五代目日記⇒ 2010年7月


昨日から、博多にいます。
ちなみに、感じとしては・・・
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こんなところです。

本物の大島のモノづくりを感じてもらえるように、
奄美大島の方に、奄美から染め材料/泥等を持ち込んでもらって、
染めを体験してもらっています。

すべて天然のモノなので、染料等は4~5日くらいしか
持たず、発酵するそうです。

大変なモノづくりですが、凄さと同時に楽しさも伝わるので、
こういうイベント的なものも、これから考えていきたいですね~。

☆『いいのになぁ、と思う帯』no.2
no.1

その博多でちょっと前に作っていた麹塵染見て、思い出した帯が
ありました。やっぱり、いいなのになぁ、と思います。

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『麹塵染め』

柄は、梅を中心とした意匠ですが、その配置の仕方も抜群に
好きですが、その他にも特に配色が絶妙です。

自分ではしない配色ですので、こういう色目は見ていて、
気持ちイイもんです。
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ブルー系と黄色系を細かい所で使っていると所など、
『う~ん、面白いなぁ』です。

全体的にトーンを落として、全体をまとめている所も、
個人的には、好きだなぁ。。

人気の麹塵の中ではほとんど目にされて、柄です。
こういう隠れ麹塵も、探してみると楽しいです。

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『この色どうですか?』

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と、社内で聞かれ、モノづくりが進んでいくこともあります。
また、イメージが違って、自分で配色することもあります。

というのは、出張先等で、
『モノづくりって、どうするんですか?』
『どんなことをするのですか?』

と結構な割合で聞かれることが多く、その際の答えとして、
イメージの湧きやすい、帯の配色を上げることが多いです。


『モノづくり』というと、帯を織り上げることを思い浮かべる方が
多いのですが(もちろんそれも大事な一つの工程で、)
他にも図案を書いたり、

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(最後の修正中。。)

その図案に基づいて、紋図を製作したり、
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(ボカシ部分に色さしています)

織物を織るための機を用意したり、
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(結び目を一定の高さに。)

織る素材を染めたり、
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(今は少なくなった手染め)

数多くの人、工程を通っていきます。

と何度か今までも、チョコチョコと書いていました。

ただ、毎日当たり前に、周りにあることなのでで、
どうしても、そのことを忘れてしまうこともあります。

その際に、自分の関わっていることを、この世界を全く知らない人に、
話をしたり、見てもらったり、した時の反応

『モノづくりってこんだけ凄いんですか!』

を頂けた時は、再度自分の仕事を見直せるイイ機会になります。

今日は話をしながらそんなことを感じたので、
自分のために書いておきます。

2010年7月28日

テスト

テスト

2010年7月27日

涼しさを三重奏に。

  今日の京都も相当な暑さです。 会社の前は工事中で、余計に暑~く感じます。。 IMG_0749.jpg こんな感じです。

そんな京都から今日はちょっとだけ涼しくなる

コーディネートをおおくります。

以前も登場して、とても反響の大きかった帯に、  →前は絞りの縞柄にコーディネート

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今度は、ベージュ御召にモレッティの帯留めを合わせてみました。

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『総紗縫premium ×  御召』

『総紗縫premium』は、総紗縫の生地に汕頭刺繍を施したものです。   この帯は、①透け感のある総紗縫に、 さらに②透け感が強くなる汕頭刺をしているので、

透け感に奥行きが出るという、ちょっと不思議なものです。

さらに、日本の硝子よりも、③透明度の高い硝子を使った帯留め。

透け感の三重奏みたいになっていて、見ているだけで、涼しげです。

ちなみに、着物は、ベージュのシンプルな経縞の御召。 帯留めは星型の帯留(ヒトデっぽくも見えます)。

涼しげな気分になりませんか?
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土曜日に祇園のあるお店に行ってきました。

とても感じの良いお店です。

できれば、季節が変わる度に行きたいのですが、

そういうわけにもいかず、たまのたまで行くことがあります。

そこで、見たお料理がバランス良くて、思わず写真を撮ってみました。

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いつも食べ物を見て、

『いいなあ』と思うのは、ほとんどが色目についてですが、

この日は形を見て、ワクワクしてしまいました。

(中に何があるんだろう?というのも込み)。

 

他にも、最近目にする機会の多い骨董も、

全然詳しくなく、安いのか高いのかもわかりません。

ただ、たまに目を奪われる形や色目のものがあります。

そう考えると、

ホントに美しいモノは美しいですね。

 

そんな帯を一本でも作れるように、

というのも良い目標になります

 

 

話は変わって、以前評判の良かった『燦々』。

他の色も見たいと、お声も頂いたので、紹介します。

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今度は、結んでもらった所が紹介できるようにしますね。

この帯シリーズは、かなり力を入れているものの一つです。

     

2010年7月24日

南蛮七宝、花緒。。

ずっとハマり続けている柄、唐長さんの『南蛮七宝』 (ある紙面には、『魅了されている』と書かれました。)

その帯地を使って、試作段階ですが『花緒』を作りました。
かなり面白い調子にあがりました。
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当然、挿げる際に台は『仙福屋の真綿台』を使いますが、

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その色をコーディネート次第で、かなり面白くなりそうです。


着物、上からしたまで南蛮七宝。
それでも、素敵かもしれませんね~。


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            Amazon


気を入れて製作していた『なごや帯』が上がってきました。 新しい組織の織物です。 IMGP3005_2.jpg

風合いや色目の出方、ボカシの具合も含めて、
試行錯誤の中、この織物へたどり着きました。

ある所は、透けてるくらい薄く織って、ある所は、
紬の節で味がでる、という不思議な技術を使った織物です。
(手に取ってみてもらいたい部分です。)


柄にはペイズリーを用いていて、全体を流して見ていると、
柄自体が楽しく踊っているような雰囲気が伝わってくる、
そんな帯になりました。

かなり個性的な色目ですが、中間色をとってありますので、
好きな人には、合わせやすい帯として、お洒落着の中で、
登場シーンが多くなりそうなモノになってほしいです。

しばらく、じっとこのシリーズに力を入れて製作していたので、
柄は徐々に揃い出すと思います。

以前も、良く素材として製作していた『藍染め』。 有名な素材なので、『あ~あれか。。』となると思います。

もちろん、糸としての素材は社内にもあります。
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利点として、防虫効果や生地(素材)が強くなるということも
あって、昔からあったものです。

今では・・・例に漏れず、
あ少なくなってきたものですが、効能以上に好きなのが、
この色目です。

堅牢性があまりないので、帯では使いにくい素材ですが、
この色目を上手く使える(活かした)、柄/素材を考えていました。

そればっかり、じっと考えていると、色々とアイディアが出てきて、
形にするために職人さんと打ち合わせをしようとしていたら、
もう帰ってはりました。。。。

楽しみは、明日へ持ち越しです。

2010年7月21日

蓋置き・・・。

今日は、来客が多く良い刺激をもらえた日です。 本社近所の『仙福屋』にコラボで置こうと、 骨董品屋さんにアンティークのモノを見せてもらっていました。

その中で、帯や小物と一緒に並べていて、面白かったものを
載せてみます。

お茶関係で使われる、
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『蓋置き』です。

蓋の下敷きになっているのは、夏らしく
『サザエ』(銅製です。)
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数十年前のもので、そんなには古くないものですが、
質感と良い、色目と良いイイ味が出ています。

他にも、瑞玉を載せてみたりと。
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カニを単独で置くよりも、なんとなく喜んでそうな感じがします。

こんな感じのものに、ちょっとハマっていました。

この二つは、机の上に飾りで置いとこうと思っています。。

2010年7月20日

色を蓄えていく。

祇園祭後半位から、梅雨が明けて とにかく、暑い京都です。

スッキリ晴れると色的には、とても綺麗です。
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17日を過ぎると、
一応に京都(特に西陣は)はいつも通りに戻っていき、
次はお盆休みに向けて、街が静かになっていきます。


今年もそうだと思いますので、この時期はコツコツとモノづくりです。
完成させるよりも、土台づくりのような所に力を入れます。
(どちらかと言えば)


いくつものモノづくりが進んでいる中で、
位置づけが難しいのが、このモノづくりです。
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『周りは裂地だらけ。』

何をしているかというと(織物ごとでちがいますが)、
ある経糸(ここでは茶)の場合、横糸にどういう色を入れたら、
好みに近づくのか?見えるか?

そんな試験です。

同時に素材の試験もしていて、色目/発色/風合い等が確認できます。


この段階のモノづくりは、最終形に、
直接大きく影響するわけではないのですが、
このケースを一つずつ覚えておくと、配色の幅が大きく広がります。

かなり地味な試験ですが、これをきっちり積み重ねていくと、
次の飛躍した(トンデモナイ)ようなモノづくりをした時でも、
地に足のついたモノになっていきますので、結構重要なポイントです。

結構、周りでは軽く扱われているような気もしますが、
ここの所は、とても重要です。

他にも、人に見せたくないような配色に上がってきたものとか、
(センスを疑われますよ。。)
何とも言えない、地味なものとか(色が入っていないのではなく、
華がない配色のもの)も置いておくと、
いずれ役に立つことが多い気がします。

そんなことを言っているから、整頓できないのですが・・・
ボチボチ、進んでいますよ。

2010年7月18日

昨日の話・・・

昨日は、山鉾巡行でした。 『今までに見に行ったのは?』と考えると・・・ 実は、記憶にありません。。


やっぱり、京都人はあまり京都を回らない、
というのは、本当かもしれませんね・・・

烏丸御池辺りから、新町にかけて、天気も良く、
大勢の人ごみの中にいました。
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前日も今年は山鉾を見ていますので、
縁のある年です。

夜見るのは見慣れたものですが、
何回見ても、動く美術館。いいもんです。

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また、さらに24日に八坂さんにも行く予定です。

蔵というか、倉庫というか、こういう帯を織るための紋図が、 うちの一つの宝です。

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すべて、手で描かれていて、細かい部分は、
このように、点でつぶしていきます。
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(今では、無くなりつつある技術です。)
  →詳しくは、こちら

そして、この積み重ねで作られている紋図を出してきて、
目の前にして、じっと眺めていると、アイディアが溢れてきます。

過去の紋図には、作った人の完成までに、こだわった所が、
時々見えて、とても面白いものですよ。

今日は、そんなモノづくりが続きそうな一日です。

昨日に引き続き、今日の京都も雨だそうで、
雨ばかりの祇園祭もとても珍しいですね。

夕方の空の色も少し変で、記憶に残っています。
こんな感じ。
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蒸し暑い気温に、暖色系の空。。。
まあ、今の時期の京都は大変です。


今年は祇園祭との関わりが一番濃い年になっています。
だから、雨なのかなぁ?

2010年7月15日

続 祇園祭 COCON周辺。


祇園祭の山鉾が立っている京都です。
今日は打ち合わせも会って、COCON烏丸へ行きました。

入り口は、唐長文様の天平大雲。
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久しぶりに間近で見ると、相変わらずの迫力ですが、
最初見た時の『派手やなぁ』という印象から、
『着いた。着いた。』と何かほっとした気持ちになります。

見慣れて、馴染んだという感覚は面白いですね。

別件だったので、一階の唐長さんへ顔を出す程度の
お邪魔をして、柄と色目を楽しんできました。
さすがに、『この柄、見たことないなぁ』というのはありませんが、
いつお邪魔しても『この感覚いいなぁ』というものが数多くあります。

これだけの人ごみなので、わざわざ、祇園祭に来なくても・・・
とは思いますが、この辺りの人ごみ『動』と唐長さんの落ち着いた感じ『静』
とのギャップを楽しめたので、今日は思わぬ収穫でした。

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遠~くに長刀鉾


今日は一日雨でしたが、昼間をほんの少し、雨も止み、
団扇片手に少しだけの鉾見物でした。

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これぐらいの団扇がもらえると、嬉しいですね。

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京都も、これでもか~、 というくらい雨が続いています。 IMG_0398.jpg 気分がドンヨリです。

昨日は打ち合わせも兼ねて、南の方へ行っていましたが、
折角の鉾も雨にさらされています(車も一杯です。)。
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そんな今年の祇園祭です。
ちなみに、今日も納涼会でこの辺り行く予定ですので、
明日ももしかして鉾の写真が来るかもしれません。


今日も外に出ることはあまり無く、社内でのモノづくりですが、
ちょっと昔の帯が手をついた横にありましたので、
今日は、趣向を変えて・・・

以前メルマガでも、祇園祭の帯を紹介しましたが、
それと兄弟と言っても良い、京の雅の帯です。
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御所車(牛がひいているので、牛車ですね)を
囲む雅な世界が表されています。

紹巴織の細かい技で織り上げられているので、
それぞれの人の顔、右下の方の松ボカシなどが、
素晴らしく良い出来です。

最新作ではなくて、昔に作られて今でも注文が来ると
織っている帯になりますが、たまに昔の人が作った帯を見て、
紋を想像して、今のモノづくり活かせるので、とても勉強になります。

裏は、ただの無地ではなくて、金を通してあり、
少し光沢、雲母のような感じです。
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最近では、裏に柄があるものが見慣れているので、
無地が新鮮に見えてしまいました。。。

2010年7月13日

二つの合わせ技。


長らく五代目日記も同じデザインでしたので、
トップを修正してみました。

画面を広く使えるようになったのと、
両方にメニューがあるので、色々と置いてみたいと思います。

大きい写真がドンと使えるのが、個人的には嬉しい所です。
(もう少し修正が入るかもしれません。)

先日、東京へ行った時の写真を整理して、
この着姿を発見しました。

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       『総紗縫 premium』 (総紗縫+汕頭刺繍)

ベースの総紗縫は、
黒い地の上に、点で献上風に柄取りしたもの。

(ちなみに、私が作った柄です)

その点と点の間を、汕頭で敷き詰め行って、
縞を際立たせる。

今、柄を見ていると、当然考えられる刺繍のパターンですが、
完成品を見ると、やられた~、という感が強いです。
(汕頭刺に関わっていない分、余計にかんじますね~。)

刺繍の間から見える白い芯の色もシンプルな柄と相まって、
とても遊び心がある帯になっています。

コーディネートしてある、着物も絞りの技法を使った
相当変わった『縞』ですので、
合わせると、とにかく変わった珍しい雰囲気です。

帯に対する汕頭刺のコーディネート、
その帯に対する着物のコーディネートともに、
とても面白いです。

こんな着姿、
いかがでしょうか?

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2010年7月12日

細部へ

帰って来た京都は大雨です。 祇園祭の鉾立てがちょっと心配になるくらいの雨です。

先週の半分は京都にいませんでしたので、
その前に作っていた紋の試験織り等、
多数上がっていました。


この出張モードから、モノづくりモードに、
パッと切り替えるのが、いつも一番大変です。

現在の所、製作しているのは、色々と書いていた通り、
まだまだ試験ものが多いのですが、
中にはもう少しで完成か、それに手が届きそう・・・、
なモノもあります。

例えば、
完成に近いものが、この柄です(そのアップ)。
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琳派らしい『松』のアップですが、
最後の最後まで、悩むのは、松の葉の部分です。
中心が濃く、周りが薄く(ボカシ)なっていますが、
この上がりがとても難しい所です。

地色が薄系の色なので、その糸を上手く使って、
白地の地にスーッと溶け込んだような『松』を
目指しています。

まだ、もうちょっと頑張りたい所ですので、
てを加えたいと思いますが、
イメージとしては、良い所にいます。

同じように他にも、
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渦の中を経糸、横糸で上手いこと、ボカす所で
この帯作り全体が詰まっていました。

『たたく』というような表現で、表しますが、
この『たたいて』いる時には、どこまで強くたたいて、
ボカシを強めるか、イメージしながら、紋を作っていきます。


これらの細かい所は、遠くから見てても細かすぎて分からない、
という程のモノですが、こういうところに強く強く拘ると、
それ以外の部分も立ってきて、全体の帯としてレベルが上がります。
(帯はそれの積み上げなので、当然と言えば当然ですが・・・)

うちの帯を見る時は、遠くから見て、細部に近づいて、
見てもらえると、モノづくりの立場からすると、嬉しいです。

東京から移動して来て、今日は横浜にいます。

昨日、東京での着姿を載せますね。

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鳥獣戯画のウサギ
(『兎』よりもカタカナ『ウサギ』のイメージですね。)
をモチーフにした帯とあっさり縞の着物です。

『鳥獣戯画』という元々遊び心のある柄が、
巨大になると、遊び心だけになってしまう。

そんな好みは分かれるモノだと思いますが、
個人的にこういう帯は大好きです。

さらっと、合わせられる所は、
お洒落な方ですね。


京都からせっかく出てきていますので、
こんなコーディネートされて、
結ばれた帯を見て楽しんで帰ります。

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2010年7月 8日

東京。

いっぱいのスタッフで、東京に来ました。

ということで、
うちスタッフのコーディネートをパチっと撮りました。

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本人は、全体黒っぽくしたので、帯と足袋は白っぽくアクセントでということです。

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着物、羽織:濃い地+角帯;白地

というのは、涼しげよりも、
ドンと落ち着いた感じです。

さらにさらに、
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総紗縫に縞の着物。
縞に縞ですが、大きな縞に小さな縞なので、
全体が流れて、とても涼しげです。

そんな環境で今週は東京周辺に滞在します。

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総紗縫の新柄で以前、 織れる機自体が極少なので、紋を作ったのは少し前です。 (5月くらいかな?)

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不思議な雰囲気を持つ柄でしたので、その雰囲気を残しつつ、
捻らずに製作した帯です。

シンプルな地の上に、色目のついたお菓子のような勾玉
パラパラと配置して・・・、とあまり悩まず、作りました。
(多少、多色ということを念頭に置いたぐらいです。)

ベース自体が難しい、とても手間のかかる織物なので、
こうやってシンプルで楽しみながら、柄を製作するのも
いいもんですね~。


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2010年7月 5日

千鳥好きなので。


この前に紹介した千鳥帯は、袋帯でしたが、
『なごや帯にしてほしい~!』という声と、

製作には、一からに近いモノづくりが必要だったので、
気を入れて製作してみました。
 →http://senpukuya5.seesaa.net/article/138850602.html
  (袋帯の千鳥)

見た目はほぼ一緒?と、似ていますが、
糸使い等は変更しました。
(八寸と袋帯は多少異なった作りなので)
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 八寸は裏糸のことを含めて、制限が数多くあり、
袋帯ともまた違った楽しさがあります。
(完璧に作るサイドのはなしですが・・・)

最初は、『制限内で作る』というと、何か手を抜いた感じが
少ししたのですが、そうではなくて、その中で真剣に考えると、
発想が違った新しいものを作らないと、
面白いものはできません。

そんなことで、今はこの八寸作りも
自分の時間の中で、大きな部分を占めるようになっています。


携帯も折角のiPhone4にしましたので
もうちょっと動画を使ったモノを載せたいと
思いましたので、早速使ってみました。
(一瞬ですが・・・)



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何か今まで以上に伝えれる手段に使えれば、
と思っています。。

数秒の動画ですが、毎朝の検品で見たこと無い
帯が流れてくる瞬間は、こんな一瞬の感じですよ。

2010年7月 3日

曇りから晴れへ。

 雨の京都です。

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先日こういうドンヨリとした気分を吹き飛ばそうと、
かなり辛い料理を食べにいきました。

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明るくない所で撮ったので、赤が効いた配色に
なっていますが、実際も上のような印象でした。
粉っぽい赤、どこかに使いたい好きな色です。)

ぱーっと辛いものを食べて、
ちょっと気分が晴れたようになりました。

と言いつつ、今秋の発表にに向けて配色しているのは、
じわーっとしたものです。
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新しい組織ですので、まだ一部しかお見せできないのと、
色もここ数日の京都の天気のようなモノです。

上のは、完成はまだまだ先ですが、色々と問題を越えて行って、
最終的に『完成!』言えるようにとなると、
同じような色糸を使っていても、曇りでなく晴れやかに
見えるようになるのが不思議です。

かなり制約の多い織物なのですが、完成した時は、
その分、今まで見たことがない帯になっていくと思います。

下の方のブルーも、織の仕様を微妙に変えて、
実験中です。

雨ですが、モノづくりは結構快調です。


2010年7月 2日

職人技。。


縞を頭の中に充満させて、製作していたものが少し上がってきました。
 →http://senpukuya5.seesaa.net/article/153232546.html

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『imon格子、八寸』

横の縞と縦の縞を合わせた、『格子柄』です。

通常『縞』を作る際に多いのは、経を最初から縞に染めて、
先に作っておくのですが、

この帯の『縞』はすべて横糸だけで『柄』を出しています。

よく写真を見てもらうと、
すべて細かく横の糸が通っている
様子を見ることが出来ると思います。

こんな『いつもと違うこと』をしたのは、
今回の『縞づくり』を最初から最後まで、
頭の中にあるのが、
南米を中心とした南方のものが多いからです。
(透け感のあるモノが多い)

そのために、横糸の使い方を工夫して、
縦に繋がっていないようにして、直線でも柔らかくしました。

さらに、横糸のみなので、結構色目のキツいものを入れたりと、
遊ぶこともできます。

シンプルだけに、触れますので、同じ柄でも変わった配色を
見てもらえるようにしますね(次は寒色系で)。

素材/生地的に、いらないものはすべて取り除きました。
とにかく薄く上がっていて、結びやすいと思います。


他にも、これは織り手の話ですが・・・
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端まで、縞を作る糸(赤い糸)が通ってます。

普通は、ここの端まで糸が来ている分、
幅は広くなるのですが、
それが最小限度に収まり、
綺麗に織り上がっています。

相当昔の八寸等を見ていると、ボコボコしているものも
あるので、この綺麗さは素晴らしい技術だと思います。

紋を作っていて、端の部分には相当の気を使っていますが、
それでもこんな上がりを見るととても嬉しくなりますよ。

今年も半分が終わり、ちょっと気分を変えようと、

ブログの配置、幅等も変えてみました。
(写真を大きく使いたかったのが理由です。)

デザインも少しずつイジったりと考えていますので、
何か良いアイディア等があれば、是非ご連絡ください~。
info@kyo-tonami.com


 今日はほぼ一日外へ出ていて、帯以外の部分の
小物づくりの打ち合わせ等をしていました。

内容はまた後ほど、お知らせしますが、
新しいものが出来そうです。


帰ってきてみると、
南蛮七宝の御召が上がってきました。


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ほぼ予想通りの薄地配色です。

今の季節に見ていると、薄物のような気になりますが、
もちろん単衣でも良いです。

袷の時期でも、白大島のように、
憧れの着物になってくれれば、と思っています。

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