五代目日記⇒ 2008年7月

2008年7月31日

トマト尽

伊藤若冲の絵には、

様々な野菜をモチーフにしたものがあります。


そんな文章を書いている時に、

もらった『トマト』です。

トマト
庭に出来た、

トマトということで、

形の不揃いさに、圧倒されました。
(表現的に変ですが、実感として・・・)


自然でいて、

とても綺麗な感じを受けます。

そして、このトマト最初は、

袋に入っていたのですが、

写真のように、お皿に盛ってみると、

眺めているだけで、

嬉しくなるような、そんな図ができました。


そんな写真です。


今月の日記には、色目が少ないので、

7月最後の日に、『トマトの赤』が入って

少しバランスがとれた気がして、

気持ち的にも、

良い終わり方が出来たような気がします。


ただし、しばらトマトの生活が続きそうです。

2008年7月30日

経です。

今、一番熱中しているモノづくりが、

経(たて)についてです。


織物の経糸のことですが、ほとんどの場合、

『経』と、『糸』を略して使うことが多い単語です。


そして、この経は、横糸(こちらは緯:ぬき)と一緒に

織物を構成するものなので、とても重要です。


今は、この経をどうするか?

と考えている所です。

経糸 染め
(写真は見本で、実際のものよりも少ない数です。)

糸を見ているだけでは、分からない

工夫がされています。


自分の頭では、

『こうなるだろう。』

という予測は立っていますが、

織物として出来たときに、

どうなるか?

今から、ドキドキしています。


ちなみに、

経を失敗すると、その経糸何本分も失敗したものを

織るわけにはいかないので、

それ以降、経を切り、ボツにすること

あるので、細心の注意が必要です。

2008年7月28日

すごい雨。。

京都は、晴れ・晴れ・晴れ、と続いたあとに、

今日は大雨です。

VID00010.AVI
↑動画で撮ってみました。西陣に降る雨です。

そんな時、考えていたのは(思い出しのは・・・)、



製作中のカエルの帯のことです。

また、


みんなから、ヒンシュクを・・・

というのではないのですが、


このカエルの図案、かなり


リアルです。

『伊藤若冲の世界』ですので、


当然は当然なのですが、


個人的にはお気に入りの大事な柄です。

織りも少し変化していて、


色目はほとんど使っていないように見えて、


実は使っている、


そんなカエルの柄です。
(かなりお洒落な柄に上がりそうです。)


でも、まだ未発表にしておきます。


もう少し、まとまったシリーズができた時は、

是非、皆さんに見てもらいます!




Leaf (リーフ) 2008年 09月号 [雑誌]


ここ数カ月、

この『Leaf』へプレゼントを出しています。


着物雑誌ではないので、

いつもと違う反応なのか?

同じなのか?


毎回楽しみにしています。


もし、興味のある方、

ご応募お待ちしています。

今回は、

仙福屋』でも好評の『懐紙入れ』です。

お待ちしています!

今は、秋向きの『紗』を作っています。


??? 矛盾?


通常、紗というと、

『夏物』という返事が返ってくると思います。

それなのに、『秋物?』。


普通は、こんな反応だと思います。


でも、『総紗縫』を知っている人であれば、

『四季を通じて』と覚えてもらっていると思います。


ただ、今製作しているものは、

『秋』を意識したものです。


こう書くと『秋専用』と思われそうですが、

もちろん、四季を通じて結べますよ~。


それは、こんな感じに上がってきました。

秋総紗縫


まだ出来たてホヤホヤで、見たことがある人も、

まだ僅か・・・です。


ちょっと『総紗縫』に新しい方向性が出てきた感もあります。


ただある工程に、通常の7倍コストが掛っています。
(総額から見ても、ちょっと割高)


ただし、一本総紗縫を持っている方に見てもらっても、

『これも、ほしい~!』

と言ってもらえる、仕上がりです。


そんな秋向き総紗縫(でも。年中OK)と、

いう新柄でした。


今の時期は、

少しずつ、

製作していたモノが織り上がってくるので、

毎日が楽しいですよ!

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2008年7月24日

迎賓館の見学。。

昨日、予定通り

行ってきました、『京都迎賓館』

見学できるのは、抽選ということで、

うちの社内からも、約半分くらいが当選しました。

御所2

とにかく、外は、

晴れ~!


青空に、砂利。

周りに高い建物が見えないので、

空が広く見えます。
御所5


御所3
御所に入るところです。

御所の横は、ほぼ毎日通りますが、


中に入るのは、何年ぶりか、十何年ぶりか?


少し懐かしいです。

御所1

御所4
『迎賓館』の前で、当選はがきを見せて、

中に入るところです。


中は・・・、というと

是非応募して、見てもらいたいです。

良く見ると、『唐長さんのからかみ』

壁の綴れ織が見られたりと、

個人的には約30分間、堪能できました。


是非。。。

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2008年7月23日

昨日の報告。

昨日は、みんなに連れられ、

京都の木屋町御池を下がった、

お店に行ってきました。


アルコールが入ると、

写真を撮り忘れる可能性があるので、

他社事務所をお借りして、

一枚撮ってみました。
08’浴衣.JPG
浴衣は浴衣ですが、ポイントは角帯。
↓去年の記事
⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/53790915.html


奥に写っているのは、

『初』浴衣でお出かけをするという方です。


15分くらいの帯結びの練習で、

結べるようになりました。
(人に教えるのは難しいですね~。)


行って帰ってと、約三時間ぐらい、

着姿も崩れていなかったようなので、

初めてでは、素晴らしいと思います。


昨日集まった人たちは、すでに

和のファンではあると思いますが、

さらに、
和好きが深くなったのではないかな?

と思っています。


お店の中には、誰一人、

浴衣姿はいなかったので、

ジロジロと見られつつ、

楽しい一日が過ごせました。


今日は、

昼から京都迎賓館の見学に行ってきます。

朝から、ずっと晴れで、

日差しが痛い、ぐらいの天気です。。


モノづくりも進んでいますが、

まだまだ企業秘密状態なので、

しばらくは・・・


2008年7月22日

暑い!

毎度のことながら、

京都はこの時期、物凄く暑いです。


大体、祇園祭の巡行が終わってから、

本格的な夏が始まる・・・


とは、言いますが、ここ一週間

暑いです。


西陣では、この時期は『納涼会』がありますので、
(この響きが好きです。)

涼みに行こうと思いますが、

やはりスーツでは暑苦しいので、

この時期は浴衣(若しくは麻の着物)です。


浴衣に下駄に団扇を持って、

京都の床でも良いなぁ~。

と想像で、と思っています。


そんな今日は、『浴衣着て出て行きませんか?』

『納涼会!』

と響き良く誘われましたので、

付いていくことにしました。


さて、どこへ行くのでしょうか?


参加者の顔ぶれを見ていると、

ベロンベロンに酔っても、帯の話をしそうな

感じが漂っていますので、

楽しみ?です。


ちなみに、浴衣は鯉が滝を登っている

モノトーンの柄です。

若いかなぁ?と思いながらですが、

多少はいいですよね?


そんなことで、熱帯の京都を浴衣で

歩き回ってきます~!

京都から、

車で往復何時間か、走っていましたが、

ほとんど外に出ない時間なので、

見るもの見るもの、新しく見えました。


暗い間はずっと車で、明け方になると、

4:30くらいから、太陽の陽が射し込むあたり、

最高に良い感じでした。


帰ってきた早朝の京都は、

人も全然いないので、

あまり行かない、通っても人ごみの中の

平安神宮を通り、

駐車違反にならないけれども、間違いなく、

昼間だったら、停めようとも考えない所に

車を停めて、

しばらく鳥居などの景色を眺めていました。


写真も、いろんな所を撮ってみました。
平安神宮

後から見ると、

いつもの平安神宮になってしまうので、

少し残念ですが、

それでも、たまには

早朝出歩くのもいいかもしれません。


さっきまで、寝てしまったので、

早朝起きた意味が・・・

とも思いますが、

今日は今から、バリバリと頑張ります。

2008年7月18日

昨日・・・

大勢のお客さんに来ていただいて、

うちのスタッフが話をしていました。


帯を作る思いと、柄の説明です。

いつの間にか、上手くなったなぁ

と感心して聞いていました。

帯のことをよく知っているのではなくて、

どれだけ好きか。

というのがないと、同じ話をしていても、

伝わりません。


聞いておられる方も、

最初は全く興味がなさそうな、

また分からない、というような雰囲気でしたが、

10分もすると、

話につられて、頷いておられたのが、

嬉しかったですね~。


話をすると多くの場合に言ってもらえる、

帯作りの仕事って、本当にいい仕事ですよね~。

とか、私も若かったらやりたかったなぁ、

頑張って残してくださいよ~。

というような言葉です。


昨日もそんな言葉を大勢の中の、

ほとんどの方から、

言っていただきました。


本当に嬉しいです。


祇園祭中ということもあって、

京都の全景の見られる『京百景』の紋図など、

見てもらいましたが、
門外不出の紋図です)

スタンディングオベーションが起きそうなくらい、

感動もしてもらったようです。

080609_1041~0001.jpg
代わりに現在製作中のモノを・・・


人に伝わる話ができるようになった
(技術ではないですもんね。)

良かったなぁ~と、褒めるチャンスを

逃したので、

ここで褒めておきたいと思います。


ということで、

たまにスタッフを褒めてみました。

2008年7月17日

着たい!

今すぐにでも、着たい!

という着物が上がってきました。
(自分のモノです。)


袷なので、あと数カ月、
しかも真夏を超えないと着れませんが、

とても着たい着物です。


畳紙から出して、広げてみて、

羽織ってみて(袷なので、やっぱり暑い)、

社内を歩いていると・・・

『良い柄じゃないですか~』

と声をかけられます。

多分、こんな状態に見えている、と思います。

男物 小紋 兎2

『ちょっと近づいて、見てみ。』

と近づいて見てもらうと、

『なんの柄ですか?』

↓こんな状態に見えていると思います。
男物 小紋 兎

『???』


さらに近づいてもらいます。

男物 小紋 兎3
『!』


『ウサギですか!』


とそこに至るまで長い過程がひつようですが、
少し驚きがある着物です。


女性ものなので、裄に関しては、継いでもらっています。


後ろから、『男性用の小紋やね~。』

と言われたので、

今後、『男性用の小紋』、

周りに流行らせたいと思います。


かなり期待です。


P.S 兎の耳はピンクです。

ほぼ、毎日モノづくりや社内のことについて

打ち合わせをしながら、仕事が進んでいます。


今回は、HPの打ち合わせで、

出てきた意見があります。

それは・・・

後ろの背景を変えたり、

他にも色々と遊びましょう!

という意見があり、

早速、変えてみると・・・

花緒留めベアー

以前、紹介したクマの花緒留も

こう変わります。

kumasan.jpg
『千鳥格子+クマ』


なかなか雰囲気がでてきて、

クマまで、キリッとした表情に変わるような

感じです。


本物より良く見せよう、というのは、

問題だと思いますが、

本物に近づける表現をするというのも、

大事だなぁと、一人で写真を見ながら

いいアイディア探してます。

2008年7月15日

できた~!

できた~! と思わず、声を上げた織物です。  ⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/102356129.html 以前、七夕の時に途中経過をお知らせしていた、 織物です。


あの段階から、打ち込みを変えたり、
素材を変えたりしました。


ちなみに、打ち込みというのは、

一寸の間に何回筬を打っているか?

と思ってもらえれば、大丈夫です。

多いほど、絹糸が詰まっている、そんなイメージです。


この数を減らせば⇒柔らかすぎ

増やせば⇒かたい!

という感じで、一番落ち着くところを探すのも、

モノづくりの一つです。


今回は、素材とのバランスを見るのに、

一番、時間がかかりました。

ムジで何本もボツにしてしまったので、

いつもよりも、苦労していたと思います。


それが、これです↓

まだ、目出し(試験裂状態のこと)ですが、

ちょっとホッとしました。

アユ 雲竜

↓メインの柄は、もう少し後日で。。。
080714_1341~0002.jpg


実は、さらに良かったことがあって、

この裂が上がってきたときに、生地の一部分を見て、

また面白そうな織が作れそう?

新しい素材ができそうな、

そんな雰囲気が漂ってきました。


京都は祇園祭のど真ん中で、西陣の町中が静かです。
(西陣のお客さんのお客さんである、室町の問屋さんは休みなので)

今のうちに、
モノづくりを集中してやっていきたいと思っています。

となみの帯地を使った、バッグですが、

形等で、悩みながら、定番というものを一つずつ

作ってきました。


そして、今、ちょっとブームになりつつ

あるのが、この形です。

バッグ」01.jpg.jpg
『仙福屋の利休バッグ』


何も説明しないと、

『普通の利休バッグ!』、と言われそうです。


確かに、形は定番の通常の利休バッグのように見えます。


ただ、ほんの微妙なバランスを変えました。

置いている時や持った時、持ち手の長さ、

『仙福屋』風に、アレンジをしています。

用途は、ほぼ和専用ですが、

最近は密かに、このバッグ人気が出てきています。


このバッグに使う生地や配色を管理している、

私でも 『えっ、もう全部売れた?』

という、くらいの密さですが・・・


和専用のバッグですが、

見ていると、落ち着くバッグです。


写真の紗の瓢箪柄が、特に社内では好評ですよ。。。


昨日は、依頼していたモノが上がってきたとのことで、

小物屋さんへ打ち合わせも兼ねて、

受け取りに行ってきました。


こう見ると、『仙福屋の瑞玉』にも見えないこともないのですが・・・

カフスボタン1


カフスボタンです。

並べて、

写真を撮ると、足みたいに見えます・・・
カフスボタン2

このぐらいの角度から見ると、

キノコに見えないこともないですが、

カフスボタンです。

カフスボタン3


私が以前作ってもらった、

ドクロのとは、兄弟みたいなものです。


スーツに、帯留の硝子で製作した、

カフスボタン、お洒落かもしれませんね!


さらにプレゼントなど興味のある方は、
こちらへ

2008年7月10日

南蛮七宝:硝子

とある会話の延長で、


『南蛮七宝の帯留が見たい・・・』

というお願いをして、

製作してもらった帯留です。


硝子を使って、文様を出すというのは、

大変難しい(そうです)。


作る前に、話を聞いているだけで、

『これは、無理かも・・・』

と思ったモノです。

南蛮七宝 帯留


南蛮七宝帯留 横から
↑ぎりぎりまで、文様が入っています。

まだ、試作段階ですが、

なかなかお洒落さもあって、

人気が出そうな帯留です。


ちなみに、大きさは、

『仙福屋の瑞玉』

と同じ大きさなので、可愛さもあります。


帯を作っていて、よくそんな柄が思いつきますね、

と言われることがありますが、

この帯留に関しては、

よくこんな大きさのところに、文様を作り出せますね。

と、感心して見入ってしまいます。


この南蛮七宝のアイテム群は、

今までと少し違った動きになりそうです。

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2008年7月 9日

経の織物、作り。

『今は、経の織物を製作しています。』

と書いても、『経の織物』というのが
分かりにくいかもしれません。
(大きく分けた織物の中では、経錦といいます)

まず、基本的に織物は、経の糸と横の糸(緯糸)
とを使って織ったものです。


そして、織物の『表面』には
経糸・緯糸が交互に出てくるので、

もし、経糸⇒、横糸⇒の場合、
織り上がりの見た目はグレーになります。
(黒色+白色=グレーのような感じ)

これが原則。
(厳密には、糸質等々により大きく変わることも・・・)。


そして、
となみ織物内で主力となっている紹巴織は、

緯糸で経糸を包み隠す織方なので、
上の黒白の例で
いうと、白色になります。

そして、今製作しているモノの場合。
ちょうどその反対の、『黒』になります。
(ただし、経糸に数色使えるので、ただの一色ではない。)

言って見れば、経糸が
帯全体の色目を決める織り方(組織)です。


横糸(緯糸)で色を出す最大の特徴は、
色が調整し易く、
様々な配色をし易いところ。

その代り、何も考えずに設計図(紋図)を書くと、
帯が、重くなり結びにくくなる。

経糸の織物だと、とにかく余分な糸は通さないので、
軽く薄くなる。その代り、多彩な色使いをするには、
頭を捻ってひねって、作る必要あり。

と、全く正反対の織物です。


もちろん、
モノづくりする時もその織方に合わせて、
頭の切り替えをしながら、
製作していきます。


そして、まず一柄目は
『太子間道:たいしかんどう』という柄です。


聖徳太子に由来を持つ、
柄と言われていて、、

千年以上歴史を持つ、定番中の定番のモノです。

ただ、配色をグレーベースに配色をすると、
千年経った今でも新しい感じを受けます。

経錦 太子間道

もちろん、経の織物なので、

『とにかく手に持っただけで軽く感じ、
結び心地も素晴らしい~!』

と評判を頂いてますので、

今後大きな期待を持てる織物です。

経糸が擦れ合って、
絹ずれの音が鳴る、ということから、
名前は、『鳴錦(なるにしき)』といいます。

ぜひ、音を聞いてもらいたい帯です。

それと・・・

昨日アップする予定だったのですが、
京都の七夕の空は・・・

夜空
分かりにくいですが、雲しかありません。。

記憶の中で、
七夕の夜が晴れた記憶が、
ないなぁ?



2008年7月 7日

七夕というと・・・


今日は、七夕ですね~。

ただ、残念ながら

京都は、曇っています。


こんな時にしか、

意識して星を見上げるというのがないので、

晴れてほしいな、と思っています。

そんな日なので、

『七夕、の帯!』を探してみました。


が、

なかなか思い当たらないので、

今日は、こんな帯を紹介したいと思います。

とても人気の高い柄の一つです。


『星座の柄』
星座柄3

少し変わった柄ですが、

これは中国の星座を元に、

帯の意匠としたものです。


アップしてみると、この様な感じです。

神秘的な感じの受ける曲線が印象的です。
星座柄

金糸も少し入れて、
(金は極力光らない。)

全体は白に近い薄グレーでまとめています。
(単衣にも結べる、使い勝手のいい帯になっています。)

今日が、このまま曇りだったら、

今年は、代わりに

この帯を眺めておくことに、

しておきましょうか~。

そして、

上の帯を参考にして、

今新しく出来上がりかけの、

この組織(生地)が上がってきました。

星座柄2
(見本裂)

手に持って、質感を確かめたり、

透かしたりすると、新しい感じが漂ってきます。


まだ、一手間、二手間加えないと、

完成とは言えませんが、

もう一息です。

2008年7月 5日

鯖の煮込み

普段の昼食は、

社内で食べています。


今日は、気晴らしを兼ねて
(本当は仕事のついでに。)

上賀茂神社の近所で『鯖の煮込み』

食べてきました。地元では、有名なお店です。


ですので、タイトル通り、

捻りもなく

『鯖の煮込み』です。

鯖の煮込み
一番奥に隠れているのが、鯖です。

もちろん、

『鯖の煮込み』だけの用事で行ったわけでは、

ありませんが、

自分の文章を見ていると、

それだけに見えてしまいます。


他にも

神馬堂で焼餅。


仕事のついでに、

寄った方が、ネタになりました。

まだ、企業秘密なので、詳しく書けませんが・・・ ある人と、フトした話からできた素材です。

紬

業界は、違うのでモノ作りに困った時は、

そこへ入り浸ります。

そのおかげでできたモノも沢山

あるので毎日感謝です。


上の生地は、帯ですが、

様々なモノに使いたいと思います。

まず初めは~・・・と

考えているものがあるので、

それを職人さんに試作を頼んできました。


上がってきたら、

まず、ここでお披露目しますね。


個人的には、必需品なので、

着物を着る方には、喜んでもらえるはず!

と、自信をもってます。


試作第一号は、プレゼントとしたいので、

お楽しみに~!


2008年7月 3日

白クマとピンククマ

遠くから、聞こえる

『キャー、可愛い!』

という声。


なにかな?と思ったら、

新作の花緒留めでした。

すでに、花緒留めでは無くってそうですが・・・


総紗縫の帯地についた。クマ

『花緒留めベアー』という名前では、

単純過ぎますね~?
花緒留めベアー

草履につけて見ると、

草履よりも目立ちそうな、花緒留めでした。

私からは、まず出てこない、発想です。

タグ:
leafでプレゼントしている花緒留めです。 『仙福屋の花緒留め』

脱いだ草履や下駄の鼻緒に付ける。

①お洒落で可愛い。

  ②バラバラにならない。

        ③脱いで置いておいた草履が、
見つかりやすい.

という良いことがあります。


今からの季節、浴衣で!

京都だったら、『鴨川の床』で脱ぐ際に、
ちょっと付けておく、良いですね!


仙福屋 leafプレゼント
仙福屋の帯締め ムジ 全12色

ただ今、上がりたての帯締めが人気です。

名前は、『仙福屋のムジ』


その名のとおりです。


暑いからか、

シンプルなものが流行っているのか

スッキリしたものが、

定着し始めています。


冠組


この冠組も、根強く人気がありますし、

社内は、ちょっとした無地ブームです。


無地なので、組はしっかり、

色目にも最新の注意を払っています。

メーカーの人と話をしていましたが、

『仙福屋』では当たり前のように、

国産です。

が、

最近の製作される帯締め、

その大部分が、海外産になっていますよ。

と言われていました。


コストは安くても、

着物に使うものなので、

少し悲しい気がします。


なみ織物で着物を扱い始めて、

相当の時間が過ぎています。


本業は、帯屋なので、

何十年と着物を扱ってても

あまり見れないモノもあります。


今日も、

『これいくらだと、思います?』
芭蕉布

と言われて、

『・・・』と言葉に詰まると、
(こういう時は、思いっきり高いか、安いかのどちらかです。)

答えは・・・

『この反物↓、30本以上買えますよ~。』

絹芭蕉


さすがに同じモノ、40本はいらないですが、

そう聞くと、輝いて見えます。
(すみません<m(__)m>)
芭蕉布 反物

『大体、三百数十万~四百万位じゃないか?』

とのことですが・・・


本物の芭蕉布ですので、

手で芭蕉の繊維をつないで、織っていく、

気が遠くなる作業からすると、頷けます。


よーく見ると、手でつないだ、

節がいっぱい見えます。


味いっぱいの織物です。