五代目日記⇒ 2010年8月

2010年8月31日

今日は帯揚で。。

今日は ちょっと昔を思い起こしながら、帯揚がテーマです。。


となみ織物の小物専門部門『仙福屋』では、様々な小物を作っています。

帯と比べて、
本当の最初はかなりよちよち歩きなモノづくりだったと思いますが、
最近では高い評価を頂けるようになりました。

肝心のところは、
帯揚では、生地の風と色です。

最初は、どうしても今までにある帯揚の常識内の色目が多く
帯と無難に、コーディネートできるというモノでした。

モノづくりというよりも、今までのモノの上をなぞっていた
だけだったように思います。

帯揚の占める部分が掴みくかったので、どう対処していいのか?
と迷っていた部分もあるかもしれません。

失敗もしつつ、最近は、やっとうちらしい帯揚ができています。
たとえば、色目を見て、『らしいねぇ』と言ってもらえ、
コーディネートすると帯の雰囲気と一つ上のところで、馴染みます。
(分かりにくい表現で、すみません)

例えば、今製作している縞の帯。
『この色は黒とか、ベージュ』とは、言い切りにくい色目で、
簡単に言ってしまうと、『中間色』というところ。

IMG_1271.jpg
(まだ、織り上がってもいない最新の縞です。。)

と。

こんな縞の帯揚。
IMG_1251.jpg
ひねた色が私的にとても好きな色になりました。)

色味は違っても、頭の中で想像すると、
帯と帯揚、お互いが、じわーっとハマりまっています。

『この帯揚の色目で帯を作りたくなる。』
そんな気持ちになるくらいになっていますので、
モノづくり(小物編)は、上手く言っているのかなぁ、
と思っています。

まだ、発表前なのでこの辺りの反応もとても楽しみにしています。
小物も含めて、できることは帯よりも少ないですが、
楽しさは、それでも同じくらいです。


2010年8月30日

『襦袢にロゴ』

 
以前紹介していた南蛮七宝の襦袢です。  
 
新色が上がってきました。
 
IMG_1142.jpg 
『南蛮七宝/襦袢:ベージュ×薄茶』
 
南蛮七宝』着物や帯でこの柄を見れば、すぐに
唐長さんとのコラボ商品と思って頂けるのが一番ですが・・・
まだまだ、定着できていないのが現状です。
 
時々、『となみさんの南蛮七宝の襦袢見ましたよ?。』
 
と言われて、 『うん?、うちのじゃないな・・・』
ということが、時々あります(類似品です)。
 
唐長さんをよく知っておられる方でも、そういうことが
あるそうです。
 
『あっ南蛮七宝の襦袢だ!』と喜んで買われる方のことを考えると、
写真のようなロゴを入れた、きっちりとした出所の判る差別化も必要だと、
最近、特に強く思います。
 
 
仕立てをしても、キッチリと見頃に入るようにしています。
 
IMG_1143.jpg
 
今までも、社内にある意匠や他の業界の方とのモノづくりしたものを
大事に扱ってきたつもりでしたが、今後はさらに気を配っていきたいと思います。
 
やはり使ってもらう方を考えると、出所として、しっかりと発信して、
安心してもらえるものを考えていきたいです。
 
 
今日は土曜日。 西陣は静かです。

今日も新しい小物が上がってきたり、
わくわくするようなモノ(私物)も出来てきたり、
と静かなわりに盛り上がりのある日でした。


それらは後日登場する予定ですが、
今タイトルにもあるように、『めーいっぱい白く』
ということを考えてモノ作りしようと思っています。

ただし、生糸は天然のモノなので、白くすると漂白したみたいな
不自然な色になりますし、そのまま使っても、産地によりますが、
ちょっと生成り色にが入ります。

また、織物ということで緯糸と経糸との関係でも色が影響を
受けますし、さらに織物が実際に白く織れても、人の目に白く映らない
それは『白い』と言えるか、とても微妙な問題です。
(ちょっとブルー掛かった方が白く見えたりすることもありますし。。)

さらにさらに、今それをやろうとしている織物は、
かなり色んな所の影響を受けて、なんとなくですが、
周りの空気の色までも微妙に反映してしまうモノです。
(やっぱり今は燦々シリーズです。。)

そんな『めーいっぱいの白さ』ということを考える
キッカケをくれたのは、この帯
です。

IMG_1258.jpg
『燦々:なごや帯』

次に柄を作るときは、『とことん白さが際立つ』
ような柄・色を予定しています。

取り掛かっている柄が、次へ繋がることは良くあることですが、
『色からのスタート』で、それだけをキッカケにモノを作ることは、
ほとんどないので、どのように進むのか、本人もわかっていません。
(とても楽しみです。)


さてさて、そんなことを今から悩んできます。。
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お盆/真夏モードもほんの少し薄れ、 段々と、忙しくなってきました。

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とは言っても、会社の近所はこんな感じです。
頭が詰まると、散歩するのには、とても気持ち良いです。

最近行なっているいくつかのモノづくりの一つ。

『詩情 夢二』があります。
久しぶりに、ここに関わったので、気持ちが新鮮で新しいものが
形になりそうです。

『詩情 夢二』というと以前は、総紗縫を中心に蛍とか、文字列帯『てけれっつのぱ』、
タンポポ等々、最初は『個性的すぎると思うよ。』といわれるモノを作っていました。
 →以前を振り返ると・・・

最近では、そういうものも人気が出て、結構定番になってしまった・・・
という状態です。

そんなこともあって、また違う角度から、柄を再構成し直しています。
テーマは、『ちょっと余裕な空気が漂うもの』という、
自分でも掴み所のないものです。

一柄ずつ出来上がってくると、『確かに、なんとなくそんな感じがする・・・』
と言ってもらえそうな自信はあるのですが、まず上がってきたのが下の写真。

あまり使わないような色目を染めて、微妙な配色と織(少し空けて)とで、
ユラユラと揺れていそうな空気感を出してみました。
IMGP3243.jpg

こんな感じでモノづくりの図案作りを進めています。。

こういう感じが好きな方、楽しみにしていてください。

2010年8月26日

まず、試作。。

今まで、色々と検討しながら製作していたバッグ。 まあ、ビックリするくらいの意見があります。 →例えば、今年でも・・・

それを全部入れると、大きさから形状までの意見が、色々ありますので、
『形』にはなりませんが、ひとつずつ話を聞いて、モノづくりしています。

そのうち、形になった一つが、このトート。
IMGP3270.jpg
総紗縫の縞紗で小物をつくるときれいです。

ほんのシンプルな形で、A4の書類が入って、内のポケットも・・・
とにかく簡単にモノを入れて持ち運びできるもの。

そんな意見を形にしたモノです。

帯を素材と見ると、幅や裏糸に限界がありますが、
その中でものを作るというやり方でなくて、
色目、光沢、品やかさなどを最大限活かしたものを
作ってみました。

まだ、試作なんですが・・・。

結構自信作です。

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寝ている最中に、新しいモノが浮かんだので、
『忘れないうちに!』と色々とまとめています
(これは具体的なイメージ有りなので、すぐに形にできそうです)。
ですので、今日は、久々にこんな時間にPCを開いています。

月曜日と火曜日は東京にいました(昨日夜に帰ってきました)。
今月と来月は、行ったり来たりとなりそうで、
数日空いてしまった日記の更新、こまめにできるように
していきたい思っています。

さてさて、出張中でももちろんモノづくりからは、なかなか離れれない
毎日(幸せなことです)ですが、そう言えば・・・
という帯を作っています。

以前作楽で作っていた音符をモチーフに(というより、そのままかな?)
織で織った帯です。

IMGP30s17.jpg

予想以上というよりも、遥かに反応があって、ビックリしていましたが、
その帯を見られた方から、『その紗が欲しい?!』と言われたので、
考えてみました(総紗縫の今までの記事)。


今織り上がったのは、見本裂ですが、実際には織物の組織が違うので、
かなり触っています。

それがこれです。
IMG_0990.jpg

まだ、微調整が必要ですが、上手く行きそうです。
(雰囲気も面白いです。)

個人的にも会社的にも、もちろん柄を大事にして、次どうするか?
も毎日考えて、モノづくりしているつもりですが、様々な方の意見を
聞くと、まだまだ無限にモノづくりができそうです。。
(この辺、上手くtwitter とか使えばいいのかな?)

聞きすぎると、何を作っていいのか、分からなくなったり、
自分の色がきえたかなぁ?と思うこともありますが、
聞き方にも工夫しながら、まだまだできることは
沢山あるので、頑張っていきたいと思います。

とおもった今日の早朝でした。。

今日は、濃い一日がおくれそうです。。。
それでは、また後ほど・・・

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こんな千鳥の男物羽織紐を見つけました。 素材は純銀で彫金の職人さんが製作したものです。 今まで何度か持っている羽織紐紹介しましたが、 その中でも一番かな?と思えるものです。 出番が早く来てほしいですが、
その時はぜひまた再登場の予定です!


コーディネートの中にこの柄がありました。
シンプルな御召とのコーディネートがとても素敵でした。

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こうして、帯単体で見るのと、着物とコーディネートして、
動きのある状態で見るのとは、帯自体が大きく違って見えます。

もし、確認したい方はきものサロンで(P、48)。。
(最初は私も見逃してしまいましたので、ページを書いておきました。)


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裏にもモリス調の横段。

発表からある程度期間が経っていますが、
全く色あせない帯ですね。。
 →http://senpukuya5.seesaa.net/article/22612452.html


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 →きものサロン

今日は、こちら。 61X6IJvAB+L._SL500_AA300_.jpg ?→きものサロン


普通に、中を読むこともしますが、社内で密かに行なう
ことがあります。

一つは、自分の所の帯が使われているので、
うちの帯のコーディネート、気になります。
いつも楽しみにしています。

それと、同時にとなみ帯探し。
どんな帯が掲載されているのか、社内で調べればわかるのですが、
雑誌が出る当日まで、楽しみにしたいので、
聞かないようにしています。


今回は、意外なモノも含めて、
?掲載されていましたので、それについては
また後ほど・・・

ざーっと探した所、多分、8本ほど・・・


もうこんな季節です。

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 →美しいキモノ

最初の一ベージを開いて、となみ織物の新作発表のところまで、
ページをめくっていくのが、いつまでたってもワクワクします

もちろん、前もって原稿は見ます。
ただし。実際の帯の色目と印刷の色目とを、最後の最後まで合わせようとします。

物理的に『締め切り』という時間が決まっているので、100%とはいえませんが、
時には校正の所で糸まで送って、色目を合わせますので、
ページを開く時は大緊張の一瞬です。

今回は・・・
黒地ベースの、『伊藤若冲の世界
IMG_0167_2.jpg
→『伊藤若冲の世界

リングのようなうねりを付けて撮影しました。
実物を触ってもらえる機会が少ないので、できる限り帯の雰囲気を
表そうとした結果、このような構図にしました。

一番全面に出ている帯は、
パリのファッションショーでも使ったものと同柄です

パリ.jpg
→http://senpukuya5.seesaa.net/article/141611211.html

個人的に、この帯の柄はぎゅっと詰まっているようでいて、
結ぶとスッキリ見えて、バランスが
取れる所が好きです。

赤無垢とも合わせれるほどの、コーディネートし易さも
魅力的な帯です(あまりこんな帯も無いと思いますね?)。

後の2本も、個性的なものですが、
流水の帯は、着姿に格調を。もう一本の若冲のニワトリ柄は、面白さを
与えてくれます。

3本とも中間色を見極めながら、配色しているモノですので、
実物を見られたら、どこか優しさを感じてもらえると思いますよ。

また、皆さんの評判がとても楽しみです。

そろそろ、次の冬発表の話も出てきますので、
次も楽しみにしていてください。
(と、自分にプレッシャーを掛けています。)

燦々』シリーズを作りはじめた時に、下のようなことを書いていました。  →http://senpukuya5.seesaa.net/article/159110780.html

日記にアップしようか、どうか考えて、
結局、もう少し帯が形になってから、と延期した記事です。

数ヶ月前のものなんですが、読んでいると
遥か前のような気がするのと、この時にイメージしてきた
モノづくり道の上を進んでいるようで、ちょっと安心しました。

今作っている『なごや帯』、久しぶりにとなみ織物では
復活させましたので、気が入っています。

何種類かの織物で織っている最中なのですが、
今までの織物や、今までの延長の柄は、他スタッフに任せて、

現在、行なっているのは・・・
1、今ある柄をアレンジして、
新しい織りで織るか、
2、
全くなさそうな柄を今までの織りで織るか、
3、
柄も、織りも全然違うか。
というのを頭に置いて行なっています。

なごや帯に関しては、復活させるというのが
頭にありますので、自分のたち位置は、上のようなモノづくりになっています。


イイと言われる帯には要素があり、それは何度も書いている
『色、柄、組織』というものです。

もうそこら中に染み付いているので、それはそれとして、
一部だけ透ける織物ってどうでしょう?
という織物を作ってみました。

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『面白そう』という所から始まって、作ってみると、
今までよりも、立体的に奥行きが織物に付けられるので、
その分、表現方法が広がった気がします。

まだまだ、未知の部分が多く配色が決まらないのが、
かなりのクセモノになっていますが、先に挙げたようなメリットも
あって、なかなか今作るなごや帯に最適な織物です。

紋を作る時には、いつもよりも立体像を意識して、
のモノづくりになっていますので、慣れるまでは、
毎日夕方になると頭が疲れています。

と・・・

今でも、この織りに関してはまだまだ慣れていませんし、
なかなか思い通り進度では行けませんが、出来上がったものには、
満足できるようになってきました。(色はよく外しています。)

秋の発表に向けて、ゆっくりでは、
間に合いませんが、まずは確実に進むように、
やっていきたいシリーズです。

楽しみしていてください?。

今日から会社のお盆明けです。 相変わらず、外はとても暑いのと、ちょっとした休みぼけで、 今日から、『柄出して!モノづくり。』 という風にはいきません。

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一日中こんな天気です。

毎回のことですが、休み明けはスロースタートで、
マイペースにモノづくりを進めたいと思っています。

一応、休み中にまとめたものもあったり、するのですが、
目の前に広げても、しばらくは、全く何も浮かんできそうに
ないような状態です・・・

今日の朝、帯揚の色をどうしょうか?
と打ち合わせをしていましたが、それと同じような
『真っ白にちょっと生成り色』の気分です。
(そんな困った状態です)
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新しい帯留めも上がってきたりして、『おっ』と思うこともありますので、
早めに刺激を与えて、元に戻していきたいと思います。
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周りで一番手相の良さそうな人の掌を借りて、撮ってみました。


今日、京都で16日といえば、送り火です。
近所が舟形ですので、火がつく様子を2階から見ていました。

京都の北区は住宅地から電気の光が少なくなっていき、
少しずつ山に火がはいります。

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こういう時こそ、動画で撮れば、よかったのですが、
それは置いておいて、この舟形と
周りとの調和がとても好きです。

2010年8月14日

W金魚。


今日は、ちょっと涼し気なコーディネートをお贈りします。
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 神坂雪佳の世界より

このコーディネートは、以前に紹介したと思っていましたが、
探しても見つかりませんでしたので、紹介します。
(もし載せていたら、ごめんなさい)

この金魚のモチーフとなったのは、『神坂雪佳の世界/金魚玉』です。
080520_1523~0001.jpg
 →http://senpukuya5.seesaa.net/article/99612846.html

この帯の紋図を製作しているときに、頭の中に、ワーッと出てきた
金魚を帯にしたものです。

大きな方の金魚玉の紋をじっと考えていたから、
頭内が金魚だらけになったのだ思いますが・・・
悩んだおかげで、お気に入りの柄が出来ました。。


このコーディネートには、もう一匹、
前の藻部分に、金魚が・・・
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そんなコーディネートでした。

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まだ、お盆中なのですが、煙突からでなくて、帯の上に登場です。

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紗ンタクロース(仮称です。。)

『しゃねこ』の次は、『しゃんた』ですが、
本格的には、もう少し先ですね?。

黒い『しゃんた』は泥棒みたい・・・。
というウワサもあったので、登場未定ですが、
白いしゃんたは、とても好評ですよ?。

今日からとなみ織物は16日までお休みを頂いています。 休みということで、色々と普段できないことをすることが できますので、早速こんなことをやってみました。 IMG_0991.MP4 (新品の懐紙挟みが懐紙を挟むまで)

お遊びなので、軽く楽しんでもらえれば、と思います。

『商品を使って遊ぶのは・・・』、と言われるかなぁ・・・
とも思いましたが、
じっと、懐紙挟みと向きあって、真剣に作りましたので
お許しを。。


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                 『総紗縫;薔薇柄』

『仙福屋の懐紙挟み』の実物は
自動ではなかなか動きませんが・・・。
結構最近では人気ものです。

興味のある方は、仙福屋のShopまでどうぞ。。
 →http://www.senpukuya.jp/SHOP/384745/599005/list.html

タグ:
『燦々(さんさん)』  →http://senpukuya5.seesaa.net/article/157205791.html

新しい織物ということで、特に力を入れて、
柄づくりしています。

最初の一柄目はペイズリーの柄でした。
上げ方とか、色の出方を見るために、ブルー系、グレー系、
紫系などなど、様々試験織りを取って、織りあがりの感触を
確かめていきます。

織物自体が不思議な感じで、同じ系統の色糸を使っても、
全く感じが変わります(ボカシ加減や質感まで変化)。
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どっちがよりイイか悩みました。。

なかなか全体像を掴みにくい、織物ですが、
糸そのものの色と、織った時の雰囲気のギャップが
とても魅力的に感じています。


この織物で、最初に行った試し結びの写真を撮りましたので、

紹介しておきます。
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織り上がりたてで畳の上に置いた色目と、
お太鼓にして立てた時の色目とが、変わり、
奥行きが出てきますので、この辺りも考えつつ、
紋づくり、配色をする必要があります。

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角度によって、ブルーの部分が浮いたり沈んだり。

明日から会社は休みですので、休み中に色んな柄に当たって
いきたいと思います。


日記は色々と書く事があると思いますので、
よろしくお願いします?。

今日は、社内新人さんと、社外ゲストを招いて、 モノづくり研修を行なっていました。

西陣の中を一周りという感じです。

西陣は分業で、一つの技を極めた人で一杯なので、
『はい、研修!覚えましたか?』
というのは、とても無理なことです。

ですので、いつもは西陣の技の凄さが伝われば、
良いかな。という気持ちで行っています。

ただ、今日の研修はかなり気が入ったスタッフばっかりで、
『そこまで聞いて、どうするんやろう?』
という(良い意味で)、不思議に思うくらい盛り上がりました。
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綜絖屋さんで研修中。

数学的な頭を使わないと、こんがらがるので、苦手な人は
苦しんでいましたが、『この技の凄さ+何か』が伝わったと思います。

その後は、紋屋さんへ行き、引き続き研修。
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紋屋さんの秘密道具です。

これまた、頭に入るとは言えないまでも、昨日よりはモノづくりに
愛着が沸いて、また次へ進める手応えがあったのかな?
という表情をしていたので、明日からの仕事へ繋がればと思います。


モノづくりは、自分のイメージにどれだけ近づけるかの勝負だと
思うので、職人さんの技だけでなく、自分の頭の中を磨くことも
必要なので、毎日が勉強と修行ですね。

久々にグルッと回りましたので、今日一日なかなか楽しい日でした。

今日は半日唐長さんの修学院、両替町にある三条サロンへお邪魔していました。  →http://www.karacho.co.jp/

唐長

何時間いても、居心地の良いスペースで色々とお話を聞きつつ、
打ち合わせを行ないました。

(唐長さんの懐紙等も見せてもらいました。)
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とても上品なもので、うちの帯地でこの懐紙に合わせた、
懐紙入れを製作しよう、と思わず思ってしまいます。
(早速進めています。)

この空間にいるだけで、(何度目かわかりませんが、)
他にも様々なヒントを頂けました。

(この辺りはモノづくりに活かします。)

特に惚れている南蛮七宝でのモノづくり、
南蛮七宝
楽しみにしていてください。

キーワードは・・・
唐長


二条城の近所のヒマワリです。 信号待っている時間があったので、 久々に見た気がするヒマワリをじっと見ていました。

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そういえば、あまりヒマワリをモチーフにしたモノを
作った気がしないので、デザインを考えても面白いかなぁ。
と考えています。


そういえば、先日色出ししていた
帯上げはこんな色目です。

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夏の暑さを少しでも和らげる、雪の結晶柄を波頭。

ちょっとずつ夏バテ解消中です。


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2010年8月 6日

夏バテ・・・?

先ほど、東京から帰ってきました。 向こうも暑いと思いましたが、新幹線から降りた瞬間の熱風を感じたら、 やっぱり京都の方が暑いです・・・

ちょっと夏バテになりそうな感じでしたし、海辺のような太陽を
感じながら、うらめしそうに、見上げると・・・

イイ雲が・・・
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じっくり見ると、
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段々と『雪輪』に見えてくる・・・。
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『紹巴織/雪輪』
というのは、職業病かもしれませんね・・・。

ちなみに、今日上がってきた帯は、雲に見えたりして、

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『神坂雪佳の世界より/Sekka (八寸)』

やっぱり、夏バテかもしれせんね。。


好きな帯の雰囲気に上がってきました。
柔らかい、優しい色目が上手く行きましたよ。。


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こないだ、半期決算話の際に『しゃねこ』をホンのちょっと登場させると、 意外なほどに反響があったので、久々に登場です。

しゃねこ』です。

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総紗縫』帯地の猫なんですが、
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総紗縫

となみ織物内の色々な所に生息しています。


たとえば、モノづくりしている一階では、打ち合わせをして、
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打ち合わせが終われば、去っていく。。
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運が良ければ、
そんな姿も見ることが出来るかもしれません・・・。

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京都は、連日こんな天気ですので、 淡い帯に関わりたくなります。

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例えば、最近上がってきた下のような帯。
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上の帯は袷用の帯ですので、今の時期に着ることはありませんが、
写真のような空と雲の色をとったようなムードが漂っています。

地色のベージュもただのベージュではなくて、ほん僅かの少しブルーが
入った感じがして、透明感を持っています。
(本当は、ただのベージュなんですが、他色との影響でそう見えます。)

合わせて金部分も、金色というよりも黄色に近い金ですし・・・

ちょうど良い帯が上がってきたので、少しだけ涼を取れた気がします。

最近は、上のような古典的な柄が避けられることも多いのですが、
配色や織りで、古典柄が苦手な人でも少しは見直してもらえるかな~。
と思っています。

また、一度コテコテの古典柄を紹介してみても面白いかもしれませんね。。
皆さんの反応がどうか楽しみです。


もう一つ、昨日の帯は、評判がよくて、びっくりしました。
まだ先になりますが、発表が楽しみです。

昨日の帯へ

微妙、絶妙、僅かなところで・・・ というような配色で試行錯誤していた帯が上がってきました。 個人的に、満足です。。

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『作楽/Nord より』

あまりしないことですが、上がってくるまでの配色を比べてみます。
数度取った配色の『見本裂』です。
(これを何回も行ないます)
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このように同じ色の経糸でも、横に入れる色糸使いによって、
大きく色目が変わります。お互いが影響したりもします。

これくらいの短い幅で配色を変えて、試し織りを行なうので、
一本織って、長い尺でとなると、イメージは異なります。
(その辺りは慣れないと、なかなか難しいと思います。)


一番上の写真をアップにすると、こんな配色です。
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ブルーがかって見える部分と、黄色っぽいグリーンとのバランスも、
ズレると、当初のイメージと悲しいほど柄が違って見えてしまいます。

この帯の配色は、2つ目の写真にもあるように、薄くなり過ぎて、花/七宝つなぎが、
印象無くなるのも駄目ですし、濃すぎて地色とは慣れすぎるのもキツくなりすぎる。

そんなことをずっと念頭に置きながらの繰り返しの見本裂取りでした。

TPO的には、爽やかなお洒落着でもコーディネートし易いですし、
ちょっとフォーマル寄りの着物にも、合わせよいと思います。

早くこの帯を結ばれたところを見てみたいですね。


昨日、棚卸しが終わって 今日からまたとなみ織物の半期が始まります 。

いつもの八月前半は、お盆休みモードで何となく静か・・・
後半は、休みの助走で一週間は動かず・・・。

というのが例年ですが、今はそんな様子はありません。
今年は。スタッフみんな走り回っているという状態です。
(暇より、全税良いですね~。)

そして、昨日は昨日で、
会社を開けていたため、一日早く見ることができたモノ。
それは・・・

南蛮七宝の襦袢(自分用)』が仕立て上がってきました。

早速、その時までやっていた仕事を止めて、
外に出して・・・
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広げると・・・
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襦袢だけで歩きたくなるくらい、イイです。
単衣に仕立てているので、まだ着れるまで一ヶ月ありますが、
それを楽しみに、眺めていることにします。


つい先日、上がってきた3色目。
ベージュ系の帯を参考に色を出して、製作しているモノですが、
優しい柔らかな感じがして、これもまた完成するのが楽しみです。

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やっぱり、南蛮七宝、イイ柄です。。


この襦袢のまずの目標としては、納得のできる、
なんとも言えない色目のモノを少しずつ染めて揃える。
この襦袢を見た人が、『今度はこの色が欲しいなぁ~。』
と何枚目かの『南蛮七宝の襦袢』を選んでもらえる。

そんな商品にしていきたいですね。
私個人的にそうなってしまっていますので・・・。


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2010年8月 1日

半期決算。

昨日、京都に帰ってきて、今日はスタッフ全員出社で棚卸しです。 (となみ織物の半期が終了です)

帯から、着物から、小物、原料、その他もろもろ。
一斉に出してきます。

ほぼ一日かけて、行ないますので、スタッフには
とても大変ですが、この時に普段眠っている帯たちも
見ることが出来きます。

その中から、良いアイディアが浮かび、新しいモノづくりが
できることもあるので、とても良いチャンスでもあります。

この辺り、若いスタッフわかってるかなぁ?
と思うので、後から伝えにいきたいと思います。

今月はそんなこともあって、書類とニラメッコすることの
多い月になりそうです。

博多へ行っている間に、上がってきたものも
多くありますので、また後ほど・・・


前回棚卸し時は、
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しゃねこ話でしたね。
http://senpukuya5.seesaa.net/article/139775250.html