五代目日記⇒ 2009年6月

2009年6月30日

大阪。。

久々に、大阪へ行ってきました。

途中、大雨でエライことになっていましたが、
夜には帰ってこれました。

昨日の日記で、『もの作りで大阪へ』
と書きましたが、まさにその通りの行動です。


ただ、大阪なので、京都よりも商売話が多いのが、
『やはり』と思われると思いますが、違う所です。
(景気の話が、いつもの5割増し位)

昨日の中心は、小物です。

帯と異なるモノでもじっと見ていると、
やはり帯作りにも活きてきます。
(草履は一種類、新しく考えています。)

昨日も『もらった!』と思ったことことがありましたので、
今日の考えるキッカケになっています。

IMG_0094.JPG
ちなみに、この黒い糸同士、並べて、
昨日感じたアイディアを活かそうとしています。

右と左違う色糸なのですが、これを使って・・・。

頭の中では上手くいきますが、さてさて。

2009年6月30日

昨日の続き

昨日の、『世界に一本だけの帯』ですが、
評判はイイですよ。
attached.jpg
 ↑この柄です。 

この織り方は、経糸が表に出てきます。
(=経糸が配色を決める)

もし、配色を間違えると、経糸全部が無駄になる、
とても危険な織物です。

ですので、社内でも人によっては手を出さない、
出しても、今までの安全な配色で・・・

となってしまいがちな、織物です。

もちろん危険な分、いい所があって、
生地が手持ち糸の数から考えると、
信じられないほど薄い。

という特徴があります。
(他にも細かいイイ所も・・・)


前置き長くなりましたが、そんな織りを使って、
やってみたくなるのが、

『失敗しても、(気にせず)好きな色を使う。』

ということです。


そして、好きな色というと、
『南蛮七宝+光悦蝶』 蝶々の色、
C6EEC8DABCB7CAF5A3B3CBDC.JPG

『作楽:水仙』の色です。
ssImage2601.jpg


今まで、試し織しながら、合う柄を見ていましたが、
 ⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/122289164.html
昨日の柄と、もう一つがピッタリときました。

結ぶとなると、(配色の好みで)、好きな人にしか、
興味は持ってもらえないかも
しれません。

ただ、この帯で歩かれている姿を見てみたいです。

柄は、雪佳『海路』より。
自分の中で大事にしていきたい柄になっています。

一本だけなので、普通の配色よりも
少し割高になってますが、
それだけの価値はあると思ってます。


今日は、昨日大阪でもらったアイディア
形づくりをしていきます!

それについては
また、後ほど報告しますね~。

2009年6月29日

世界に一つだけの帯

attached.jpg
世界に一つだけの帯を作りました。

詳しくは次回に。

もの作りで、今日は大阪へ行ってきます。
(今日は久々に携帯からのアップです。)

2009年6月27日

八寸の帯。

静かーに、織り続けている帯の種類があります。
タイトルにある『八寸』帯です。

お洒落モノ専用の帯で、となみ織物も
昔から織っていたモノです。

ただ、うちは袋帯がメインなので、目立たず、
なごや帯や小袋、丸帯など、の影に隠れています。

織り上げる数的にも、『八寸?』
というほどの、ほんの微々たるものです。

ですので、私一人で担当として、
自分の好きな柄だけを作っています。
(ですので、柄は偏っているかもしれません)

柄はシンプルなもので、多色使いでなく、

抑えたモノがほとんどです。

以前も少し紹介しています。

 ⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/104035476.html

   (これは南蛮七宝です。)

作っていて嬉しいことは・・・

『八寸を褒めてもらえる』
       =
『全部自分で関わった帯!』と思えることです。
(ちょっと心が小さいかもしれませんが・・・)

つい最近、来られたお客さんから、
この八寸については絶賛を頂きました。
(ありがとうございます)

今製作しているのが、下の織のモノです。
シンプルながらですが、織の状態を見て、
IMGP1867.JPG
(ケルトノット:ケルティックより)

『八寸やのに、きっちり織ってある・・・』
と言って驚かれていました。

初めてそんなことを言われたので、
こっちも驚きましたが・・・

とても微妙な褒め方で、
『他の八寸はどんなんやろ?』

と興味もありますが
とりあえずは褒めて頂きました。

『雪佳の海路八寸』もありますし、
このモノづくりはコソコソと育てて、
IMGP1868.JPG
いつの間にか、浸透している・・・
みたいな、シリーズに育ってほしいです。

こないだも、『あ~これこれ』
とこちらが、怖くなるくらい

褒めながらこの帯を買って行かれました。。。


八寸は細々とモノづくり、と思っていたのを、

『盛大にモノづくりしよかなぁ~』
と思ってしまいそうですが、

やはり細々と(特に海路は)、
初心でモノづくりしたいと思います。


特殊な糸を使って、
光らせているわけではありません・・・

こういう帯です。
IMGP1864.JPG

柄は、『海路より
小物でも人気の柄です。

今回の配色のポイントは、
トルコブルーです(見ればわかりますね・・・)。

シンプルな柄で、強烈な配色を行って、
もう一方の糸でそれを抑えて、まとめる。

というのを狙っているのですが、
最初は強烈に見えた色も、段々と慣れて、
良い感じの配色になっています。

評判も上々です。

チョコレートに似た濃い茶が、
トルコブルーを上手く抑えているようです。

これを他の織物でも応用が出来そうですので、
ちょっと今考えているものに使ってみます。

今日は、ちょっと横道に逸れましたが、
『配色日』になっています。

今現在、
新しいシリーズを進めています。
 ⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/121882802.html
   (この織り方を進めたものです。)

名前は、後日発表しますが、
ケルティック
と少し近いコンセプトで製作しています。
(帯で見ると、全然違いますが・・・)

NORD2.jpg

いつもよりも多く目出し(試験織)を取って、
織・配色をチェックしています。

写真を実際の色目に近づけてみましたが、
中間色のまた中間を意識した色です。

そんなイメージをじっと考えながら、
配色をしています。

秋までには、10柄
少し出来ている予定で、
丸みの帯びた優しい柄ばかりです。

図案を詰めたり、紋図にかかったりと、
一日中、モノづくりで今の所、手いっぱいです・・・
(最近の、熟睡はこのお陰かもしれません。。)

カチッとした、シンプルフォーマルのアイディアも
ありますが、しばらくは取りかかれなさそうです・・・
(図案だけは、手元にあるので、
 頭の中でイメージを膨らませています。)

毎日、びっくりするほど進んでいる、とは、
言えませんが、結構いい感じです。

2009年6月24日

『そうしゃねこ』

こんなのが、できました。
IMGP1860.JPG
ある意味新作です。

この生地は、お馴染み『総紗縫』なので、
『そうしゃねこ』という名前を付けておきました。
(まあ、そのままです。。。。)

頑張って、PCのモニターにしがみついているので、
とても気になって、仕事PCには不向きです・・・。

ただ、スタッフ受けはとても良く、
今日は部屋に入ってくるスタッフの視点は、
ここに集まります

ちょっと真面目な話・・・

総紗縫の織物は、製織が難しく、
キズになる率が一番多い織物です。

そのため、織り手さん含めて、それに関われる
職人さんも一握りの方だけです。

キズになり、帯として難しいものは、
キズの部分をさけて、小物の製作(試作)
をすることもあります。

それらの積み重ねで製作してきたのが、
草履の花緒や、バッグ扇子日傘等です。

さらに、残りの生地も絹糸を使い、
職人さんが丁寧に織り上げて頂いたもの、です。

当然、大事に使います。
今回の『そうしゃねこ』になりました。

ただし、ねこには、その自覚がないのか、
下のねこを踏みつけていますが・・・
IMGP1859.JPG


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2009年6月22日

撮影ひと段落・・・

週明け早々、今週は雨からスタートです。
(ちなみに、梅雨なので雨草履が大人気(CMです))



先日、
秋の新作、撮影の打ち合わせをしていました。

今回のテーマは・・・

珍しく社内スタッフで、打ち合わせをしながら
決めたデザインです。

帯の種類、全体のデザイン、背景の色など、
お互いが意見を出し合いました。

たたき台にする最初のラフは、
見事にイメージ通り

ですがあまりにも、
まとまり過ぎて、失敗。

そこから、もう一度集まって再打ち合せして、
イメージを再度共有し直します。

そうすると、次のラフ時には、不思議なことに、
パチン上手くいきました。

そこから、中心となる帯を決めたり(もめます)
色目の要望等の話をして、最終の撮影になります。

今は、その撮影も済み、後は『色を合わせ』、
と文字デザインなっています(時間かかります)。

ここ数日は、バタバタ・バタバタとしていて、
ここに新しい試み等書けませんでした。

その分、今は書きたい事がいっぱいあります。
また紹介していきますので、楽しみにしていて下さい。

そうそう、、

ちなみに、秋の『シリーズ名』は、秘密ですが、
冬は『ケルティック』にしようと思っています。
(ちなみに、イメージも出来ています。)

と、ここで宣言したので、

自分にプレッシャーを与えて、
モノづくりの力にしていきます。


ちなみに、打ち合わせ車には、
こんな感じの車で来られました。
IMGP1852.JPG
(雨降る前です。)

普段、会社の前には、

黒・白・シルバー系の車しか
止まっていないので、

とても新鮮で思わず撮ってしまいました。

ここ最近、書いているモノづくりのほかに、
(例えば、ケルティック南蛮七宝

こんな織物があります。
Image5591.jpg
 ↑細かい地紋を敷き詰めています

今まであった織り方で、長い間織られていたものです。

『ただ、糸の種類と配色を何か変わらないか?』
と思って、アイディアを思い付くたびに織っていました。
(足かけ3年くらい・・・)

(毎日していると、織りたいものが織れないので、
途中に織物と織物の間に挟んだりとしていました)

帯の幅が出なかった、全く織れなかったり、
キズだらけだったり
、でした。
(おかげで織物の知識が相当増えましたよ~)

なかなかこの場でも、途中を見せれなかったのですが、
今回は無地に近いのですが、上手くいきました。(!)


これで前に進めるので、
進んでいきたいと思います。
090619_1210~0001.jpg
機場さんからもらった、白いたいやきの鱗が、
いつものように今回の帯の柄に見えます。
(しかも白いし・・・)

今回の柄は、配色にこだわりたいので、
相当気を入れて、資料集めて、勉強します!

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2009年6月18日

ひさしぶりに、

ずっと、社内にいない社員もいます。
(出張やら、なんやらです。)

そんなこともあって、ちょっと変な表現ですが、
『久しぶりに話をする社員と話をしていました。』

そうすると、モノづくりの情報が出てくる出てくる。
いっぱい溢れてました。

これが不満でないのが、助かります。

『あんなんがあったら、いいのに。』
『こんなんいいですよ・・・』
『じゃ、こんなんはどうですか』

などなど。

今、西陣は100年どころではない位、
静かですが、

上の言葉は、元気になります。

やはりうちは、織物を作るメーカですので、
まず、アイディア出して、

みんなが驚いたり、喜んだりしてもらう、
モノを作らないと、ですね。

明日もモノづくりに囲まれそうで、
良い感じです。。

最近は『輪(わ)』に興味があります。

興味を持って、『輪』をじっと見ていると
何か浮かんできそうになります。

こないだ唐長さんにお邪魔した時もそうでしたし、
今製作している、柄も『輪』を入れ考えています。

特に、輪が入ると空気・雰囲気が変わるので、
今は、そこだけ柄をなくしたくなります。

『輪』に興味を持つのは、シンプルの反対の、
現在どっぷりとハマっている、
ケルティック』の所為かも知れませんね。
IMGP1837.JPG
『最新のケルティック』 ↑こちらは、とても複雑。

ちなみに、まだ形もなく、
今、図案を練っている段階です。

それにしても、
一つ、大作が終わりましたので、
この柄です。:上の柄)

ホントに『輪』を見ることに、浸っています。

全部つなげると、鎖になるし、
間を開けすぎると、寂しいし、
詰まると、狭いし、

と、ちょうどいいバランスを探しています。

さらに机の上は、
『輪』に関するものばかりです。

水滴が落ちた水面の写真とか、
ケルト文様の結びを書いてみた方眼紙とか、

片付けていない輪ゴムまで、
今は柄に見えています。

IMGP1840.JPG
まだ、漠然としたモヤモヤなので、
以前頂いた、『細渦』を見ながら、
整理することにします。。

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今日の京都は、動いていると風が来て、
いいのですが、止まると、じわ~っと暑くなります。

そんな中、今試作している織物があります。

名前は、『しょうはうら』
漢字だと、『紹巴裏』。

『紹巴織』の親戚のような名前ですが、
ちょっと製作するのに、クセのある織物です。

例をあげると・・・

1、今の所思い通りに配色でない。

2、多くの色を使うと色糸、混ざって、
  さらに複雑な色に。

3、色が滲んだようになる。

と、少々やっかいな織物です。


ただ、上手く配色、紋作りができると、
今までに、無い見た目に上がりそうです。

そこまで、一歩ずつ失敗しながら、
製作していたいと思います。


ちなみに、今進めている『柄』は、
『南蛮七宝』です。
南蛮七宝1.jpg
 ↑ この柄です。

唐長さんから、頂いた話でこの組織に
しようと思いました。

この組織は、今まで『あったけど』触らなかった、
というモノですので、ある意味再挑戦です。

『紋』は出来ていて、先ほど配色しましたので。
まずは、見本で試験を織りたいと思っています。

絵の具を塗るのと違い
色糸を織っていきますので、糸の重なり方等で、
『出来上がり色』の予想を大きく外すことがあります。

しばらく外さなかったのですが(良く知った織物なので)、
今回は、遠くに思いっきり投げたボールのように、
どこに着地するか、わかりません。。。。

今後、長く付き合っていくかもしれない、
織り方ですので、今から気長にします

2009年6月15日

今年一番、候補。

すみませんでした・・・

昨日は、途中で力尽きて、
説明不足な日記を上げていました。

内容はその通りなので、補足というほど
のものはありませんが、
一日中京都を回っていました。

090614_1400~0001.jpg

真夏のような気温で、散歩・散策とはまた違った、
目的でしたが、

途中、道端で咲いていた花が綺麗だったので、
思わず、写真を撮ってみました。

まさに、『華紋』。と思いながら、
改めて見直しています。


土曜日のファッションカンタータも、毎年行っていますが、
ドンドン人が増えているような気がします。。。

普段私たちでもあまり見られない、
一桁も二桁も多い着物ですので、
見ていて、目の保養になります。。。

興味のある方は、是非是非・・・


=====ここから、今日です。======

先日のケルティック柄の新紋を配色して、
目出し(試験)を織ってもらいました。

ホンの僅かな生地丈
で数色配色して、
『まず第一歩』と、様子を見るのですが、

今回の柄は、とてもイイ雰囲気を持った柄です。

いつもは配色する時は、大まかに2色の見本を取り、
それを何度も修正して、完成へと詰めていきますが、

今回は何を思ってか、『4色』色を取りました。

そうすると『この柄』は、すべての色が綺麗に入り、
実際に『織る一色』を絞るのが非常に難しいです。

紋の段階で、色をつぶして、何色も重なる様に、
設計しましたので、異なった色(今回は地の4色)が、

それぞれ重なり、すべてがいい味が出ています。
そのうちの一色はこんな色です↓
IMGP1837.JPG

細かい枡(ドット)単位で、目をつぶし、
境界を曖昧にしていったのが、結果として
自分のイメージにとても近いものとなったようです。

今、まず『一本目』を織ってもらっていますが、
『今年一番』の柄になるのでは?

と思っています。

こういう柄はとても珍しいですよ。。

2009年6月14日

京都から、

昨日は、ファッションカンタータ
index_img01.jpg

今日は京都市内を歩き回っていました。
こんな花も・・・

090614_1400~0002.jpg

2009年6月12日

社内改善中。

久しぶりに日中社内から出ていましたので・・・
たまには、西陣の風景を・・・

Image545.jpg

堀川寺ノ内の会社近所です。


タイトルにもある様に、
ただ今社内を改善中です。

と言っても、毎日大掃除をしているような
もので、原材料等を掘り返したりしています。

うちの会社は、
『もはや使えないものを残すクセ』があるようで、
が付くくらい昔の引箔とか・・・があります。

懐かしいというよりも、生まれてない頃の
モノ?というようなモノまで様々です。

収集して、となみ織物のモノづくりの変遷
というモノが出来そうです(やるかもしれません)。

他にも
いらない棚を必要にしている所へ、移動したりと

今まで動かしたことのない棚もありますので、
結構楽しくやっています(私だけかもですが・・・)。

まず、社内をどんどんシンプルにしていきたい、
と思っています。


それと、最近織り上がってきた小袋です。

ここで、自分で製作したわけではないの
紹介するのは珍しいですが、

何でもない色が上手く組み合されて、
素晴らしく上品な色目です。

週明けに誰が配色したか、聞くのが楽しみです。
(写真のわりに、頑張って近づけましたが、雰囲気だけです。)

IMGP1833.JPG

2009年6月11日

紋図を広げて・・・

自分でも待ち遠しかった
ケルティック』の新柄紋図です。

IMGP1825.JPG
以前も紹介していましたが、

紋彫りも終り、さあ配色!という所です。

約一か月前なので、
当初頭にあったイメージの配色とは、
少し変わったかもしれませんが、

3色ほどのイメージで、
配色を行っていきたいと思います。

今日の京都は快晴ですので、
その勢いで配色してしまいそうになりますが、

頭にあるのは、
『ひねた色・真っ直ぐでない色』
というのがあります。

下の糸は、その一部に使う予定です。

右の方に、
飛びぬけて綺麗な色もありますが
使うかどうか決めかねている色たちです。

この辺りも含めて、今あるバラバラのイメージを
グッとまとめていきたいと思います。
IMGP1819.JPG

半日、イメージを固めるだけで時間を使っていて、
完成まではまだ掛かりそうですが、

思い入れの出来そうな紋なので、
最初の試験織をとても楽しみにしています。


今日は唐長さんの三条サロンへ行ってきました。
 →http://www.karacho.co.jp/contents/sanjyo02/omise.html

当主と奥さんから、
2時間近く話を聞かせてもらいました。

サロンの雰囲気も以前お邪魔した時と、
コンセプトが変わり、

『からかみ』から受けるイメージ自体も変わりましたが、
サロンに入ったとき、空気が変わるのは相変わらずです。
(どこにいるのか、分らなくなるほどの別空間で、
 だんだん、しかもその濃度が濃くなってきたようです)

いつもながら、
ここに来ると『唐長』に惚れます。

モノづくりのアイディアを頭いっぱい
もらってきました。。

明日はモノづくりです。

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2009年6月 9日

最近の人気作・・・

最近の『仙福屋』人気作は・・・

といっても、やはり一番は
『仙福屋の草履』です。

今日近畿が梅雨入りしたせいか、
その中でも『雨草履』が目立って大人気です。

0549_01.jpg
男バージョンも、欲しかったのですが、
注文から完成まで、二か月近くかかるので、
ちょっと梅雨時期には間に合わず・・・です。

多分、間に合っていたら、
『雨降って下さいm(__)m
 草履履きたいので・・・』

と毎日お祈りしていたかもしれません。

帯使って、かなり特殊な加工を施すので、
男物は一から作ると、2か月近くかかるのは、
仕方ありませんね・・・。

そんな雨草履ですが、

もし、『草履欲しい~!』とか、
興味をお持ちの方は、こちらへ
 ⇒
http://www.senpukuya.jp/SHOP/g62828/list.html

まだ、女性物は比較的早く仕上がるので、
ギリギリ梅雨の間に合うかもしれませんよ。
(詳しくは、お問い合わせください
         とのことです、店長談)

真綿は入っていませんが、
『晴れの日にも履きたい雨草履』
とよく分からないネーミングも付いています。

今の時期、
雨草履履いている人を見ると、
何となく『羨ましい~。』

と思ってしまうのは、変ですかね~?

それと、まだもう少し時間は掛かりますが、
こんなモノも試作で上がってきています。
IMGP1811.JPG
ほぼ完成で、その道の人に聞くと、
『完璧・・・!』

という前評判です。

もうしばらくで発表します。

月曜日、
一番新しい『総紗縫』の新柄が上がってきました。

『総紗縫』という織り方自体、
ずっと織り続けているものではなく

注目自体は本当に、
最近(3~4年)のものです。

しかも織り始めた時は、
シンプルな柄しか織れませんでした。

こちらもどこまで、
この織で可能なのかわからず、

最大限まで、『作り切ったぞ~!』
と思える柄はほとんどありませんでした。

ですので、
もう廃番になってしまった柄が多くあります。
(わずかですが、人気を保ち続けている柄も)

Image533.jpg

今日、上がってきた柄は、『総紗縫』の経糸と横糸の
バランス(上げ方)といい、無地の出し方といい、
パズルみたいなものです。)

相当の部分、『総紗縫』という織物を
使い切ったモノに上がりました。

今の所、『これ以上はもう考えられない』と、
思っている自分も多少いますが、

ここから、『さらにステップアップできそう・・・』
と半分以上は思っています。

ただ、困ったことに、
いっぱい色んなことをやり切った帯が
『結びたい!』『気にいった!』

云ってもらえるかは
全くの別問題なのが、

モノづくりの難しくて、良い所なんですがね・・・

『総紗縫』で、今でもとても人気のある
最初期の柄が、それを物語ってます。

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『南蛮七宝』、『海路』というと、

その原本だけでなく、『織』のファンも、
ホンの少しずつ増えています。

現在、この柄に『となみらしさ』を持った柄を
加えようと、様々な文献を元に考えています。

その中の大きな候補に考えているのが、
モノグラム(monogram)です。

=『ルイ・ヴィトン』と思われるかもしれませんが、

元々は、複数のいくつかの
文字や記号を交えたデザインのことです。

『らしさ』、ということですが、
思っていたよりもとても難しいことです。

ただ単に並べ替えたり、
形を変えてみたり、
今製作している柄と組み合わせしてみたりと、

とにかく、
しっくりとくるまで、続けています。

今は、『しっくり』のかけら候補が2つありますので、
それを大きく育てようと思っています。

今日は、土曜日で職人さんも休まれる方が多く、
社内はいつもより静かなはずなのですが、

バタバタとバタバタとしているので、

パンフレットやHP用の撮影チームに同行して、
環境を変えながら、柄を思い浮かべようとしています。

こういう集中時には、

『今まで詰まっていた他のこと』

『考えている帯の完成時の名前』
は、
先に決まったのですが・・・。

もう少し、出てくるまで動いてみます。

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風邪が全然抜けない毎日が続いています。

その間も
今までモノづくりをしていたモノが、
少しずつ上がってきています。

風邪薬で少しボーっとなりながらですので、
なかなか紋・配色も決まりませんので、

今は、ほとんどストップ状態です。

こういう時は、社内にある色んな参考文献を
とにかく、ザーッと見ていくのに限ります。

いつか分かりませんが、
今日見たモノがパッとまとまって、
いいアイディアが出てきますので・・・

声もガラガラで、電話しても、一瞬以上誰だか、
気づかれませんし、

あまり集中力のいらない、いつもと違うことを
やった方がいい日になっています。

こういう時に、体調管理は大事だと、
つくづく思います。

こうやって帯を並べて考えてみたりと・・・
Image525.jpg
そんなことに、
いつもの何倍も時間を使ってます。

2009年6月 3日

ある柄の一部。。

Image521.jpg

ある自分でおこした柄の一部です。

実は、帯全体で言うと『ほんの少しの部分』ですが、
とても苦労した記憶があります。

多分、日記を戻していくと
どこかに書いているような気がします。

今日たまたま、次の発表掲載の話をしている
横にこの帯を並べていて、ふと思ったことがあります。

というより、この柄が、
『もっと使ってよ。。。』

と言っているくらい、何かできそうでした。

良く覚えていた紋なので、紋図を出して、
触っているうちに、面白いものの『形』ができました。

さらに、この配色を見ているうちに、
なぜか『ゲルニカ』の色を思い出して、
ある柄の配色を変更しました。

ちょうど、今まで『もう一パターンあれば。。。』
思っていた所で、本当に良いタイミングでした。

そんなこんなで、タイミングよく、一日中モノづくりを
し続けれましたので、

気が付いた時には、
一週間分は出来たと思います。

たまに、こういう日があるんですね~。
と、今日は満足感に浸ってます。

明日は、モノづくりリバウンドで一週間分、
遅れないようにしていきます。。


いつ引いてもイヤなもんですが、

特に今は『まあ~、いやな時に風邪引いた』、
と思います。

咳しても、冷たい目で見られますし・・・

それは、それで。

試作を通過して、第一弾完成しました。
ので、報告をしておきます。

『古都里 総紗縫バージョン』
090602_1017~0001.jpg

まだ、開けていないので、
それはまた後の楽しみに取ってあります。

ちなみに、前回の試作の時は↓
Image2601.jpg
 ⇒『帰りの新幹線で

今回は、キッチリと『仙福屋』の商品として、
見て頂けると思います。

ケルティック』新柄が思っていたよりも、
1ヶ月近く余分に掛かってしまいましたが、

』は完成しましたので、
次は、紋彫り→目出し(試し織)と、

帯になるまで、先が見えてきました。
(まだまだ長い道のりですよ。)


他にも、社内数人で話していて、
形になりそうなものなどもあって、
90%は失敗しそうなのもあります。)

体調とは反比例して、快調に進んでいます。

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恒例の美しいキモノは、
伊藤若冲の世界』の新作

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そして、恒例の
きものサロンは『夏号』はお休みですので、

今回は
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(家庭画報 2009年 07月号)(6月1日発売)
へ掲載しました。

記事自体は見ていましたが、
本の中に掲載されているのを見ると、

いつもと違う中ほどの場所に載っていますので
突然現れるように思います。
(探していたら、ビックリしました・・・)

premium.jpg
こういう感じです。

実際記事の色目は、もう少し白が立っていて、
バッグと日傘とのコントラストが効いています。

『総紗縫premium(プレミアム)』

真ん中にある『総紗縫』は、
手で少しずつ施した刺繍が入っていて、
近づいて見ると、気が遠くなるような細かさです。

柄に刺繍してあるのと、
柄以外に刺繍してあるのと、
2タイプです。

帯柄のデザインを見ながら、
柄が活きるように、考えています。

帯の図案一回でなく、さらにもう一度、
合わせて『2回の図案』を使ったような帯です。

工程的にも帯で織り上げてから、
さらに二か月以上、掛かりますし、
なかなか上がってきません。

まだ限定数しか製作していませんが、現在
数本総紗縫をお持ちの方に人気があります。

なかなか希少性の高い帯ですので、
見かけたら、手に取って是非見てもらいたい、
と思います。

今回は、いつもと違う所に載せましたので、
記事への反応も変わり成功だと思っています。

それと・・・、
時期もそうなので、総紗縫を使った
日傘利休バッグへの反応も抜群です。


もう次の『秋の帯』を決めていますよ・・・

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