遥かむかし、かのマルコ・ポーロが著書の「東方見聞録」の中で日本を「黄金の国・ジパング」と称しましたが、その「黄金」とは「蒔絵」のことであったと聞いたことがあります。
華麗にして繊細、優美な蒔絵を施された漆芸品の数々は、その格調の高さと相俟って、
異国からの訪問者の目を釘付けにし、捕らえて離さなかったのではないでしょうか。
私自身、「日本」はもとより「漆・漆器」「〜に漆を塗る」ということまで
「ジャパン」と言われることに日本人と漆芸の神秘的なまでの深い関わり方を感じ、心ときめかされずにはいられません。
この度、能衣装なども手掛けられ、緻密な織と意匠で定評を博しておられます、
となみ織物さまが私の作品をモチーフに帯のブランドを作り上げられました。
物づくりとして、また和の衣装を愛するものとして、大変嬉しく思っております。
どうか末永くご愛着くださいますようお願い申し上げます。華やかに、格調高く。
「漆芸の国」金沢が生んだ蒔絵美の継承者、市島桜魚のしなやかな感性が絹上に煌く。
優美・繊細な加賀蒔絵の美。現代加賀の名工として知られる市島桜魚。
女性ならではの感性が煌く意匠をモチーフに展開。
西陣帯の傑作が、また新たなかたちとなって登場しました。
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