五代目日記⇒ 2007年11月

2007年11月30日

広々~。

興味津々で来てみた釧路です。 (モノづくりは、一段落つきました!)


羽田から釧路空港へ飛んできました。


空港から、釧路駅までのバスの中、

釧路3.jpg

ダーッと広がる茶色の平原を見てると、

釧路2.jpg

日本じゃないような錯覚を感じます。


赤と白の製紙工場?の煙突。


歩く人はあまり見かけませんが、

空き日があれば、

フラフラと散歩してみたい、

そんな場所です。

釧路1.jpg
⇒日が暮れるのも、早いです。

ちなみに、上は16:00です。。


『今日のモノづくり』と書きましたが、

実際には、

簡単には進みません。


そんな中、今、

遅々として進めているのが、


これ ↓ です。

さて、なんでしょう?

柿渋箔1.jpg

和紙の上に、漆を塗って、

製作する『引箔(ひきばく)』です。


その引箔に『柿渋』を何重にも重ねた

ものです。


かなり細かく裁断してありますので、

上の写真では、分りにくいと思います。


アップにすると、こんな細さです。

柿渋箔3.jpg
(髪の毛にも見えなくもないですが…)

良く見ると、平たくなっていて、

糸との違いが見える(箔ですね)と思います。

現在、これを使った新作を製作しています。


今までのシリーズは
柿渋染・左修正.jpg柿渋染・右修正.jpg

とても評判の良く、社内でも人気があります。


今製作しているモノは、

これを『五代目仕様』
(今ネーミングしました)

にしています。


織りの中で、新しい試みをしていますので、

帯にまでならず、ハギレとなってしまうのか、

帯になって、今までのシリーズ同様、

好評を頂くのか、

上がりが楽しみです。


出来ることは、しましたので、

後は、上手くいくように祈るだけです。。。。

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今日は、図案展がありまして、

スタッフ4人で、会場へ。


そこで登場なのが、やはり

イチョウです。


今年、日記へ何度登場したことか…


堀川通りを通るたびに、気になるのが、

やはり、イチョウ。
(他にも書きたいことが、一杯あるのですが…)


曇りという天気だったので、

金には光りませんが、

それでも、存在感があり、

中央分離帯、まっすぐに黄色です。

銀杏 京都
 ⇒たまには、助手席乗って、
ゆっくりとイチョウ見学。

と言っても、写真に撮ってしまうと、

綺麗さが半減です。


ですので、

上から撮ってみました。

真っ直ぐ、黄色(金色)が連なっているのが

分ってもらえると思います。


イチョウ1.jpg

京都へ来られた時は、お寺と一緒に

こういう景色も、見てもらいたいです!


もちろん、イチョウ見学だけでなく、

図案展も行きましたので…。

(ご安心を…)

追記は、昨日の拘りです。

食事について…

(興味のある方はどうぞ)。


2007年11月27日

モノづくり

ただ今、

『伊藤若冲の世界』に没頭していました。

 

帯作りは、

図案を見て、紋を作って行きます。

元の図があるにしても、イメージを作らないと、

満足のいくモノができません(ハズしてしまいます)。

そこで、出来るだけイメージを作っていくために

世間にあるものすべて、見つかるだけ見ます。

そうすると、頭の中は『それ一色に』なります。

もちろん、

本物を見るのが、一番なのですが、

そうそうは出来ませんので、

昔見た本物をイメージしながら、

http://senpukuya5.seesaa.net/article/22549014.html 図案集など見ていきます(若冲は去年ですね)。

古本屋さんも、たまに貴重なモノ(廃版など)を

持ってきてもらったり、

自分の足で見に行くこともあります。

今製作している柄が、 相当趣向が変わった 調子になっているので、 イメージとかけ離れない様に、

図案とにらめっこしています。

伊藤若冲大全

 ↑これを見ていましたが、廃版?   

 

染めに出していて、

待ち遠しかった着物が上がってきました。

(御召です。。)

幅広

で、男物として織り上げたものです。

女性物は ↓

http://senpukuya5.seesaa.net/article/62052234.html  

色目は、茶色に見えますが、

実物は、黒に茶と青が混ざった色です。

合わせたのは、遠くにある薄地の角帯です。

待ち遠しさを写真で表現してみましたが、

柄すら分りにくいので、

もう少し近くへ‥‥

 

さらに近くへ‥‥

反対色でコーディネートしてみましたが、

どうでしょう?

まだ、仕立てには出していないので、

大人しく、

もう少し待っていることにします。

『うらも、おもて』

うらも、おもて 紹巴 裏地 表地

同時期発表の『熊野古道』よりも、
少しだけ説明がいる帯です。

まず、『うらも、おもて』というのが、
タイトル兼テーマです。

この帯の特徴として、織りは紹巴織なのですが
となみ織物の『通常の紹巴』と異なり、

裏に渡る糸が少ないということがあります。
(場合によっては、全くない)

それによって、帯の裏と表、どちらも
好きな柄の中から、選択できる。

 ⇒裏も、表も区別が無い。

=『うらも、おもて』という帯になります。


簡単に上のように書きましたが、

袋帯の幅は、決まっています。


世間によくある普通の帯であれば、少し幅広く織り、
その後、広い部分を織りこみます(これが耳になります)。


そうすると、帯を結んだ際に、
耳の部分が何重にもなり、分厚くなる。


この帯シリーズは、
柄が込んだり、スッキリしたりと

様々な柄がありますが、
そのすべてを、
ほぼ帯幅に揃えます


そして、外かがり
をするので、みみがありません!

分厚くならないので、前から見た時も、お太鼓も
スッキリした着姿が出来上がる。


そんな
『魔法の帯』です。


となみの紹巴織りは、
すべてこの『魔法の帯』ですが、

今回は、どの柄を持ってきても、
ぴっちりと幅が合わせられる!


名前は、ひらがなでシンプルですが、
そんな
究極の職人技が無いと、出来ない

『うらも、おもて』という帯シリーズです。


柄は、大きい柄から、シンプルなもの、
色目も薄地から、濃い地、

特徴的な柄から、シンプルな空気のような柄まで、
幅広く、作り上げています。


今は、

『伊藤若冲の世界』

『唐長』

『神坂雪佳の世界』

『正倉院文様』

など、多岐にわたったものになりつつあります。


結び手も、
選ぶのが・結ぶのが楽しい帯だと思いますが、

作り手てが、
製作していても、楽しい帯シリーズの一つです。


余談ですが、

最初は、

『全部おもて』 『ぜんぶ、おもて』 『えらべる、おび』

などなど、色々なフレーズがあったのですが、


『うらも、おもて』という誰も主張しなかったものに、
決めてしまいました。


直観で、
惹きつけらるものがありました。。。

2007年11月24日

とっておきの話。

堀川通りは、

イチョウの黄色が陽の光で、

金色に光っています。

そんな土曜日ですが、

『おっと書くのを忘れていました!』

ということがあります。

 

それは、 見てもらいたいモノです。  

この前、

発売された『きものサロン』に載っています。

(P.45です。)

 

  南蛮七宝の帯と着物。

『南蛮七宝の着物』は丸巻きで、

帯は結んでもらってます。

http://senpukuya5.seesaa.net/article/62052234.htm

(着物ですね)  

 

帯は、裏を結ばれているので、

蝶々

が見れませんので‥‥  

こんな感じの帯です。

南蛮七宝 光悦蝶 袋帯

唐長さんの版木として、 数百年残ってきた柄です。  

無駄なモノを徹底して、そぎ落とされて、

ずっと見ていても飽きがこない柄です。

類似品も出てきそうですが、

本物にしかない

上品さが柄から、伝わってきます。  

春ぐらいには、 シリーズとして 正式に、

発表したいところです。  

それに合わせて、草履も製作中です。

こちらも、生産数が限られていますので、

月数足という感じになりそうですね。    

↑ 上から見ても、変わらない?

南蛮七宝 草履 四分二半

横から見ると 南蛮七宝が現れます!    

きものサロン←できれば、見て下さいね!

きものサロン

きものサロン 2008年  01月号 [雑誌]

     

2007年11月23日

タイムスリップ

京都にいて、

ポチポチと仕事をしていますが、

今日は溜まった仕事をサクサクと、

終えています。


ちょっと休憩している中で、

読んでいた(ぱらぱらと)、 本です。
   京都時代MAP     伝統と老舗編
となみ織物も載っていますので、

興味のある方は、探してみて下さい。



幕末と現代京都の比較ができますが、

ぜんぜん違います。
 


となみ織物は置いておいても、

京都駅周辺は、スッキリと何もないです。。


昔の京都を味わってみました。。

     

2007年11月22日

京都でドタバタ

今日一日中、京都の本社にいました。

本当は、新しい小物を見せてもらいに行ったり、

着物の染め上がりの確認をしたかったのですが、

予定変更で、下の通りになりました。

その一日は、

まず、紋図を見ることから始まりました。

『』内は、紋屋さんとの会話です。

‥‥以降は、核心部分なので、隠させてもらいます。

一番目は、

製作している中で、今一番好きな柄です。

大柄に青い花が‥‥。

『地の部分に、少し修正を入れて、花はそのまま、

ボカシを‥‥‥』

2番目は、

若冲の鳥です。

『ここは、図案と比べてもう少し強調してもらって‥‥、

幹の流れを付けるので‥‥』

3番目は、

紹巴の柄で、となみらしくない、新手です。

歌が歌いたくなる柄ですよ~。

『色を抑えたいので、ここはここと同じ色で、

ぼかして‥‥』

4番目は、

またまた若冲。これは、若冲らしい大胆なものです。

『このままで、行けそうですね。あとは、箔を‥‥』

5番目は、

新しい組織の見本が上がってきて、

それの確認‥‥

『う~ん、柄になっていない‥、次はこんな感じで、

やって素材は、こっちで‥‥』

最後6番目は、

不思議な柄です。

作っていて、ホンワカする柄ですので、

早く帯として上がってきてほしい、と思っています。

『お腹の柄は、ここでは変なので、こっちかなぁ、

でも変やし、ここをこうして、??????、こっちか』

と、しているうちに、紋屋さん2軒目

一つ目は、夢二の柄。可愛い感じです。

『かなり若冲の目から、変えるのが難しいので‥‥』

先に、2つ目の夢二の渋め柄へ。

期待の柄です(お洒落に最適!)。

『金がキツイので、もう少し叩いてもらって‥‥』

そして、三つ目の柄

古典的な柄ですが、ボカシが上品な柄。

『ここの上げ方は、今までと同じで面白くないので、

もっと薄くぼかしながら、叩くことはできそうですか?』

最後に、一番目に戻って、再び夢二。

『出来れば、箔はこの柄には通したくないので、

ここで、分けて、配色しにくいので‥‥』

と、そんなこんなしている頃には、機場さんが来られて、

配色の確認。

『え~っと、ここは‥‥』

と続きます(まだ、午前中です)。

と、今日は写真なしで、まだ未公開どころか、

製作中帯の中継みたいことをしました。

少しでも、上のような新作を見たい!と思ってもらえたら、

嬉しいです。

明日は、会社は休みです。

ですので、会社でゆっくりと

専務業ができそうなので、楽しみです。

今日もお疲れさまでした!

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恒例の新作発表は・・・

『うらも、おもて』です。

 

 

 

51EnR3Kl-9L._AA115_.jpg

 

 

 

 

『熊野古道』

 

  

きものサロン     2008年 01月号 [雑誌]

 

最近は、この2誌で 部長と新作発表デザインを競争しています。

私は『美しいキモノ』。

部長は、もう一方の『きものサロン』。

 

勝ち負けの判断基準は、もちろん、皆さんの評判です。

(両方いいのが一番ですが‥‥)

 

今回はどうなるか! とても楽しみです。

 

皆さんのお好みは、『うらもおもて』ですよね???

と言っているうちに、春号のデザインを考えなければ・・・

この今回発表の柄は、もう一度改めて、登場してもらいます。

 

説明したいこと満載ですので・・・

2007年11月20日

『仙福屋』

『仙福屋』スタッフ集まり、

社内で進めていることがあります。

(遅れていますが‥‥)

その中の役割で、

一つ一つのモノにコメントを付けていく作業を

スタッフからお願いされているのですが、

これがなかなか大変です。

例えば、この紐‥‥

『仙福屋の四分紐』

帯留作りの際に、製作依頼したものです。

自分でもこの紐の良さは、

把握しているつもりなのですが、

改めて文章にすると意外や意外、

難しいです。

まず、いい所を箇条書きに。

1、帯留を通すことができる

2、通常の紐よりも太い(4分)

3、通常の帯締めと同じ長さ

4、色目は、となみ色。

‥‥

します。

それで‥‥

となると、『‥‥‥、‥‥‥』となります。

口に出して、表現するのには慣れてきましたが、

文字にしてみると、表現が難しいです。

一度、作ってみると、

こんな風になります ↓

言いたいことが多すぎて、まとまらない、

長くて読みにくい、

文章が終われない。

本当に、文章力(表現力)の勉強になります。

モノを見て、『う~ん』と悩んでいると、

新しい良さが見えてくることもありますし、

『あっ、これをこうしたら‥‥』

と新しいアイディアも思い浮かびます。

モノづくりももちろんですが、

自分の思ったことや言いたいことが

(120%はいりませんが、)

100%近くまで表現できるように、

というのは、必要なことだと思いますので、

もう少し、勉強します!

伝えすぎも、『開けての楽しみ』が減ると、

思っていますので、目指すは、

『こだわりと期待が伝わるように』

ですね!

朝起きて、窓を開けると‥‥

京都へ帰るために、駅まで歩きます。

前日の言葉は撤回したくなるほどの

雪です!

今日、京都へ無事に帰ってきました。

暖かい京都です。

-6℃→13℃

でした。。。

2007年11月18日

鳥肌の立つ映像

昔、小さな映画館で見て、

いつまでも頭に残っていた映画。

老人と海/ヘミングウェイ・ポートレイト

それから、ずいぶん日も経ってしまいましたが、

あるキッカケでDVDを買いました。

今でも、

昔と同じ気持ちを持って見ることができました。

やはり画面の前に座っていると、

今でも
ザワザワと鳥肌が立ちます。

話も良いのですが、

この絵が動く感触は、味わってもらいたいです。



海の色と空の色、その境目と何とも言えない

色目も好きです。

2007年11月17日

雪をみて

先日、旭川では雪が降り、見事に積りました。

http://senpukuya5.seesaa.net/article/66853723.html

この冬、初の雪ですので、

少し嬉しくなりました。

そして、京都から一緒に来た、

初・北海道の若手スタッフは?

と探してみると‥‥

このベンチに、積った雪を丸めて、

一人でも雪合戦するぞ!的な状態で、

すぐ横にいました。

ちょっとビックリしましたが‥‥

雪を見ていて、

『雪の柄』が頭をフッと横切ったので

自分で紋製作に携わった『雪の柄』から

お気に入り2柄を紹介します。

両方とも、

『唐長』さんの柄を意匠としたものです。

普遍的な柄は、見ていて落ち着きを感じますね。

『雪輪に梅』

『雪の結晶』

上の少し柄の込んだ(雪がたくさん降った?)

方と、

パラパラ降っている?方、

さて、どちらがお好みですか?

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北海道にまだ滞在しています。

今回は少し長期になっています。

京都を出る前の話です。

ほとんどの方は『出張へ行きますよ。』と話をすると

大方は、『大変ですね~。。』

か、『お疲れさまです。』

というどちらかの答えが、返ってきます。

そして、次にくる質問、

『どこへ行かはるんですか?』

答えは、『北海道ですよ。』

『良いですよね~。』

と大体はこの流れになってしまします。

そんな北海道の気温は‥‥

と、

とうとう雪にもあってしまいました。

そして、

雪で地面が濡れていることが、

多い地方の要望で製作したのが、

『仙福屋の雨下駄』です。

草履に関しては、経験も積んで

相当に詳しくなったと思いますが、

下駄に関してはまだまだですので、

製作時は、何をどうするのかで、

〇から、様々な試行錯誤しました。

製作時は、あまり『こうして!』

みたいなのは、少ないので、

まずは方向性からです。

『仙福屋』の名前を付けたいので、、

もちろん花緒は、となみ帯製

下駄であっても、歩きやすさ質感

を大事に。

そして、他とは違う見た目を持ったもの。

それでいて、雨下駄の良さ

云々‥‥云々

という条件の元で、試作を作り、

いくつかの中から、修正+選び出したのが、

『仙福屋の雨下駄』です。

下駄台

        +

花緒

=完成です。

その拘りは‥‥

と、詳細も書こうとしましたが、

前置きが長くなりすぎました。

クイズ番組の答え前のCMでは、

ないですけれども、詳細は後日、

必ず書きます!

お楽しみに~。

2007年11月15日

『配色確認です!』

北海道にいると、当然ですが、 京都の社内にいる時と同じようには行きません。   一番困るのは、モノづくり全般です。   例えば、 『図案の草案見てほしいんやけど‥‥』   『目出し(見本裂)が上がってきたので、  配色確認を!』   『新しい素材で織ったけど、織りにくいし‥』   遠くにいて、なかなかあれやこれやと、 自分らしさを出すのは、難しいです。   ただ先日、 京都にいた時に配色を指示したものが上がり、 その写真がメールに添付して送ってきました。   『配色確認、お願いします~。』   と。   『写真では、色見るの難しいよ‥‥』   とつぶやこうとしたら、 違う角度で、光源を変えて、 数枚添付してあります。   『‥‥』   こうなると、 意外にモノづくりが外にいても、 一部は、出来そうな感じです。   それと、社内にいて、帯が出来あがった時に、   『これは、あ~やで!』 『ここをもうちょっと‥‥』   のような意見が入ってこないので、 (全くないと少しは寂しいですが) もしかして、今よりも純粋なものが 出来るかも知れません。   と、プラス思考で、どこへ居てもモノ作り していきたいと思います。   ちなみに、先ほどは 京都から見本で製作した 角帯の写真も送ってきました!   南蛮七宝の角帯です。 南蛮七宝 角帯 紬 白黒   こういう感じで、二枚。 二枚目は、少しアレンジが入って。 南蛮七宝 白黒紬 角帯 貝の口 社内にいても、 メールが来そうな拘りです。      
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2007年11月14日

うれしい気付き。

北海道にいて、

届きたての着物を見ながら、

思ったことを書いてます。

うちには、何百何千、何万?という柄があります。

もちろん、自分が生まれる前に出来たものも

かなり数多くあります。

図案庫に行くと、そこには図案が

『無数』という言葉がふさわしいほど。

見当たる範囲で、一番古そうな図案を見ていると、

『!!!』

という瞬間があります(ホンのたまにですが)。

『どっかでみたことあるような???』

その時はすぐ忘れるのですが、

しばらくたって

明治やそれ以前の江戸などの絵や作品を見ていると、

(帯・着物とは関係ないときでも)

『あれっ、これって‥‥』

とマネでも模倣でもない、何となく同じ空気

感じることがあります。

それは、かなり似ている時もあれば、

全く違うときもあります。

何十年も前の図案を見ていて、

何百年も前の図案から、そんな空気を

感じた時は、昔の人の発想や技に

少しだけ触れた感じがして、とても嬉しくなります。

さて話は戻って、

今日見ていた着物は、

近代琳派の巨匠と言われる

神坂雪佳の図案より、製作したものです。

着物だけを見ていても、

琳派らしい波が感じられます。

『神坂雪佳の御召』

『秘すれば、花』という言葉もありますが、

時々はタネを見てもらうのもいいかも知れません

具体的には、どの柄がモチーフなのか?

興味のある方は、探してみてください。

ヒントは、

以前も紹介した神坂雪佳の図案集にあります。


神坂雪佳 蝶千種・海路―近代図案コレクション (近代図案コレクション)

見つけた時は、

図案いじりをしている時の

『!!!』

という気持ちを

少しだけ味わってもらえるかも?

しれませんよ。



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2007年11月13日

昨日の温度…

京都の会社を9時に出て、

着いたのが、夕方の5時過ぎです。


定期的に来ていますので、
(結果的に)

旭川の駅を降りた時は、

少し懐かしい感じがしました。

暖かい??と噂の温度ですが、

昨日の晩は、↓ ↓ ↓

6℃
さぶいですよ~。


良く考えると、毎回来るたびに、

ホテル近所のこの写真を撮っています。


3月に行った時は、 『-6℃』。 ↓
http://senpukuya5.seesaa.net/article/36044721.html

今より、10℃も低いです…。

木曜日辺りに雪が降るそうです。

2007年11月12日

移動!秋から冬へ

今日、朝7時すぎごろ、

車に乗って堀川を上がっていました。
(京都のメイン通りを北へ走ってます)


そうすると、中央並ぶイチョウが、

キラキラと光っていました。

風邪明けの景色はさすがに綺麗だなぁ…と思っていると、

本当に日が当たっていて綺麗でした。

まだ車通りも少なかったので、

車を停めて携帯を出して思わず、一枚撮ってしましました。

紅葉.jpg

季節を感じられる瞬間というのは、嬉しいです。

今日、その紅葉始めの京都から、

冬が始まりそうな北海道へ
(京都人にとっては冬そのものですね。。)、

移動します。

朝、先に行っているスタッフからのメールを見ていると、

『今日は、結構暖かいですよ!9度です。』


とありました。


そして、

会社にある温度計を見ると『12度!』

今日の朝一番の会話は、

『今日は、えらく冷えたなぁ~、もう冬やわ~』です。



……


京都人の冬そのものというよりも、

寒い北海道へ、ちょっと先行き寒そうです。。。。

さすがに雪はまだでしょうね?



モノづくりか、美味しそうなものか…。

どちらが日記に、載るでしょうね?
(モノづくりでありたいけれども、美味しいものであってほしい…)

2007年11月11日

トンボ玉

以前に銀座へ行った時に、

蜻蛉玉展があり、詳しい説明を受けると

とても魅せられてしまいました。


原色の近い赤や青、黄色など、

和の色ではあまり使わない色の

オンパレード!


参考になるかは

『?』ですが、

帯の配色に今後生きていきそうです。


トンボ玉

興味のある方はどうぞ。

2007年11月11日

風邪でダウン。。

前回の日記で、京都を出て移動します。

と言っていたのですが、


久しぶりに、風邪を引いてしまい、

ダウンしていました。


周りでは、風邪も流行っているそうなので、

皆さん気を付けてください!


来週の月曜日から新たに出直します!

ゆっくり寝ることが一番ですね。

次は、いきなり寒いところなので…

2007年11月 8日

専務業

もう少ししたら、また京都を出て、

グルッと回りますので、

そのための『専務業』をしています。


書類の森に埋もれています。

周りは、目の前を図案が通り過ぎ、

首をのばせば、紋図があります。

そんな感じです。


今、机に座って、書類などなどを見ていると、

昔の夏休みの宿題を思い出します……


溜まっていって森みたいなので、

余計にそう思ってしまいます。。。


早めに処理して、

海に!

じゃなくて、紋図にかかりたいと思っています。

やはり何かを作り方が性にあっています。。

そうも言ってられませんが…


明日からは移動中話か、

食べ物話が増えるかもです…


それでは、気になる図案を置いて…

『最近は、皆さん良く着物を着ていますね~!』 と、声を大きく言いたいです。

なぜなら最近急に、
草履のリペアが増えてきました。


それだけ一所懸命に履いてもらった草履は、

まちがいなく幸せなはずです。


 ↓ 草履裏のかかとを交換します。。
草履 かかと

①台を裏向けて、②釘でゴムを打つだけなので、
替えゴムだけで、自分で出来そうです。


ですが、

やはり釘の痕とか、
履き心地・安心感を考えると、

やはり職人さんに頼むのが一番だと思います。
(さすが、職人技!と思っていただけるはず・・・)


ちなみに、自分でも一回失敗したことがあります…
(釘穴が開きすぎて、打ち替えが難しくなった…)

その瞬間は、『なんて不器用なんだ・・・』
とかなり落ち込みましたよ・・・

そんなこともあって、

『おっ、結構履いたなぁ~』

『かかとがヤバい!』

思われていたら、

一度、

草履のメンテナンス
(かかとゴム交換とすげ直し)

してみてください。


意外に、

かかとの新品さと台の使い慣れた感で、
ちょっとだけの幸せを味わえます!

 
興味のある方は、

『仙福屋online 草履のリペア』
 ⇒http://www.senpukuya.jp/SHOP/360645/list.html


と、少し、リペアの宣伝でした。

と書きつつ、

自分のかかともヤバいなぁ、
と思っています。。。。

2007年11月 6日

速報?

11月3日に、

『西陣きもの・帯フェスティバル~きもので集う園遊会』
 ⇒
http://www.nishijin-nsk.jp/festival/

が上賀茂神社で行われました。

内容は、着物と帯のコンテストや舞妓さんの踊り、
帯や着物が当たる抽選、というものです。

その中の『コンテスト』は、それを見に行くだけでも楽しい、
帯と着物がドーッと集まっています。

その一つ一つに番号札が付いていて、それに参加された方が
投票を行い、賞を決める、というものです。

今年は、2つ賞を頂きました!
(商品は、問屋を通して出てますので、分りにくいですが…)

一つは『(財)京都和装産業振興財団理事長賞』
(ちょっと長いですが…)

受賞07’.jpg

もう一つは、一等賞である

『経済産業大臣賞』
です。
経済大臣賞07 柿渋
柿渋染の糸を使った帯です。

『賞を頂いたから・・・』

というわけではないですが、
大勢の皆さんの投票で選ばれたというのは、

やはり嬉しいですね!

賞を終えて帰ってきた帯も、
喜んで、キラキラと光り輝いていそうです。

ちなみに、園遊会に着物を着て行けば、
入場無料ですので、来年行ってみては?

目の保養にもなりますよ!

少し遅い速報?でした。


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2007年11月 5日

いよいよ、登場!!

以前、少し紹介していました、

『南蛮七宝の着物』

です。

唐長 南蛮七宝 男物 白生地

覚えている方もおられると思います。   これです↓
http://senpukuya5.seesaa.net/article/62052234.html


その男物です。


やっとこさ、上がってきました…


ちなみに、

男物なので、通常の着尺の幅よりも広いです


そのため、これを織る時は、少々手を加えます。

経糸を増し、幅を広くすればいい!

というものではありません。


本来、1の幅のモノを、1.1や1.15にすれば、

その分、柄が伸びます(横長に見える)。


ホンのたまーに、そっちの方が良かった、

ということもありますが、稀に稀です。


ということで、筬の巾を広げたりと様々な手を加えて、

織り上がってきた織物です。

『南蛮七宝着物・男物 by 仙福屋』

です。


まずは、自分用に染めます。

羽織か?着物か?両方か?

ちょっと楽しみです!


数本上がってきましたが、

第一弾、織り上げ分は、

完売になっています。
(皆さん値段も聞かずに、大丈夫なのでしょうか…???)

随時、女性物も含めて、

少しずつではありますが、織り上げていきます。


この南蛮七宝は大事にしていきたい柄です。

また、情報をアップしていきますね!

2007年11月 4日

頭の中で

となみコーナー.jpg

少しの間、東京にいますが、

写真が『となみ織物』のブースです。


今日で東京は、終了ですが、

このまま全国を数か所、回ります。
(スペースによっては、この2~3倍になることもあります。)


新作も向かって右辺りに固まっています。
(冬号のパネルも右の方にあります…)


見てもらいたいのは、帯以外にもあります。

それは、左の大きい

『となみ帯』です。


よーく見ると、実は地紋が

『となみ帯×となみ帯×となみ帯×となみ帯×となみ帯…』

となっています。


本当は帯で織りたかったのですが、

時間的にどうしても難しく(完璧に無理でした)、

プリンタで出しましたが、どこにいても目立つので、

気に入っています。


『となみ帯×となみ帯×となみ帯×となみ帯×となみ帯…』

『という裏地はどう?』

というと自分の中で、呟いていましたが、

やはり主張すぎかな?と思っています。


男物(角帯)だったら、どこの人か一目でわかるので、

男性スタッフ全員、着用もいいかなあ~

ともおもっています。


でも、やはり主張しすぎかな?

頭の中は、こんな考えでいっぱいです。

2007年11月 4日

久々の東京です。

今日は東京滞在です。

ここでは書きたいけど、書かない方がいいなあ…。

と思うことでいっぱいの一日でした。


他にも、この日記を読んでいる方とお会いしたり、

たまたま電話をもらったり、と普段と少し違うことがありました。


会う人会う人に、『読んでるよ!』とか、

『食べ物のネタが減りましたね~』

などなどを伺うと、、

『明日もがんばろっ!』という気になります。


そういえば思い返すと…

『モノづくり頑張ってますね!』

という意見はもらえなかったような気が…


明日の夜に帰りますが、

一日が充実して過ごせるように、

楽しみにしています。


仕事が終わってから、

スタッフみんなでご飯を食べに行き、

久々に楽しい一日でした。
(ちょっと誤解されそうな書き方ですね…。)

京都へ帰ると、再びモノづくりブログになると思いますよ!

男物の着物で、白生地が上がって来るはずですし。


それでは、おやすみなさい!

2007年11月 2日

移動中に今日は…

今日は、東京から移動をしました。

電車に乗って、約1時間とちょっと。


いつもは、日記を書いてみたり(!!!)、

本を読むのですが、今日は、

ボーっとした時間が欲しかったので、

PCにDVDを入れて、映画を見ていました。


それは…

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[タイトル] 老人と海/ヘミングウェイ・ポートレイト [出演] [レーベル] IMAGICA [監督] アレクサンドル・ペトルフ [種類] DVD

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です。


もう何回見たかわからない、というほど

見ていますが、

いつ見ても、この繊細な海の色に圧倒されます。


映画が流れている30分にも満たない時間が、

ほんの一瞬でした。


本当は、大きい画面がお勧めですが、

一度、色や絵にある方は、見て下さい。


今日中に日記が書けて良かったです。

それでは、おやすみなさい!

2007年11月 1日

デビュー!!

若冲襦袢.jpg


着たいなぁと、

着たいの我慢しつつ、

ワクワクしたまま、いよいよデビューします。
(以前も書きましたよね!?)


『若冲の襦袢』

やっぱり、新しいものはドキドキします。


今は、東京にいますが、

明日は急きょ変更で、茨城に行きますので、

襦袢は茨城デビューです。。。


そして、明日は東京にまた戻ってきます!!

久し振りに来ると、都会ですね~。