くから見ても、味が出ているのが分かってもらえる

と思います。

 

特に、唐花内の色糸と箔との使い方が特殊ですので、上に載っている

色目がジワ〜と染み出ているような感じになってくれたのが、

とても気に入っています。

 

今までの自分のモノづくりとは、ちょっと異なったものですが、

新しい視点も増えましたので、次に作るものに良い影響があると

思っています。

 

 

それと、もう一つ手掛けようとしているのが、この柄です。

 

IMGP4803.jpg

 

昔の帯の試験織です。

 

今、図案家が書かはるモノとは、少し違った匂いがして、

これを活かして、この『Rococo』の中に加えられるかもしれません。

 

かなり手を加えないと、難しいと思いますが、自分でイチから作るものと、

リメイクに近いものとを組み合わせて、新しいものをまた作っていきます!

 

まずは、素材を探します〜。

 

 

 

 

| コメント(0) | トラックバック(0) |

 

メルマガ5月、そろそろ発行です。

今月は、ある裏無地の柄についてです。

以前、紹介した柄なのですが、タイミング良く上がってきた帯留めと

セットしています。

帯のコーディネートからは、随分離れてしまいましたが、

楽しんでもらえると思います。

 

もう一つ、帯の裏地を探していて、一本出てきました。

『これは紹介していないかな?』という帯です。

 

IMG_2194.jpg

 

この配色変更。

   ↓

 

IMGP4784.jpg

 

こう書いていて、『しまうま』といい、

最近ベージュとブルーの2色が多い気がしますので、

反省しながらも、次のモノづくりはちょっと派手なもので、

随分イメージが変わると思います。

 

それにしても、裏地だけでも結構な柄数を作りました。。

『かなり個性的で、奇をてらわずに、結べるモノ』、という条件で、

柄を考えていますが、作れば作るほど、まだまだ作りたくなってきます。

 

表があっての裏無地なので、ポコポコ作っていくわけには、行きませんが、

まだまだ楽しい物を期待していてください!

 

 

さて、

メルマガ登録はこちらです。

一ヶ月のまとめ的なものから、柄の説明、

新作話等々、また『五代目日記』とは一味違う内容です。

 

コンテンツも色々と考えて、少しずつですが、パワーアップする予定です。

興味のある方は、ぜひ!

 →http://www.senpukuya.jp/SHOP/mailmag.html

 

 

| コメント(0) | トラックバック(0) |

 

今、製作しているのは『木花』シリーズの柄です。

 

IMG_4771.jpg

 

シンプルな柄ですが、梅鉢の流れ方に苦労した帯です。

途中の柄作りで、あまりに梅鉢に拘り過ぎて、遠くの方へ

流されそうになっていたので、やっとこの目出し(見本裂)を

織ることができて、ちょっと感慨深いです。。。

 

今、金沢にいますが、

例えば、メールで『この中のどれがいいですか?』

と聞かれて、さて皆さんはどうされますか?

(本当はもっと沢山あるのですが・・・)

 

最終調整は京都帰ってから、

必要ですが、ほぼ決定です。

タグ:
| コメント(0) | トラックバック(0) |

 

とてもGW休暇とは言えないGWであっという間に

終わりました。

 

そして、今日からは通常の流れに戻っています。
 

今は電車で金沢へ移動していますので、

これは車内で書いています。
 

 

連休も含め、数日まとまって休みが続くと、

新しい帯や見本裂、配色替えなどが

まとまって上がってきますので、午前中はその確認です。

 

以前も書いていたものも、ちょっと完成度が進んだり、

と、休みボケ無くテンションが上がります。

 

特に、Rococoの一本目や、この唐長文様に関しては、

なかなかです。


 

下のモノは、紹介してから何度か短い目出しを取って、

最終に決定したものです。

 

www.momolog.jpg

『Rococo』

 

当初はかなりアクセントとなる色を青、緑(それに赤)に決めて

織ってみましたが、残念ながら、予想よりも

収まりの悪い色になってしまいました。

 

そこで、色をちょっと中間色に近付けたのが上の写真です。

最初は超・個性的だと言われていたことからすると、

とても合わせ易くなった、と思います。

 

この辺りの個性と合わせ易さのバランスは、

最近、最後まで悩む所です。

 

また、この帯は特殊な帯なので、

これからさらにもう一手間を掛けて、

しぼを付けます(御召緯とお湯の力で)。

 

その時にまた印象が変わるので、

それは金沢から帰った時のお楽しみです。

 

他にもこの帯の箔が製造されていないので、

またふさわしいモノを探すか、作るか、

という問題もありますし、まだまだ前途多難です。

 

 

 

| コメント(0) | トラックバック(0) |