イチョウも毎日散って、
道端は黄色い道になっています。
今年最後の見納めにと思って、道に出て
イチョウをカメラで撮ろうとしていると、
一緒に秋らしい月も出ていました。
何枚か適当に撮っていた中から、
2枚載せておきます。
イチョウも月も、帯や着物の意匠としては、
定番中の定番ですが、こうやって改めて、
見ていると、何度でも写真が撮りたくなります。
もう少しして、散り終えてしまうと、
だんだんと京都も冬に近づいていきますね。

京都西陣にある、となみ織物の和小物専門オンラインショップ。
2009年11月30日
イチョウも毎日散って、
道端は黄色い道になっています。
今年最後の見納めにと思って、道に出て
イチョウをカメラで撮ろうとしていると、
一緒に秋らしい月も出ていました。
何枚か適当に撮っていた中から、
2枚載せておきます。
イチョウも月も、帯や着物の意匠としては、
定番中の定番ですが、こうやって改めて、
見ていると、何度でも写真が撮りたくなります。
もう少しして、散り終えてしまうと、
だんだんと京都も冬に近づいていきますね。
2009年11月27日
無数にある、となみ帯の中には、
古典柄からシンプルな幾何学柄、
かなり個性的な柄等々、様々あります。
その中で、人間国宝の作品を意匠としたものなど、
帯を目的に作られていないモノ、
(図案として描かれたものでないもの)をモチーフに
製作した帯は、他とは違った存在感を持っています。
ただ、帯にするまでの段階で、相当考えます。
『そのまま使えるし、楽そう。』と言われることも
ありますが・・・、全然そんなことはないです。。。
まず構図がそのままで使えたとしても、
ピタッとくる大きさを決めるだけでも、
微調整に相当の時間がかかります。
上手くクリアしても、必ず問題になるのが、
表現の部分です。
織物ですので、普通に考えても、
色数は大きな問題です。
また、その絵の味を表現する際にも、
作者の意図・表現自体も考えて、進めないと
織物として『何となく気が抜けた』ような帯になります。
これは、完成しないと分からないこともありますし、
すぐに気が付くこともありますし、とにかく気が抜けません。
そんなこんなしながら、すべてクリアして完成した帯は、
やはり愛着がありますし、並べても個性が際立ちます。
例えば、『若冲』の亀図、蟹図、涅槃図、鸚鵡図等々

⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/105057657.html
『雪佳』の金魚玉

⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/97441850.html
『詩情夢二』より、カマキリ

⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/100822713.html
となみ織物の中には、そんな柄達が相当数あります。
それらは、全部大好きな柄です。
もう一つ、
今回京都文化博物館で行われているのが、
『木田安彦の世界』

帯も、一度紹介しましたが、
とにかく圧倒的な存在感です。


⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/105158564.html
博物館では、木田先生の作品を見てもらいつつ、
帯も見て頂けるので、ちょっと普段できな体験ができます。
もし、京都来られることがあれば、
是非足を運んでもらえれば・・・と思います。
(帯の陳列は期間限定です。)
明日この帯を製作した時の紋屋さんと
一緒に行く予定なので、詳しくは報告をします~。
2009年11月26日
美しいキモノ09’冬号にも出ていた

⇒09’冬 美しいキモノ
『作楽』シリーズの帯(p.249)。
一度、メルマガでも紹介しましたし、
日記上でもコーディネートしました。
⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/130107306.html
今日は、
違った着物とコーディネートされていたので、
再び登場です。
作楽×縞大島
自分の中で、山の上以来、
着物と合わせて、ここに載せることが多くなりました。
(半分無意識に・・・)
多分、マイブームなんでしょうが、
色んな着物に合わせられる幅広さと、
帯で着姿の印象が変わるという『帯の力』を
感じてもらえるのかな?
と思っています。
帯留との相性も良いのでは?
ちなみに、この帯裏もとても評判が良いです。
実物を見られた方しか、見れないのですが、
せっかくの機会なので、載せておきますね。
少しケルトの流れを汲んだ柄を合わせました。
上で帯を結ばれている方は、
『今度は裏を結びたい!』と言っておられた
ので、今度は裏を見て頂きますね~。
この着物から、できた御召も上がってきました!
私用で羽織にしたい、と思う一枚です。。
また詳細は後ほど・・・。
2009年11月25日
ある総紗縫の柄を少し前に作りました。
以前紹介したような気がしましたが、
まだ紋と試験織だけで、
『帯』となった所は、
まだ見てもらっていないかもしれません。
先ほど、京都で撮った写真です。
(本社の4Fの片隅)
御召とのコーディネート
月の満ち欠けを一つずつ、円に並べ、
全体で見ても月のように『丸く』しています。
全体の円は、ホンの少しゆがませていて、
真円の無機質な感じを受けないように気を付けて
製作しました。
そのためか、初めて出来上がりを見たときは、
一筆書で書いたような力強い印象を受けました。
着物と合わせると、思っていたより、
全体としての円に目が行くので、
意図として、上手く行ったと思います。
個性的な柄なので、好き嫌いはあると思いますが、
自分で作ったことを除いても、とても好きな柄です。
(除くのも難しいですが・・・)
まだまだ、11月ですが、
来年のモノづくりのテーマとしては、
この辺りをヒントに何か作れそうな?
そんな近くて遠い所に今いるような気がします。
2009年11月24日
今日は一日、京都にいます。
ここ数日でもらった話を整理しています。
そのここ数日は、
しばらく、暖炉のある所にいました。
帯・着物を畳の無い所に置いて、
美術館感覚で見てもらえるようにと、
並べていました。
普段見てもらっていない、
南蛮七宝の帯や着物です。
会期中ずっとそこにいる、
とことはできませんでしたが、
それでも普段会えない方たちから、
モノづくりのヒントを多くもらいました。
ストレートで具体的な話も多かったので、
早速今日から、形にしている途中です。
コーディネートも、二つ上げていますが、
コラボ的なモノで、甦る帯があったりと、
新しい発見があります。
2つのコーディネートを載せましたが・・・
⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/133602811.html
⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/133608879.html
それ以外のものも、
すべて落ち着いた雰囲気で、
ずっと着ても、ずっと見ていても、
飽きの来ない素敵な合わせ方です。
下のコーディネートは、来店された方の中でも、
人気があったもので、ホワッとした優しい感じがします。
少し残念なのが、帯の色目が、
ちょっと色が白けています。
実物はもう少し暖色系の色が差して、
紬地の節がユラユラと出ています。
(そのバランスがとてもイイ感じです。)
この帯を含め人気のモノは、見た目はシンプルでも、
素材・色目にとことん気を使ったモノに注目が
集まっていたような気がします。
2009年11月22日

かなりクリスマス意識のコーディネート?
と思われそうですが、
『涼を求める』という理由の柄とすると、
幅広い季節にいけますね~。
クリスマスシーズンには、クリスマスっぽく
少し暑くなってくると、涼しげな柄・・・
一つの柄で二つ美味しい柄です。
2009年11月20日
久しぶり?に京都に帰ってきました。
と言っても、4日ぶりくらいですが・・・
今日は、山になった書類整理と、
抜けていた分の打ち合せだけで、
終わってしまいそうな勢いです。
本当は、モノづくりへ還元したいモノが、
溜まっています。
秘錦とか、総紗縫とか・・・
後、紹巴も・・・
ちょっと進んだモノもありますが、
やはり京都から出ていくと、
モノづくりスイッチは切れてしまうようです。
明日から三日間会社はお休みですが、
その間はちょっと仕事で京都から、出ています。
モノづくりが進まないのは、
良くあることですが、
早めに切り替えて、取り掛かりたいと思います。
早くしたいうちの一つは、
この柄を東京で見ていると思いついた
モノです。
明日は、ちょっと面白い帯の陳列を
見ていただけるかな?
と思っています。
美しいキモノには、こんなのも載っています。

『仙福屋のクラッチバッグ』に
興味のある方は、是非見てくださいね。。
2009年11月19日
ほぼ一か月、着続けた着物があります。
試験織⇒仕立ての段階
⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/130742294.html
着続けた目的は、初めて着物に使う糸だったので、
皺、着心地、裾捌きなど、を試していました。
最初は着なれない風合いでしたので、
着た一日目はホンの少し不安がありましたが、
今では全然問題ありません。。
ちなみに、相当着た後の状態は・・・

こんな感じです。
『毎日』とは言わないまでも、
(そういえば御召織角通しも数回着ましたが)
相当の頻度で着ました。
所々皺は見えますが、
これは思いっきり下からライトを
当てて皺を表へ見えるようにしているためで、
着ているとほぼ問題のない程度のものです。
裏を返すとよく分かりますが・・・

絹糸という面では同じ素材のものでも、
皺が相当見えます(ちなみに下ライトなしです)。
これを見ると、『着る実験』は成功したようで、
他の人にも着てもらえそうです。
糸・染糸自体がそんなに作れないものなので、
ボチボチと製作していくと思いますが、
今、ちょうど嬉しい『完成』の瞬間です。
2009年11月17日

2009年11月16日
先日、滋賀県の佐川美術館へ行ってきました。
目的は、インドネシアン・プリミティブアート。
⇒http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/cgi-bin/raku/detail.cgi
この美術館自体にも初めて行きましたので、
まず、いつも通り入り口付近でたたずみます。
ちょっと寒かったので、
いつもよりは短かったかもしれませんが、
最近の美術館は、外見も楽しめて、
2度美味しい、微妙な表現ですが、
とても得した気分になります。
本館入口付近の回廊状になった所にも、
最近上がってきた帯が似合うなぁ・・・.
↓
肌に空気が感じられる展示物と方法で、
じっと2時間、中に滞在していました。
上の写真の塔みたいなものは、
遠く離れた所から、座って見ていると、
鳥肌が立ちますよ。。
一つ一つが直接モノづくりに活きるということは、
少ないかもしれませんが、間違いなく、変わる、
内容でした。
展示は3月14日までですので、
興味のある方はどうぞ。
2009年11月13日
ある方のされたコーディネートです。
(作楽紬×仙福屋御召)
生成り色の御召に、
月をモチーフにした紬地の帯。
分けてしまえば、共色のコーディネートに
入ってしまいますが、ただ単にそれだけではなくて、
(言葉があれば)イイ意味の儚い空気?
の漂う合わせ方です。
多く言われることが、『縞柄の着物に縦のボカシ帯?』、
と悪いイメージを持たれそうですが、
このコーディネートの場合、ピッタリとはまっています。
後は、帯締めに帯上げ。
もしかしたら、帯留も入って、儚いけれども
帯留で留っている、何となく、そんな感じが良さげです
個人的には、帯が主張しつつ、着物は控えめで、
小物も帯よりは控えるけど、前に出たそうにしているような
コーディネートをずらっと並べて見せていきたいなぁ・・・
と思っています。
2009年11月12日
物凄く天気の良い京都です。
会社の駐車場から西の空です。
なかなか社外には出れませんが、
この中散歩をすれば、気持ちいいでしょうね~。
きもの日和な京都です。
この前、評判が良かったので、
また、他スタッフが製作した帯を少し紹介します。
⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/131060138.html
(たまにはいつもと違うことも
)
2本並んでいるのは、間違い探し?
ではなく、配色変更の前後したものです。
正解は・・・
というよりも、とても微妙な配色変更なので、
写真では分かりにくいですが、
最終決定は、左の方です。
少し黄味を強くして、
全体がぼわっとした深みが出ています。
全通で、落ち着いたムードがずっと続くのが、
自分では好きな感じです。
2009年11月11日
以前、織に時間を掛けて製作していた帯が、
やーっと上がってきました。
この上がってきたというのは、『形としての帯』ではなく、
『結ぶ状態の帯』としてです。
そこで、まず試し締めです。
新しい織物の場合、
この後の一言が、ドキドキします。
帯:『imon』
着物:『御召』
結んでいた帯を解いてもらい、
新しい帯を結んでもらったので、
コーディネートはバラバラになるはず・・・
ですが、帯締めと帯上げ、帯、着物が反対色を交え、
上手いことまとまったのが、ちょっと驚きでした。
せっかくなので、今日一日はこの帯コーディネートで
過ごしてもらうことにしました。
感想は、その時に聞くことにしています。
それは、また呟くことにします。。
2009年11月10日
北海道から帰ってきました。
短い総括として、行って良かった、です。
モノづくりの点もそうですし、
自分の作った帯がどんな風に結ばれているか、
今後の動きについても考えさせられることが多くあり、
行って良かったです。
と、基本的には短い滞在でしたが、その間にも
京都では並行して進めていたモノづくりが動いています。
その中の大きな一つが
既存の図案を使い、試験的に織り上げ、
風合い、帯幅、柄の印象などのチェック中のモノです。
試験が上手くいけば、新しい柄を作り、設計図を作り、
一つのシリーズになっていきます。
実はこの織、発想自体はあったもので、
商品も製作していました。
ただ、様々な理由から織れなくなり、
ついに無くなった組織でした。
上の写真の帯はその織を再度、
その織を織れるようにと試行錯誤したものです。
試行錯誤も、いきなりスタート失敗で、
周りの空気は『大丈夫か?』というものでしたが、
今は何とか、まず生地として見れる、
帯としてもだいじょうかなぁ?というレベルまで来ています。
ただ、ここまでは今までの再現ですので、
ここからもう少し背伸びして、
新しい要素を足していきたいと思います。
かなり良い帯になりそうな感じですよ。。。。。。。。。
2009年11月 6日
今月のメルマガが書けた~!
と思って、自分の机に戻ると、
上にこんな猫が・・・
ちょっと大きさにビックリして、思わず載せてみました。
『しゃねこ』の大きいサイズなので、名前は・・・
⇒http://senpukuya5.seesaa.net/pages/user/(しゃねこ)
『親・しゃねこ』か『親分か』、
『羅・ねこ』(これは組織が違いますが・・・)等々、
考えていました。。
タイトルには、『大・しゃねこ』としていますが、
あまりにも、見たままなので、そのまま名付けてしまうのは、
ちょっと気が引けるので、今はまだ保留にしています。
結構、可愛いので、
これまた『仙福屋』スタッフに渡しておきました。
また、居場所が見つかったら後日にUPしますね。。。
明日から札幌へ行ってきます。
今年見る初雪ですね~。
2009年11月 5日
帯の賞を受賞しました。
11月3日 京都の上賀茂神社で行われた、
西陣きもの・帯フェスティバルで、です。
年に数回、帯に賞を付ける、
コンテストがあります。
社内にも受賞した帯は以前のモノは壁一面に、
写真が貼ってあります。
ただ、ここ数年は、どの帯が何賞だったのか、
風化?してしまい、忘れ去られているものもたまにあります。
(賞をもらうことはとても嬉しいのですが、
それを上手く使うことが、苦手なようです。)
良い言い方をすれば、過去を忘れて、
前向きにモノづくりしている。
悪く言えば、商売下手?
それとも、整理下手?
それか、無頓着?
ですので、ここでUPしておいて、
忘れても、後から探せるようにと思い、
今までも何度かUPをしていました。
その、わたしも何回か抜けていたようです・・・
(反省しています。)
もちろんもちろん、受賞は嬉しいですよ!
もし、どこかでこの帯を見かけられて、
何の表示もなかったり、
受賞の説明がなかった場合は、
心の中で『受賞柄でしょ・・・』
と、思ってもらえると、この帯はとても喜ぶと思います。。
2009年11月 4日
昨日名古屋から、
帰ってきて京都にいます。
朝から冬のような寒さで、
『寒い寒い』と言いながら会社へ出てきました。
ここ数日、京都を出たりしていて、
刺激を受けたのか、モノづくりできそうな
イメージが膨らんでいます。
それを形に・・・
と思っていたら、それ通りの帯を自分で
製作していました。
しかも、今日出来立ての帯で、
最初に見た帯がそれでした。
『こういうこともあるんだなぁ』と、
思いながら帯を見ていました。。。
(そのお陰か、いつの間に寒さも飛んで・・・)
この柄は、経糸を一本一本縞に並べたモノで、
すぐに機に掛けたかったのですが、
機がいっぱいで織れずに倉庫に置いていました。
(上の工程は整経というものです。)
ちなみに、こんな感じです。。
これに経糸が、
数十~100数十メートル巻かれています。
何十年使い続けてきたもので、何十年の年季もの。
この帯の織は・・・
見ていただいたら、パッともう気付かれて
いるかもしれませんが、『総紗縫』です。
人気のある織物なので、こんなことを
色んな人から、良く言われます。
『新しいものを作らずに、
売れるモノをずっと織っていたらいいのに。』
昨日も同じようなことを言われましたが、
作り手として、モノ作りは命ですので、
そんなことをするとメーカーとして、終わってしまいます。
それよりも、自分が全然楽しくないのが問題です。
今の現状は、
数少ない機で新しいものを作りつつ、ご注文を頂いたもの
を織り、さらに織れるかどうかすら分からない
織物の試験も織っている(ほとんどの原因は私ですが・・・)
その分、納期に時間が掛かってしまいます。
この辺りが、今後の大きな課題です。
昨日も総紗縫の帯だけでなくて、嬉しいことに
小物もすごい人気でしたよ。。。
2009年11月 2日

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