何度か登場しました柄が完成しました。
『神坂雪佳の世界(海路から)』
⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/111039492.html
『仙福屋』スタッフから、
①シンプルで
②小物にも応用出来る柄で、
③ショップだけの柄を製作してほしい。
という社内要望から製作したモノです。
図案や図録、その他絵の載っていそうなものは、
目の前において、探した柄です。
シンプルで、少し面白みもある柄ですので、
南蛮七宝のように、少しずつ広がっていってほしい。
そんな柄です。
パッと見た感じ、何柄か分からないかもしれません。
柄自体は、神坂雪佳が残した『海路』という図案集の中の
一つの柄ですので、
モチーフは、『波』であることには、
違いありません。
『海路』という図案集から来ていますので、
今の所、『kairo』と、呼ばれています。

織に関しては、となみ織物で一番経糸の多いもので、
この柄を織るために、横の糸を少し変えています。
持った感じは、絹の風合いと少しザラッとした、
今までに感じたことの無いものです。
拡大した写真を見てもらうと(分かりにくかな?)・・・
細かい地紋を敷き詰めて、見え無い立体感を
作り出しています。
南蛮七宝とは違い、
見方によって柄が、様々に見える・・・
という不思議さはありませんが、
じっと見ていると、愛着と愛嬌が感じられる。
これもまた、不思議な魅力を思った柄になっています。









蟹にも見えるし、はたまた四角い箱に押し込められたペンギンにも、どこか古びた民芸品屋で売っていそうな達磨にも見えるし。
面白い柄ですね。
玉露ゆうこ さんへ
そうなんですよ。
柄の意味や名前を聞かなくても、何かかがイメージできるものというのは、愛着が湧いてきます。
後は、しばらく柄を眺めて、持っていたくなる小物が作りたくなるのを待つだけです。