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神坂雪佳



明治、大正、昭和、それぞれの時代を代表する近代琳派の巨匠、神坂雪佳。
彼の作品は、躍動感溢れる表現で、見るものの心に直接訴えかける迫力を持っています。繊細とも大胆とも表現しがたいその作風は、エルメスの季刊情報誌『ル・モンド・エルメス』の表紙を飾ったことに代表されるように、地域、時代を選ばず、広く人々の心を惹きつけてやまない「不変美」と呼ぶにふさわしいでしょう。
そんな彼の作品が持つ、周囲の目を引く力強さをも、精巧な製織技術で細部に至るまで忠実に再現しました。お太鼓に映える大きめの柄はその存在感を際立たせ、さらに強く周囲の目を惹きつけてやまないでしょう。
【神坂雪佳】
1866  1月12日神坂吉重の長男として京都に生まれる
1881  鈴木瑞彦に師事し四条派の画法を学ぶ。
1890  岸光景に師事。琳派の研究を始める。
1901  英国・グラスゴー博覧会の視察及び欧州各国の工芸図案取調のため渡欧する。
1903   第五回内国勧業博覧会審査官となる。遊陶園設立。「響天響地図屏風」を制作する。
1909  美術工芸の研究会・佳美会を創立。(後に佳都美会となる)
1910  京都美術協会より美術功労者として表彰される。
1913  光悦会を設立。
1914  サンフランシスコ万国博覧会の鑑査官となる。
1914  青蓮院・叢華殿の襖絵を制作する。
1919  皇后陛下、美工へ御啓、御前揮豪をする。
1921  フランス・サロン日仏美術交換会の京都工芸鑑査特別委員となる。
1926  フランスよりオフィシエー・カンボージュ勲四等章を受ける。
1933  伏見宮家に「四季草花図」屏風二双を制作する。
1936  京都市美術館評議員となる。
1937  フランスよりオフィシエー・カンボージュ勲三等章を受ける。伏見宮新邸の食堂装飾図案を制作。
1940  高野山金剛峰寺に下賜の陛下直筆「額」の表装外箱装飾図案を制作する。
1942  一月四日没





【狗 児】
仔犬を描いたこの作品は、木版画として製作されたもの。
エルメスの季刊情報誌『ル・モンド・エルメス38号』の巻頭特集に掲載された作品の一つです。



【磯馴松(そなれまつ)】
海辺の風に傾いた磯馴松(そなれまつ)を描いた作品です。
エルメスの季刊情報誌『ル・モンド・エルメス38号』の巻頭特集に掲載された作品の一つ。


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