五代目日記⇒ 2008年9月

2008年9月30日

9月も終わりです。

今日は、帯に関わらないかな?
と思っていた矢先に、帯が上がってきました。

記念すべき?
H20年の9月最後に誕生した帯です。
夢二
紗の中では、かなり個性的です。

表にというよりも、裏地にこの柄を持って来て、
いざ!という時に、結んでもらいたい帯です。

両面選べる帯だからこそできる、遊びです。。

次に上がってくる帯も、なかなかクセ物なので、
しばらく、織り上がりが楽しみです。

この帯で9月は終わりになりそうです。
明日から、衣更えです。

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月末、
社内はいつものようにバタバタしています。

今日は、箱が上がって色目を見たり、
080930_1328~0001.jpg

雑誌の帯色合わせ、

テキスト作りなど、

モノづくりよりも、
帯から離れたことに感けています。
(大事なことなのですが・・・)


そして、明日は10月1日ということで、
メルマガ発行日です。

そこでちょっとしたお知らせがありますので、
購読されている方は是非読んでくださいね。
(『仙福屋』関係です)


それと、来月1,2日と問屋さんを含めて様々な所で、
展示会があります。

『変わったモノがあるよ~』

とお誘いを受けているので、
見に行ってきます~!

今日は、バタバタの中で、静かに一日が過ぎそうです。

2008年9月29日

技!

『仙福屋の帯留』を見ていて、
いつも

『凄い技やな・・・』

と思います。


小さい硝子の中から飛び出てきそうな、
迫力ある色目。

自然に入れるのでなく、意識的に入れる気泡。

そして、質感。


織とは違う世界なので、
技術的に細かいことはわかりませんが、

鳥肌が立つこともあります。


先日依頼したものは、
その技術で、向こうむき兎を再現です。
向こうむき兎 帯留1
(『唐長』シリーズの帯でも人気です。)


大きさも、掌に載せて見ると・・・
向こうむき兎 帯留2
小さく、モノ凄い技術力です(みみとか)。


向こうむき兎 帯留3
(裏も硝子をつなげたモノです。)


今のところ、白色のみですが、
もう少し色は揃えてみようと思います。

評判は上々ですし、
早速、注文を頂きました。

全く、価格も決まっていないのですが。。


着姿に、ポツンと入った向こうむき兎
かなり素敵な着姿になりそうです。


『仙福屋』の定番にもなってくれそうな、帯留です。

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『作ってみたくなる裏』というと、

両面使える裏地?

TPOが変わる裏地?

合わせる着物が幅広くなる裏地?

等など、帯の裏地を思い浮かべます。


今日は、作ってみたくなると言っても、
帯の裏ではありません。


『草履の裏』
です。

『再来月までに作りたいモノ』
を打ち合わせをしている中で、

出てきたモノです。

草履
(通称:赤底)

草履の裏を付けた後、

フチに色を挿し、さらに周りには、
柄を削って入れていくというモノです。

どちらか失敗すると、最初からやり直し。


完成しか、見ていませんが
聞いているだけで、はぁ~(感嘆)と

手間が掛かります。


帯作りにも通じる話もありましたので、
気持は非常にわかりますが、あえて聞いてみました。

『なぜ、こんなこと(色・削り)をするのですか?』

『こだわりです。』

答えが返ってくると同時に、

『良く分かります!』

と思わず答えてしまいました。


履いてしまえば、
あまり関係の無くなる裏ですが、

そこが大事なんですよね。


実用面・コストだけから考えると、
絶対に出てこないモノづくり。

帯でも楽しい所です。


再来月までに完成すれば、登場するかもしれません。
(時間・コスト、その他諸々は気にしていませんので・・・)

お楽しみに・・・

唐長柄を題材に、
帯だけでなく着物を製作してきました。

最近では、南蛮七宝の御召が出来ました。


今製作にかかっているモノも、御召ですが、
唐長柄の中から5柄選び抜き、小紋として

織っています。

イメージとしては、

江戸小紋のような定番として、
着れる着物が浮かんでいます。
江戸小紋
社内では『仙福屋御召 唐長五役』

と呼んでいます。


秋までには数柄完成すると思います。

今のところ、
上がってきたのは、数センチの見本裂だけですが、

見ていると、
どんどんと期待が膨らむものになっています。


私も、着たい!
と思っています。。


昨日は、
小物屋さんと一緒に御飯を食べてきました。

久しぶりだったので、話も溜まりに溜まってます。

行ったのは京都の西の方にある、焼き肉屋さんです。
(今日、健康診断なのですが、食べすぎました・・・)

人が溢れて、活気いっぱいのお店です。

とにかく賑やかなので、話をするだけでも、
いつもの『倍』声を出さないと、届きません。

そんな時でも話題は、

帯を~

紗を~

若冲が~

というものです。

ただし、声を張り上げています。


多分、こんな大声を出して、

紗について語った人は、いないでしょう。
と言いきれるぐらいのものです。

それと店の活気と比例して、

出て来るのが一人前の多さです。
↓こんな感じです。
080924_2003~0003.jpg

一品目が来た段階で、

たのみ過ぎた・・・

と、言いながら、とにかく食べてました。

もちろん話は・・・

若冲が~

雪佳の~

麹塵で~

です。


環境と、声の大きさと、テンションが変わる
と、
出てくるアイディアも全く違うものになりました。

メモか何かで、控えておけば良かったのですが、

もちろん、そんなもの無いので
記憶に強く残ったものを、形にしていきたいと思います。
(今日の仕事のメインです。)


今はノドが痛いですが、

良く分からない満足感がありますので、
良いモノができそうです。

さらに、余談です。

その帰り、歩きながら、

バナナを買いに行くのに付き合いましたが、
(バナナダイエットのため?)

京都のスーパー、コンビニ等々、全くバナナがなのには、

驚きました・・・

余談でした。

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京都へ帰って来て、会社へ出てきて、
最初にしたことは、

いなかった日に上がってきた、
目出し(見本裂)チェックです。

その中で、
これは!というものがありました。

春用にと考えていますので、
『ゆっくりと急ぐ』くらいのスピード進めています。

IMGP1098.JPG
『詩情 夢二より』 錦帯の柄を、紗で織ってみました。


まだ、織れるか微妙な所ですが、
蛍光織シリーズに入れたいと思っています。
IMGP1099.JPG
暗い所では、このように(ブレてて、すみません)、
タンポポの綿毛が光ります。。。

蛍の紗にしても、
目を閉じるとホワッとした光が、舞っている。

そんなイメージが湧く、帯作りは、大好きです。

完成した時に、この帯を結んでもらい、
夜歩かれている姿、早くみたい。。。

今から、想像してしまいます。

他にも、若冲など期待作が上がってきていますので、
今日は大忙しになりそうです。

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080922_1815~0001.jpg車で、京都に帰ります。
スタッフみんなで車内から、東京タワーを一斉に撮りました(普段は見れないので)。
周りから見ると、そんな変な車ですが、安全運転で京都へ帰ります。
今日は元気をいただきました!

2008年9月21日

ここへ来ました。

この前の日記に書いていた場所です。
 
小さいころから、
行ってみたかった所の一つです。

福井県の一乗谷朝倉氏遺跡です。

歴史が好きな人には、有名な所だと思いますが、
400年以上前に栄えた都市の跡です。

IMGP1293-1.JPG

庭園跡だとか、建物の痕跡、井戸跡、
とにかく、静かで、目を閉じてしまうと、

虫の鳴き声と、風の音だけになります。

IMGP1302-1.JPG

曇りの天気でしたが、
時々、光が射して、緑色が金色に近くなります。

IMGP1304-1.JPG

領主邸は、少し高くなった丘に立っていて、
下を見下ろすと、

IMGP1312-1.JPG

谷の合間に、民家の跡が、
当時の状態を思い浮かべられる場所です。

IMGP1316-1.JPG

栄えた跡にしばらく眠っていた場所ですので、
普通の田園風景とは、一味違った空気が漂っています。

IMGP1329-1.JPG


一日使ってこの辺りを散策していて、
何かとは、言えませんが何か力をもらえたような

気がします。


昨日帰ってきて、今日は東京にいます。

明日帰って、
また明後日からモノづくり頑張ります~!

2008年9月19日

ただ今、

今日は京都を離れて、

念願の場所に行く途中です(国内です)。


小さいころから、ずっと想像していた所なので、
期待から大きく逸れるかもしれませんが、

楽しみです。


それについては、報告したいと思います!

それでは!

帯を作る上で心がける大事なことは、
大きく分けて三つあります。

それは、

『色・柄・組織』です。


新入社員は、帯づくりに携わる際、
夢に出るくらい、この3つにうなされるはずです。
(もし、となみ検定があったら、絶対出題されますね~。)

改めて言うと、

一つ目、『色』

そのままで、配色のことですが。
簡単そうで、三つの中で、

最後まで一番踏ん切りが付かないモノです。

 最後のさいごまで、
 『もうちょっと薄い方が良かったかなぁ・・・』と、

 言っていることもありますね・・・


二つ目、『柄』

個人的に色よりも悩みますが、
意外にも、この柄で行く!と決まったら、

進みやすいモノです。
(そんな人を見ると、少し羨ましく思いますが。。。)
 
上の二つは、その帯自体の見た目を決めるもの、です。


そして、『組織』
帯地の風合いや結び心地、等々です。

組織と書くと、何か良く分からなくなりますが、
経糸と緯糸(横糸)の組み合わせ方のことです。
(平たく言えば、織り方。)

帯づくりには、この三つがとても重要です。


いつも、この3つのどこかで自分の作りたいものを、
自分の色が出てくるものを、目指しています。


今日は、『色』ついて、です。

総紗縫の中で、人気のある柄。

というほど・・・


唐長 総紗縫


どうですか?

この柄は、唐長柄を意匠に製作したモノで、
白地の方は発表済みです。

濃い地が上がってきたばかりのものですが・・・

全く違う柄に見えてしまいます

シンプルな柄は、配色を変更すると、

全く別なものに、なります。


モノによっては、別の図案?

と思ってしまうことも、あります。


特に、写真のような
唐長柄というと、何度も書きましたが、シンプル。
(流石に数百年の淘汰生き残ってきただけあります。)

上に、挿す色を変えるだけで、柄の性格まで変わってしまう
やはり『色』は、最後まで悩みます。


今回の濃い地も出来上がりには、満足ですが、
白地が評判良い分、

黒地がどういう評判を受けるかも気になります。


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2008年9月17日

衝動買い・・・

先日、衝動買いをしてしまった、

パソコンです。

(こないだの羽織以来久しぶりです。)

 ⇒(こないだの羽織へ)

acer Aspireone AOA150-Bw シーシェル
ホワイト


これで日記を毎日書ける!
と今の所、思っていますが、

周りには道具ではなく、
気の問題と言われ、

喜びを抑えられています。。。

今までのモノに『新しいもの』を加えるのは、
パソコンでも着物でも、楽しいモノです。。


 ※PCは、小さくても便利で、快適なので驚きです。

2008年9月16日

遅れを取り戻す。

帯作りの中で、
組織(織り方)の決まったものは、

①図案の案→②図案

→③紋図→④試し織り(目出し)

そして、
⇒⑤本番・織り

となります。

そして、秋発表に向けて製作していたモノが
上がってきました(④段階目)。

しかも、一柄ではなくて、8柄も・・・

実は、③まで行っていて、止まっていモノです。
(詰まっていたという表現がピッタリかも?)


理由は配色が最後の最後で決まらなかった等、
様々ですが、面白いものばかり上がってきました。

帯として、皆さんに紹介できるまでは、まだしばらく
かかりますが、

その中から、一番のお気に入りのものを一柄だけ、
紹介します。

080916_1511~0001.jpg
⇒四つ筋に千鳥

なぜか、最近好きな千鳥柄です。
(チドリと片仮名の方が良いような、配色です。)


密かに、まだ配色で悩んでいます。

しかも、白い経が終わったので、
まだまだ帯になるのは時間がかかりそうです。
(白い経が終わり、次は縞→その次はグレー、その次くらいかなぁ?)


早くみたい!と思う未完成の新柄でした。

せっかくですので、
コメントに頂いた『紹巴織』について書きたいと思います。

実は、どこかに書いていないか?
と思い探してみたのですが、

すぐに見つかりませんでした。

社内を含め、日記も、当然の前提として、紹巴という言葉を
使っていましたので、

反省してしています。


それでは
まず、『紹巴織』は『しょうはおり』と読みます。


この名前の由来は、
安土桃山時代に遡ります。

その時代の高名な連歌師『里村紹巴』が、
愛用した裂地⇒紹巴好みの裂⇒紹巴

となったようです。

他にも、説はありますが、となみ織物社内では、
この話でまとまっています。

少しだけ、となみ織物の宣伝を入れると、

となみ帯には『里村紹巴』の名前を織り込んでいますが、
うちしか、この『里村紹巴の世界』とは織り込めません。


さて話は戻し、
となみ織物で織り上げる紹巴は、

横糸で経糸を覆い隠すように織っていきます
(綴れ織りのようなイメージです。)


そして細い細い横糸を筬(おさ)で、打ち込んでいくため、
自然と風合いは良く、細かい表現ができる。

そんな織物です。

となみ織物でも、主力の織物として、
今までも数多く帯を織ってきました。


製作する時は設計図を作るのも、やはり手間がかかります。

また、織リ手さん的にも、
通常の織物と違い、何十年経っても、

これで完璧という所まで、
技術は到達出来ないといっておられます。
(少しでも気を抜くと、キズができてしまう。)


手間と時間をかけて、様々な工夫をして
織り上げる織物ですので、もちろん結びやすい。

そんな最高の織物の一つです。

2008年9月13日

寝床の底には・・・

昨日、新潟から来られていたお客さんと、
食事へ行ってきました。

場所的には、西陣の東。
御所の南東辺りにある、ご飯屋さんです。

町家なので、入口から見ても、
普通の民家しか見えませんが、

中は広々、うなぎの寝床です。

ご飯も美味しく、量もいっぱいで、
コストパフォーマンスも素晴らしいお店です。

食事後、帰り際、

『ここ何かわかります?』

と、覗かせてもらったのが
 ↓これ

防空壕
ワイン貯蔵庫。

に見えますが、
実は、もともと防空壕です。

夏でも15~20度くらいにしかならないそうです。

防空壕を見たのは、多分初めてなので、

『実は、防空壕なんですよ~。』
と言われた後、

その返事は、
『写真撮らせてもらっていいですか?』

としか言いようがありませんでしたが、
何か不思議な感覚がしました。

2008年9月12日

若冲・雪佳・若冲

若冲→雪佳→若冲と、

最近製作に関わったモノの中でも、
少し個性的なものを集めて、

帯の周りをグルグルと歩きながら、
撮っていきました。

考え事する時は、こんなことをしているのが、
一番です。

それを少し、味わってもらおうと思って、

写真をアップしましたので、興味を持たれた方は
是非見てください。。


IMGP1111.JPG


伊藤若冲2

伊藤若冲3

伊藤若冲4

伊藤若冲5

伊藤若冲6

伊藤若冲7

伊藤若冲8

伊藤若冲9


金魚カエルは一度見て頂きましたが、
左の鶏は初登場です。

伊藤若冲と言えば、鶏という方も多いと思います。


遠くからの写真ですので細部はわかりにくいですが、

わざわざ目の粗い織物を使って、
限界まで織り込みを行っています。

そのお陰で、柄に迫力が出ていますので、
若冲を好きな方、独特な空気を持つ帯が好きな方には

特にお勧めします。


紋を作るときに、若冲の鶏をずっと眺めていたので、
鶏の図がとても好きになってしまいました…

まだ、上がってくると思いますよ。

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2008年9月11日

京都京都

昨日は東京からはるばる、
大勢のお客さんが来られていました。

うちにとって、大事な職人さんの工房や、
素材作りをみてもらい

西陣の街を車で通る。

そして、京都の本社ならではの帯や着物、など
見てもらいました。

実際に、となみ帯を結ばれていた方も、
いはりましたので、

色々なご意見をもらい、
なるほど~、と納得しつつ、

次のモノづくりにつなげる。

普段社内へは、職人さんしか入れませんので、
社内スタッフも対応には慣れていません。

ただ、自分がモノづくりに関わった帯を
結ばれているのを見て、モチベーションが上がる。

夜は、着物を着た大勢の人と、
ちょうど気候的にも頃合いのよい

鴨川の床へ。


お酒を飲みつつ、料理を食べて、
気持の良い風を受ける

もちろん、着物の集団なので、周りから
良い視線を感じます。


書いていても、物凄く幸せなことですね~。


帯屋らしい感想としては、

どんな帯が人気なのか?
ということです。


その意見も頂けましたので大満足です。


まだ、どこにも誰にも見せていない

『総紗縫のスペシャル帯』

とても人気があって、少しだけホッとしています。


他にも、秋へ向けての新作も、◎でしたので、
本当に来てもらえてよかったと思います。


本当は、床の写真を入れて雰囲気を出すつもりが、
撮り忘れてしまいました・・・
(カメラ持ってたのですが・・・)

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2008年9月10日

しましましまじま

感じの良い帯が上がってきました。

もう、シンプルに『縞』のみの帯です。

縞

となみ織物の中でも、
一番経て糸の多い織物です。
(数千本)

裏から見ると、
縞
目がビッシリと詰まっています。

そのような経を染め分け、
整経して縞を作ります。

経の準備段階だけで、一手間・二手間と、
とても手間のかかるモノです。

こんな形でのモノづくりを、繰り返ししている中で、
少しずつ縞シリーズも充実してきました。

名前も、名無しでは少し可愛そうなので、

縞関係を、

縞らしく『縞々(しましま、しまじま)』
と名付けました(お好きな方で・・・)。


今のところ、袋帯となごや帯、着物等を予定しています。

しましまシリーズ、私が楽しみです。

2008年9月 9日

プレミアム真綿。

『仙福屋の真綿入草履』に、
新しいクラスの草履が加わりました。
080909_1607~0001.jpg

名前は・・・想像し易く、

『プレミアム真綿(草履)』

(ホントにすごいです。)

今日、出来上がりを見てきました。

最初の印象は・・・

パッと見た目は、今までのと変わらない?

という印象ですが、
触ってみて、初めて分かります。

とにかく、革が柔らかい。

(鳥肌が立つくらいです。)

今までも、選びに選び抜いた本革を、

革の流れや繊維等を考え、
裁断したモノを使います。

ですので、

見た目も整い芸術品のように綺麗ですし、
流れで裁断していますので、丈夫です。


この『プレミアム真綿』は、その革の中から、
一番柔らかい部分(お腹)を裁断し、

職人が一枚一枚手で揉んで、
革をさらに柔らかくしたモノです。


素材にかける手間は、約2倍


近づいてみると、微妙な皺が細かく刻まれています。
080909_1608~0001.jpg
 ⇒手で一つ一つ丁寧に揉みます。

080909_1607~0004.jpg
 ⇒当然、少しずつ台の持つ表情は変わります。

『仙福屋の真綿入り草履』は、
履き心地が最高のものと思います。

この『プレミアム真綿』は、さらにその上へ向かう
職人の気持ちが伝わってくる、

そんな草履です(履き心地はまだ未知数です。)

このような草履への要望・需要はわかりませんが、
今度、扱いたいアイテムになってしまいました。

気持の入ったモノの持つ力は凄いです。
改めてそう思います。

今日はすこしぼやきが入っています。


『シンプルなモノづくり』
というのをテーマに、柄を製作中です。


柄はほぼできているので、
今は、大きさを考えています。


最初のイメージとしては。

小づき、繰り返し、極力一目でわかる柄。

というものです。

今まで、社内で条件を満たしてるのは、
『南蛮七宝』を代表とする、唐長柄かなぁ?

と思いながら、考えていました。


いつものように、昔の図案棚に囲まれて、
目を凝らしながら、

試行錯誤していますが、
大体の目処は立ちましたので、

形にしていく、という所が現状です。


ここ数日、南蛮七宝に囲まれていましたので、
シンプルながらもそのレベルの高さに、

やられています。

昔の人は、偉大です・・・。


昨日に続き、

『南蛮七宝の利休バッグ』を紹介します。

社内では、性格によって、
真っ二つに意見が割れた色目です。

IMGP1060.JPG

昨日の茶と同じ織り方の帯地を使っています。

この南蛮七宝もそうですが、
唐長柄は華がありつつも、ドンとは前に出てこない。

不思議な柄が多いです。
(まるで着物の無地のような・・・)
IMGP1059.JPG

帯地にしても、帯地をバッグにしても、
良い柄に出会えたことに感謝しています。


昨日のも含めて、
これらは帯自体がなかなか上がってこない、こともあって、

今のところは、
帯の上がり待ちの受注生産としていくことになりそうです。
(他の色も数色待機中)

南蛮七宝の柄は、モノが出来あがってくると、
なにか嬉しくなってしまいます。


柄とのいい関係、と変な言葉ですが、
そんなことがピッタリと来そうです。

評判のいい『利休バッグ』

南蛮七宝バージョンが上がってきました。
(見本)

今のところ、2色ですが、
両方とも良い出来で、

スタッフの性格によって、
『あえて言うなら、こっちが好き』

と票が分かれます。

まずは、茶系の方から・・・
(明日は、ピンクを紹介しますね)

南蛮七宝 バッグ 茶
 


南蛮七宝
(こだわりは・・・、もう少し後で・・・)

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2008年9月 5日

南蛮七宝の・・・

南蛮七宝の・・・、


というと、次は何を作ったか?


社内では、聞くと

まず『バッグ?』という声が上がりました。
(製作中です。)


完成したのは、南蛮七宝の『長襦袢』です。
080905_1325~0001.jpg
まだ、白色のみですが、
社内スタッフの評判は上々です。


素材は、もちろん絹100%ですが、
織り方に一工夫をしています。

夏含めて、すべての季節に着て頂けるように、
柄部分には絽目にしています。

ただし、一越に渡り、絽目が渡っていないのが、
この生地の特徴です。


袖を無双にすれば、袷でも着て頂ける生地です。

今のところ、色数も5色予定しています。


スタッフによっては、自分用を見ているような人が数名、
いますので、良い出来なんでしょう~。

月産数はホンの僅かなので、少しずつ人気が出ると嬉しい、
モノです。




タグ:


新作の『伊藤若冲の世界』を発表しました。
 ⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/105057657.html

その時に、『拘った色目』を中心に
できれば機屋の視点で、

わざと色を落とし製作した、発表広告でした。


出来上がりは非常に満足していたのですが、
伊藤若冲の世界』の帯を実際に見て頂ける機会は、

とても少ないので、こんな意見を数件頂きました。

『帯の色を全部見たい。』

確かに、
私たちは帯を毎日、見ようと思えば見ることができます。

若冲にしても、本当の色目があっての、今回の発表ですので、
となみ織物HP上で、色がすべて入ったモノを見て頂けるように、

ページを制作しました。

せっかくなので、色が抜けている所から、色が入っていくように
見せています(微妙に色が入ります。)。

興味の持たれた方、是非ご覧ください。
 ⇒こちらから


となみ織物で製作したものを見て頂けるように、
少しずつですが、ギャラリーを充実させていきますので、

皆さんのご意見もお待ちしています!

それでは、午後はモノづくり、して行きたいと思います。
(腰を据えていかないと、乗り越えれないものが一つ・・・)

東京の店長に来てもらって、
モノづくりです。

大勢で集まって、『モノづくり』というと、
普段、あまりしないことなので、

様々な意見が出てきます。


通常は、一人で職人さんと話をして、
毎日モノづくりをしています(特に私の場合は)。


その風景をちょっと離れた所から見ながら、
こんなのもいいなぁと見ていました。


そして、モノづくりの一人製作とみんなで製作、
メリットデメリットを考えていました・・・
(こんなことを書いていると、暇だったんですか?と言われそうです。)


私の場合・・・

一人の一番のメリットは、
トコトンまで好きなモノが作れる。

昔は、『モノづくり??』という頃は、
いろんな所から、周りの横やりが入ってきました。

今は、出来上がるまで、だれも分からない。
そんなモノづくりになっています。

最近、作ったカエルの柄(伊藤若冲の世界)は、
上がると、いい感じです。
(周りの評価は真っ二つですが・・・)

デメリットは、一つに集中しすぎて、
(ある程度の)目標から修正のないまま、逸れていく。

メリットの裏返しなのですが、とことん一柄にはまって、
先に進まなくなることもあります。

あと、一柄に入り過ぎて、
燃え尽きそうになることも・・・
(秘錦というシリーズはそうでした。)


みんなでモノづくりは、
メリットは

今日のように様々な角度から、
意見が入って、重厚なモノづくりができる。


デメリットは・・・

下手をすると、どっちつかずのモノになる。


なんでも一長一短ですが、
今日は全部『長』になったモノづくりが

できそうです!

2008年9月 2日

ちょっとお気に入り


ただ箱です。
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触っていると、

開きました。
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中には、名刺が入ります。
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と、いうようなシンプルさが気に入って、
一つ買いました。

今は、帯で作った名刺入れと、併用して
使っています。

お気に入りの小物を持っていると、
それだけで、嬉しくなりますね。


親戚の結婚式へ行ってきました。

前日・前々日と雨続きだったのですが、
当日はとてつもなく晴れました。

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(大文字も賀茂川の向かいからでも、くっきり見えます。)

さらに時間が経つにつれて、
雲が消えて行き・・・
   ↓
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快晴です。


当の結婚式はというと、
8月31日という際どさもあってか、

男性で着物の方は、残念ながら見かけませんでした、
(女性は思ってたよりも多かった。)

お陰でとても目立ちました。
080831_1102~0003.jpg
紗の羽織(紫)に、夏お召です。

『写真を撮ってもいいですか?』

と、何枚か撮られながら、

『着物って涼しいそうですよね~』

との声もかけて頂きました。


着物でなくても、昨日は何を着てても暑いのは、
暑いのですが、周りに涼しさを振りまいた分、

『着物の勝ち』と、自分の中で納得していました。


時々は日陰に避難しながらですが・・・

とにかく雨、降らなくて良かった~。
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日陰にいた、アヒル?